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スポーツランプ装着! [G-AXIS]

思い起こせば、11日にドラムシューと同時に購入して以来、一週間の放置プレー。まぁ、忙しかったのもあるんだけども、ここまで遅れた原因は取りつけるパーツが揃わなかった事にある。

ランプ自体は、専用ステー&10mmのボルトが付属しており、これを汎用ミラーホルダー10mm用(22mmのハンドルにクランプするアレ)を流用して取りつける予定だったのだが。

10mmのボルトが…ホルダーに入らない。

あれ。10mmじゃなかったのか?と、ホームセンターにて10mmのステンボルトを購入してきたものの、これも入らない…ええ?ミラーホルダーの10mmってネジ部分の内径じゃないの…?

じゃあ、どのボルトなら合うのか、と手持ちで持っていたボルト全てで試してみたところ数十本の内、2本だけ適合するボルトがある。通常の8mmではスカスカで、通常の10mmでは数回転で噛んで止まってしまう…にも関わらず、この2本だけはキチンと収まるのだ。

このボルトは何か?、と通常の10mm/8mmのステンボルトと並べてみたところ、どう見ても通常の10mmに見える。ひょっとしてインチなのか?と調べてみても違う様子…なんだこれ?

正解は、細目(10mm1.25ピッチ)のボルト。

通常のボルトは10mm1.5ピッチ、或いは8mm1.25ピッチで作られている。ただ極稀に10mmの太さで8mmのピッチとなる、10mm(細目)というボルトがあり、バイクのミラーと言うのはこの規格を使用しているものと知る。

ちなみに通常規格の10mm(1.5ピッチ)を並目、10mm(1.25ピッチ)を細めと言う。

こうして、ボルトのピッチ違いを乗り越え、なんとか装着に至る。

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□スポーツランプ装着図。

思った以上にすっきりとまとまる。ステーの方向や角度で取り付け位置が調整出来るため、今後はもう少し位置決めに時間を費やしても良いかもしれない。但し、それまでライトを止めていた、ライト兼メーターステーの存在が微妙な為、メーターもハンドルにオフセットしよう。

ちなみに、このPIAA製スポーツライトは35W、直前までつけていたKIJIMA製ウェーブヘッドライトは55W/60W。やや暗くなってしまうが、元々の純正は35W/35Wなので、光量的にはノーマルと同等と考えて良い。消費電力Up=点火性能Downとなるアクシスでは、この方が良いかもしれない。

ただし、このライトは前述の標記からも分かる通り、Low/Highの切替の無いただのスポットランプ。仕方が無いので、光軸を高めに取る事により、Low/Highの中間地点を照らす事とする。基本的には前照灯が無くても走行可能な街中しか存在しない通勤コースの為、大事なのは他者から認識される事なのだから。

とは言え、すれ違う車輛はまだしも、僕に後ろを走行される車は眩しいだろうし、停車時に後ろで待たれた場合は眩しくて仕方が無いだろう。…とは言え、基本的に先頭を走る癖があり、信号停止時等は停止線まで出てくる癖がある為、そんな車輛はほとんど存在しないのだが。

それでも、何らかの対策は必要だよなぁ…と思っていたのだが、考えてみれば基本的にLowしかないランプの為、High側は配線していない(カバーで潰してある)。じゃあ、このLow/High切替のスイッチを倒せば…案の定、消灯する。問題はこれで解決、と。
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簡単れびゅー? [G-AXIS]

またしても、師匠のおかげで大幅にチューニングが進んだ、のりしお。加えて、その前々日辺りにタイアを新品に換えていた事もあり、どこまでがどの評価なのか微妙ながら、生まれ変わったのりしおの乗り味などを簡単にれびゅーしてみたいと思う…が、まず、このれびゅーに際しての変更点を下記に記しておく。

□変更点

【油脂系】
 BS製HOOPS 前110/70/12 後120/70/12
【排気系】
 リアライズ製ショットガンを装着。
【吸気系】
 MJをNormal78番より82.5番へ上げる。
【駆動系】
 カメレオンファクトリー製駆動部(プーリー/シーブ/トルクカム)+Daytona製強化ベルト
 セッティングは、7g×3+6g×3で21g+18gで39gとなる。

…これだけやってしまえば、どれがどれの味なのか微妙に分からなくなってしまったのもあるが、乗り味自体は大分変化する。当たり前の話だが。…だが、一度に変更したわけではなく、一つ一つ順を追って試しているので、その順に従ってれびゅーしたいと思う。

【油脂系】
 BS製HOOPS 前110/70/12 後120/70/12

いきなりなのだが、これは正当な評価が下せないと思う。なぜならば、比較対象がどうしても前タイアとなるわけだが、そのタイアが消費しつくされたセンタースリック(要するに真ん中だけ磨り減った)なタイアな為、全く同じ対を新品で履いたとしても、感想が全く違う物になる可能性がある…と言う前置きで。

最初に感じたのはやはり、グリップがある、という確かなイメージ。そして、ハンドリングが重くなったような感触。これもグリップが増した事による物なのだが、それ以上にこのタイアの特性な気がする。以前にD-TRACKERでも味わったこの味は、BSのバイアスタイアに稀に存在するタイプのようだ。

バンクした時の感触は、ラインがかっちりとハマるイメージ。

流石にバンク中にラインを取り直すような、現代スポーツタイプ独特の自由さは無いが、一度、ラインに乗せてしまえばそこから外れない安心感がある。但し、スロットルを空けてもなかなか車体が起き上がらない感触は、言い換えれば安定感なのだが切り返しが非常に重い。Rの大きいコーナーでは攻め易いが、タイトなS字では切り返しの遅さが致命的なタイムロスを生むと思われる。

気が付けば、スポーツタイアのインプレになっているが、他に書き様が無いのでこれで。

【排気系】
 リアライズ製ショットガンを装着。

まず、排気のみ…チャンバー交換のみで試走してみる。まず発進時にモタツキを覚え、一定の領域から急にフケ上げるような感触があるのだが、そこからももっさりと加速する。加えて全域でトルク感を消失し、なるほど…4stでも稀にある物凄い高回転型の直管に近い物がある。排気抵抗の少なさからトルクが消え、チャンバーの特性で一定の回転までまともに走らない、と言うワケか。

【吸気系】
 MJをNormal78番より82.5番へ上げる。

リアライズ製ショットガンを装着した状態で、キャブのセッティングを決める。MJ82.5番とMJ85番が最終候補に残る。どちらも全域に薄いながらもトルクを残し、ショットガンの排気音が増した辺りからパワーが発生している官職がある…が最高速は伸びず。なのでここは単純に「切れ」と言うか、感覚的に気持ちが良い82.5番を選択する。85番の方が安全マージンは大きいのだが、ここは好みの問題と割り切る。

【駆動系】
 カメレオンファクトリー製駆動部(プーリー/シーブ/トルクカム)+Daytona製強化ベルト
 セッティングは、7g×3+6g×3で21g+18gで39gとなる。

リアライズ製ショットガンを装着した状態でMJを82.5番まで上げ、カメファク製駆動部(プーリー/シーブ/トルクカム)+Daytona製強化ベルト(セッティング7g×3+6g×3)。トルク感&加速感が及第点へと達し、ノーマルプーリーではどうしようもなかった加速中に発生する40km/hの谷を解消。加えて僅かながらも、加速感も増す。

□総評

ユーロチャンバーの弱点である、低速域でのパワーダウンは逃れられない物の、そのほか全域でのトルクアップ&パワーアップを体感出来る。問題はこういった方向性での性能アップ(部分的にはダウン、総合は微妙)を認められるか否かだが、ボクの私見としてはアリだと思う。

信号待ちで素早く出たいのなら下は無いもの(スロットルワイヤの遊び)と思えば良いし、実際には軽くブレーキレバーを握り、パワーバンド寸前で待っていれば良いのだし。何よりここから!と分かり易く体感出来るピーキーなイメージは掴み易く面白い物だと思う。

数mでのStop&Goは厳しい物の、ある程度の速度が乗ってしまえば、そこから先のコントロールはそんなに難しい物ではない。大型二輪の教習を受けていれば分かるが、「馬力を発生させた状態で制動及び駆動でコントロール」を行えば良いだけなのだ。つまりスロットルは常に開けてパワーバンドから大きく外さず、それをブレーキで調整しておけば、いつでも気持ちの良い領域で走れるのだから。

…と書いていて思ったのだが、「スロットルを開けている時は安定するし楽しい!」但し、「スロットル開度が低く気持ちが乗らない時は疲れるだけ」と言うのは、趣味の塊であるZX-10Rと同じではないだろうか。チューニングやカスタムと言うのは個人の好みであり、少なからず自分の嗜好に近い部分で固め易いのは分かるのだが…なぜに、汎用かつ通勤仕様を目指すグランドアクシスまで、こんな方向に…?

…と考えた時点で、自分が思ったよりこの車体を気に入っているのだと言う事に気が付く。通勤仕様と割り切れず、そこに自分の好みが介在してしまうのは、車体への思い入れが強いからに他ならない。そういえば、ZOOMERの時は名づけもしなかったし、ここまで趣味に寄せて弄る事も無かったなぁ…と気付いた時点でアウト。

ここから先は、リスクを背負って趣味の領域へと入る事になるだろう。


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ユーロチャンバー装着!【後編】 [G-AXIS]

気がつけば時刻は20時過ぎ。外は真っ暗。師匠のお子様より「お腹空いた~」とのお声が(後で聞いた話だが、今日は師匠がご飯を作る予定だったとか…すみませぬ)。もうこんな時間か。

とりあえず、MJは決まったし駆動系は師匠が組んでおいてくれたし、急ぎ外装を…と組み上げて片付けて、上着とカッパを着て、今日の作業のお礼を言って…E/gをかけようとしたところ、キュルキュルキュル…。

キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル…。

あれ。MJの変更後、一度E/gをかけているから燃料が行って無いって事は無いハズ。えええええ。なんだこれ。ここまで来てコレかよー!…と思っていたら、「プラグ入ってる?」との師匠の言。やー、さっきMJの前にプラグを入れて、そのままですよ~…。

…入って無かった。正確にはプラグコードがカブって無かった。そういえば、どこかのwebでアクシスはプラグコードが外れやすいって話を見たような気がするなぁ…。

まず軽めのトラブルをこなし、「これも経験だよ!」と苦笑する師匠に再びお礼を述べて、帰路につく。「大きな道に出るまでは静かにね~」…師匠、ユーロで静かに(パワーバンド入る前の静かなトコ)走ると低速過ぎて暴走族みたいっス。犬に吠えられたっス。

さて、ユーロを組んでからの初めての実走(テスト走行除く)、ユーロにしては小さめのMJを組んでいる事もあり、E/gと駆動系の音を確認しながらゆっくり流したり、全開にしてみたり…うん、大丈夫かな。師匠が言うようなチリチリ音はしてないと…思う。

ただ、ちょっとヒュルヒュル言うような気はするけど…これはE/gじゃなくて駆動系だと思うし…と思っていたら、突然のパワーダウン。見る見る失速していき、ストン、とE/gが停止。以降はスターターを回すもキュキュキュ…とせるもーたが回る音だけ。

町田駅側の街道にて、メット脱いで立ち尽くす。やっち…まったのか…?咄嗟に帰りをどうするかを考えだし、次いで焼き付いていた場合の事も考えだす。2stはやっぱり怖いなぁ、これで駄目なら降りようかなぁ。でもまだ、オーバーサイズに手を出してないし…焼きついたなら、良いタイミングかも知れないし…。

…と考え始めた辺りで、さきほどのトラブルを思い出す。待てよ、セルモーターが回って、かからないって事は単純に考えた場合、焼付き云々じゃなてくまずは点火だよな。そして今さっき、点火はどうなってた…と確認すると、案の定、プラグキャップが外れている。

オイルタンクの入口より手を入れて、外れていたキャップを手探りで差が見つけ…再び装着する。そしてスターターを押すと…かかる!なんだよこれ~…と思いながら走りだして数km、再びの失速。ああはいはい、と再びプラグキャップを嵌める。すっかり慣れてきた。

それ以降、プラグキャップが外れる事はなく順調に246へ合流。意識がプラグキャップから離れ、再び開けてみた閉じてみたりでユーロチャンバーの様子を確認。ただし、オイルタンクの入口は鍵を開け放った状態で、信号待ちの度にプラグキャップの確認はしていたが。

その甲斐あってか、特にトラブルもなく順調に走り続け、元石川の立体交差を過ぎた当たりを通過。少しずつ雨を降り始めており、夜の246を走り続けるにはちょっと怖くなってきた。これは溝口辺りで一度町中に降りて、第三京浜の下から多摩川沿いを帰るか…と考え始めたところ。

ウィィィ………ウィィィィン!

一際大きなE/g音を上げて、完全に失速。これは明らかにプラグの時と違う!今度こそ、焼きついたか!…と思ったが、この感触には覚えがある。とりあえず、真夜中の246で停車する訳にもいかず、何とか路肩まで押して歩く…なんでまた、わざわざ上り坂でこうなるかな!
路肩へ押し込んで、スターターを回す。これが焼き付いてたら、さらに悪化する可能性もあるのだが、多分、これは違うと感覚で分かる。案の定、E/gは軽快にかかり綺麗に吹け上がる。但し、タイアは回っていない…やっぱり駆動系、か。

2stではなく4st、しかもスクーターではなく大型のバイクだが、過去に似たような経験があったのだ。その時は、クラッチが滑ったの原因で、一定以上の回転数まで回すとレーシング(空吹かし)となってしまい、ウォン!と急激に軽く回転が上がる(空転だから当然)。

バイクで言えば、動力を駆動(ギア)へ伝える部分が滑っており、動力が伝えられずに空転している状況。となれば、スクーターのその部分を担うのは…そう、ベルト。ベルトが切れたのだろう、と言う推測が成り立つ。

幸か不幸か、今日は諸々の作業を行って居た為、クランクケースを開ける程度の工具は持っている。クランクケースカバーを外し、クランクケースを開けて…やっぱり。黒く千切れた幾つかの物体と、外側に反り返ったベルトが落ちてきた。

この時点で21時に近く、こんな時間にバイク屋がやっているワケもない。また、都合良くアクシスのベルトが置いてあるとも思えない…。申し訳ないとは思いつつも、他に頼れる手段も思い付かず、師匠に連絡してみる…ベルトを持ってきてくれるとのお言葉。

小雨が降り始めていた為、近くにあったローソンに避難。30分ほど経過した後、師匠が車で来て下さる。仮止めしていたクランクケースを速攻で開け場所を譲ると、レーシングメカの様な手早さでDaytonaのベルトを装着。「これで速くなったりしてな」等と笑いながら、風のように去っていく師匠。

奥様不在の為、小さなお子様を家に残したまま飛んで来て下さった師匠に、もはや感謝の言葉もなく、どう恩を返して良いのか分からず。借りを作りっ放し。とりあえず、ベルトは新品を買って返さねば。あ、フィルタとプラグも。…文字通りの「物質的な借り」も山盛り状態じゃないか。

今週は激務で時間が(休暇も)取れない為、来週のどこかで改めてお礼(そして借りていたモノの返却)に伺わねば…!

そしてこれが、帰ってきて確認した記念のベルト。

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ユーロチャンバー装着!【前編】 [G-AXIS]

10Rの全国mtgは諦めたもの、仕事が終わった後の時間まで無駄にする事は無い。
…ってことで、本日も、4VPマイスターこと、のりさんのお宅にお邪魔する。

結果から言えば、大成功!なのだが、今回の作業は波乱に告ぐ波乱で、帰宅途中にまで涙がチョチョ切れる事態が発生した為、前編―後編に分けてお送りしたい。前編は装着編であり、後編は…トラブル編であった事を前置きしておこう。

ちなみに変更点は。

駆動系:プーリー、シーブ、トルクカム(何れもカメレオンファクトリー製)
     強化ベルト(Daytona但し一時的)
吸気系:MJ変更(Normal:78番→82.5番)
排気系:ショットガン ユーロチャンバー(リアライズ) 錆落し&自家塗装仕様
点火系:NGK8番(ノーマルはNGK7番)

結果、絵的にはこんな感じに。

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□ショットガン装着画像

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□ショットガン撮影

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□いつものアングル

□チャンバーの交換。

これは、KN企画のスポーツマフラーを外す事から…って、グランドアクシスってスタッドボルト無いの?ただのボルトなの?スタッドボルトの無いE/gって初めて見た。これが原付ゆえなのか台湾クオリティなのかは謎。ただ、明白なのは、このKNマフラーの整備製の悪さ。

ボルトに対しラチェットの入る隙間も無い構造ってナニ。これでは普通のレンチしか使えないではないか…と嘆きながら10mmのレンチを根気良く回して外す。そして錆落とし&自家塗装(マットブラック)を行った、ショットガンチャンバーを装着。…後で思えば、これが最も簡単で順調さ作業だったなぁ。

□MJ交換

まず、外装を全て(フロント以外…リア・サイド)バラした後、シート下のカウルも外す。そしてフレームからシートとボックスを外す。この時点でキャブが現れる事を確認し、シートボックスに床下を切除、いつでもキャブが見れる状態に加工する…っていうか、師匠が加工してくれた。カウルをはずして以降、ただの観客となるボク。

そして、遂にキャブがお目見えに。まず、オートチョークのコネクタを外し、負圧のパイプを外し、燃料パイプを外す。そしてキャブ上部のスロットルワイヤーと一体化した部分を外し、オイルポンプから繋がるパイプを外す。これでキャブ自体がフリーとなる為、後はE/g側マニとエアクリを外して、キャブが完全にフリーとなる。

その状態でまず、MJ90番を装着。うん、僅かに下がもっさりするもトルク感があるが上も吹ける。MJ95番を装着。これはもっさりし過ぎているというか、全域で重ったるく加速が鈍い…上に発進時にもたつく感がある。これは濃過ぎなのかな…と85番を装置着。うんこれはなかなか…。

…といった辺りで、直キャブ状態だった為、エアクリボックスを装着。でMJ90番に戻し、発進…あれ、発進しない…というか、ゴボゴボ言いつつ発進…ストール。濃過ぎる、のか?MJ85番に戻すも改善せず。そんなに九期抵抗があるものなのか…と思いつつ、MJ82.5番を装着…濃過ぎて走らない。

おおお?ノーマルが78番手で82.5番手で濃すぎて走らないって可笑しくないか?ユーロチャンバーなら、もっと番手が上がるんじゃないのか…?と思っていたところ、師匠が「エアクリ外してみ?」とのお言葉をいただき、外して走行してみる…ガボついてストール下がコレは…「分かった!」と師匠の声。

師匠より「中を確認してごらん」とのお言葉を頂き、エアクリーナーボックスを外してフィルターを確認。外してみると出てきたのは…フィルターと呼ぶにはおこがましい、真っ黒く変色して目詰まりした上、劣化して割れてきているフィルターだった何か。これじゃあまともに空気を吸い込めて無いわ…。

ボクの拙い(しかも4st)知識に寄れば、キャブのセッティングは、排気側は固定であり、点火/吸気は新品に近い状態(出来ればオイルも新品で)で、それに併せてキャブのセッティングを合わせるのが基本となる。そんな基本も見落としていたとは…!

結局、師匠よりBW'sのあまり使用していないフィルターを借りる事となり、セッティングは最終的にMJ85番かMJ82.5 番…となる。ユーロにより高回転まで回りやすくなった為、安全マージンとしては濃い方が安心。但し、試走した時は82.5番が一番気持ちが良かった為、やや怖い気もしたがMJ82.5番とする。

しかし、後でこのセッティングが不安を呼ぶ敗因となる事を、この時の僕はまだ知らない。

□駆動系

これは…なんと言うか。僕がキャブを弄ってる間、背後でサクッと師匠が変更されていたようで、気が付けばバラバラ…WRの重量を測定…セッティング、と作業されていた為、後になって聞いた情報。ノーマル11g×6を7g×3+6g×3との事。キャブセッティングの後半はこのセッティングを基にしていたのだが、変速タイミングはこれで良いと思う。ただ、もう少し軽め(6gで統一か、6g×3+5g×3)もありなのではないとも思ったりした。

これで、排気の変更、吸気の変更、駆動の変更が完了して…外はもう真っ暗に。時計を見ると20時近く、普通のご家庭には非常に迷惑な時間に…ああ、師匠のお子さんが「ごはんだよ~」と。急ぎ工具をまとめ、外装を取り付け、師匠にお礼を告げて、師匠宅を後に…しようとした辺りで、トラブルが勃発。
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SPEED STAR 訪問! [G-AXIS]

今日は無理矢理に終業時間で逃げ出し、世田谷にあるバイクタイア専門店SPEED STARを訪問。もちろん、のりしおのタイア交換である。…が、到着してみて頼んだSCOOTLINE SX01が届いていないとのトラブルが発生。しかも、届いてない事に侘びの一つも無く、社長らしき人物が「BSのHOOPでも良いかな。」…ってそれオカシクネ?

あれ、一昨日からメールのやり取りをしていて「木曜日に入荷」って書いてあったよね。そしてボクからは「もし、入荷が遅れるようなら、リスケするのでご連絡を」って送ってたよね?その時の返事は無かったけども。そして今日、昼頃に「商品は到着していますか?19時頃伺う予定です」ってメールしたよね。またまた、返事は無かったけども。

しかも、侘びが無い上に、代替商品の金額すら教えないってなに。じゃあそれは幾らになるの?って聞いたら、ちょっと調べて200円ほど安くなります、って先にそれを言おうよ。頼んだ商品は届いてない、代替はそれより高いつったら訴えられるよホントに。その後は、今日は止める?とか聞くし。そんなに暇じゃないんだけどなぁボク。

アタマに来たのと、実際のトコ、そんなにタイアの銘柄に拘りがあったワケでもないので、HOOPで良い事にする。まぁ、10Rのタイアじゃないし、走ればいいやってのもあったし。そして実はこのアクシスにはネックになる部分があり、余分な工賃がかかるハズだから、そこでゴネたろうって思ったのもある。

ちなみに、この直後に確認した工賃は¥4,000程度。
ふっふ。確かに交換工賃としては安い方だけども。
でもね、これ以上は払わないッスヨ?

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□問題の部分。

そう、このKNの微妙かつ低性能なマフラーは、非常に装着効率が悪い上に、タイア交換の際に物凄く邪魔になるのだ…ああ、やっぱりマフラーを外し始めたか。そうだろうなぁ、どんなにタイア交換に慣れてても、クリアランスが無いってのは、クリティカルな問題だからなぁ。

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□お店のお兄ちゃんが後輪、社長らしき人物が前輪を交換の模様。

…とボンヤリと作業を見つめつつ、あ、そうだリアのブレーキシュー!と気が付いて作業を依頼。パーツは予め用意してあった物を渡し、作業を依頼する。あれ、工賃を確認して無いけど良いのかなぁ。事前に告げてない金額は支払いの義務が発生しないよ~?…とは言え、流石にこの工賃まで踏み倒すのは人としてアレか。

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□Daytona製の青いブレーキシューが装着。

…と、この辺りでお店のお兄ちゃんが話しかけてきた。いわく、バルブは交換した方が良い、いわく、窒素を充填した方が良い、との話。バルブはまぁ納得が行ったので作業を依頼。窒素充填は通勤用のアシには要らないだろうと判断し、その旨を伝える。…そして作業が終了。全ての作業を含めて30分程度。流石はプロかつタイアの専門店の面目躍如と言うところか。

そして、山場であるお会計…全込みで¥14,500…あれ、随分安くない?交換したバルブ込みの値段だよね、これ。しかも、今回のタイアのお詫びに窒素充填はタダ?つーか、マフラー脱着の工賃は元々取らないの?なんだ、随分と良心的な店じゃないか。顧客対応は今一つだが、それ以上にサービスは大切にすると言う事か。

まぁ、逆のお店…顧客対応だけは良いが技術とサービスはイマイチなお店…某バイクライ○Mとは正反対というワケだ。そう考えればどう見たってコチラのお店の方が良いわけで…あれ、会計していたら目の前にSPEED STARのステッカーが。しかもこれ結構、格好良い…え、いいの?タダでくれるの?

次回も、この店で交換する事に決定!

…と言うのも今回の事だけではなく、10Rでのタイア交換を相談したところ、前回の交換時、量販店の最も安い価格の時を見計らい、少しだけ高めの地元のお店で交換した時と比べ、このお店の方が¥20,000以上、安いのだ。それだけ違えば、のりしおのタイアを交換しておつりが来る。その上、タイア交換のプロフェッショナル。となれば、次回はこのお店に行くに決まっている。

ちなみに、今回、ボクはメッツラーのM3を量販店のほぼ最安値で購入した訳だが、このお店ではDUNLOPのクオリファイアⅡなら、タイア代+交換工賃+バルブ交換(部品+工賃)+タイア廃棄代を全て含めてなお、量販店のタイアの最安値(タイアのみの価格)という。なんだそのクレイジーな価格設定。

良いお店を見つけた。

難点はちょっと遠い事だが、それでもウチから50km圏内であり、そんな事は気にならないほどの差がある。これからタイア交換は全てこのお店にお願いする事にしよう…と思いながら、地元の量販店へ。先日購入したライトを取り付ける為のミラーホルダー、ショットガンの錆び落とし材、ステッカーを購入してみる。

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□ちまちまとおっ買い物♪

ちなみに、今日の昼休みと空き時間を利用して、メタルマリーシャのステッカーの貼り付けと、KN企画のブルーコーティングされたタッピングネジを装着していたりもする。ちなみにこのネジ、ステン素材で4mm10本で¥500と言う、見た時はボッてるなぁと思った商品だったが、装着してみたら値段以上の視覚効果に驚いたりもした。

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□て事で、ライコランドで撮影。

画像の背景となっているお兄ちゃん?おっさん?全く知らない赤の他人。車体を少しずらして、フレームアウトしたにも関わらず、ファインダー内からどかない鬱陶しさが満載の野郎の為、肖像権はサクッと無視して画像を撮影してみたりした。

あ、考えたらタイアの廃棄代も払ってない。アレもタダ…って、どんだけタダで作業してんのこの店。良いお店ながら余りにもコスト無視な気がして心配になってくる。コストは度外視しないで良いから、ある程度の安さで良いから、長い間、営業してくれるのが最も嬉しいのだが。ちなみに、ここがお店のURL(http://speedstar.jp/)である。

タッピングネジの詳細な画像や、タイア交換後のインプレ等はまた明日の日記にでも。
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忙殺。 [G-AXIS]

週末の10R全国mtgを目指し、トラブル続きの業務の対応に忙殺されている。ここ数日、23時前に会社を出ていない気がするのは気のせいだろうか。せめてもの急速にと昼休みを睡眠に充てているのだが、回復している気がしない。

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そんな状況の為、チマチマと買い込んだまま未装着となっているパーツの数々。ステッカーやらライトやらクラッチスプリングやら…。本日は注文していたタイアが届くため、終業時間と共にダッシュでSPEEDSTARへ向う為、終わった後にでも装着する事としよう。

あ、ライトはミラーホルダーが無いと固定出来ないから、買って来なくっちゃ…。

そんな状況の中、数日前より到着していたシートカウル(そこだけ社外カウルが販売されていなかった)だけは装着した。まぁ、プラスのタッピングネジ2本を外して嵌めるだけだし、業務時間中にひっそりと…。

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…うーん、気にしなければ…或いは遠目から見れば…暗い所で見れば…と言うレベルで色が違う。社外カウルの方が僅かに明るいのだ。年式を誤ったのか、同じパールホワイトのハズなのだが。


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4VPマイスター再び。 [G-AXIS]

昨夜の日記を見て下さった、心の師匠4VPマイスターのりさんより、「カメのプーリー、シーブ、トルクカムあるよ。」とのお話をいただき、仕事帰りにまたお邪魔させていただく。もちろん、お目当てはカメの駆動系。ここを固めてしまえば、ユーロへの道は大きく前進するのだ…!

…という状況のはずだったのだが。
気が付けば、我が家に転がるこんなパーツ。

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□リアライズ ショットガンチャンバー(チョイ錆)

つまり、カメの駆動系+ショットガンチャンバー(チョイ錆)をお譲りいただいてしまった。しかも格安で。さらに「工賃込みでよいよw」との素敵なお言葉まで。そのお言葉に甘え、来週末にまたお邪魔させていただく事にもなっている。その際にはキャブのセッティングも行う予定…お世話になり過ぎ感満載。もう、師匠宅に足を向けて眠れない。

格安でお譲りいただいたパーツ郡もそうなのだが、作業していただいている工賃(一応、工具持参でボクも作業しているのだが、師匠に比べると丁稚レベル)が、実際にお店に出したらかなりの金額になると思われる。まぁ、この辺りはお金で解決出来るのだが、最も重要かつプライスレスなのが知識。

プライベーターと呼ばれる特定車種に強いチューナー。まさにBW'sとグランドアクシスのプライベーターでありマイスターたられる師匠。お話いただく内容の一つ一つに重みがあり、その理屈、言葉に信頼が置ける。これだけは、どれだけ腕が良くても「汎用性」が無いと成り立たない、バイク屋さんとは大きく違う。

師匠のおかげで、本来であれば大きく前進!…のハズが気が付けば、もうすぐゴール!と言う状況。本当にもう感謝の言葉も無く、師匠宅に足を向けては眠れない為、今日から北枕も辞さない覚悟。とりあえず、来週末に向けてチャンバーの錆び落としと錆び防止用の耐熱塗装をせねば!…でも今夜以降、来週の月曜日まで予定がビッシリなんだよなぁ…というこの状況をなんとかしたい。
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目指せユーロチャンバー! [G-AXIS]

タイアはSPEEDSTARへと問合せ/発注した結果、何とか今週中にはカタがつきそうな気配。これで一応、「レストア」が必要な部分は完了。…となると、これ以上はノーマルへの戻し作業ではなく、ノーマルにプラスしていく作業となる。

…考えてみれば、バーハンドル化はレストアではなくプラスアルファの作業だったような気もするが、アレはハンドル自体のヤレに対策だったと言う事にする。もちろん、異論は認めない。必要最低限、と言う意味で同語なのだから。

そして修復を除き、今までで一番気になっていたパーツ…すなわちチャンバーの交換に着手したいと思う。正直、今のこのモッサリとした外見は見る度にイラッと来ていたのだ。曲線の無い太さは、鈍重以外の何物でもない。

もちろん、ユーロチャンバーを予定。いかにも2stと言うこの形状には、密かな憧れがあったのだ。ユーロで有名どころと言うとリアライズ、Zero、カメレオンファクトリー辺り…かな。

そして、ユーロは必ず駆動系のセッティングが必要(モノによってはキャブも)となる為、駆動部のアフターパーツも豊富なカメファクに決定。加えてマイミクさんがカメファクに問い合わせた際の貴重な証言もあったりするのも、重要なポイント。

□以下、マイミクさんより頂いた貴重な情報(駆動系変更の順番)

1.プーリーキットとシーブとベルトのセット交換。
2.トルクカムの交換。
3.チャンバー交換。(WRリセッティング)

上記に従って、パーツとそのお値段を確認してみる。

プーリー(P212)\10,290

P212.jpg[1].jpg

シーブ(PS212)\,5040

ps012[1].jpg


トルクカム(TQ201)\8,000

yamaha-kam[1].jpg

強化Vベルト\5,050

ここまでで、¥28,330。

ふむー。駆動系だけで、3諭吉近く行くのか。加えてこの金額にはお店に任せた場合の工賃を含んでいない。工賃を含んで考えた場合、軽く3.5諭吉は飛んでいく可能性が高い。素敵過ぎる。

レーシングxxユーロチャンバー\35,000

eu203[1].jpg


そして、ユーロチャンバーを加えて、合計\63,330。…オカシイ。ボクが欲しいのは「レベルが一つ上の駆動系」ではなく、ユーロチャンバーのその形状が欲しいのだ。気分的には外装パーツと言っても過言ではない。なのに6.5諭吉。何かが間違っている。

確かに、お店の人が言うとおり、上記の手順で変えていくのが正解なのだろう。正しいステップアップなのだろう。それは分かる。

だが、僕はステップアップがしたいのではなく、ユーロチャンバーの外見が欲しいのであり、結果、パワーダウン(乗り難く)しないだけで十分なのだ。少なくとも今の時点では。

だったら、ユーロを装着する事によるデメリットが消せれば、その為のチューンをすれば良いのではないか?

その為にはまず、高回転で変速する必要がある為、WRを軽いものに変えてやればいい。変速タイミングを上に上げた事で、発進加速が減ってしまうのであれば、クラッチスプリングを変えてやればいい。あれ、これはプーリーキットに同梱されている物で良いのかな。

詰まるところ、ユーロチャンバーを装着し、プーリーキットを装着してWRとクラッチスプリングの変更を、と言う程度でもよいのでは無いだろうか。ここはまだゴールではなく、スタートでしか無いのだから。なんて書いてて、焼きついたらどうしよう、と言う懸念もあるのだが。
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スポーツランプ? [G-AXIS]

最近、仕事にプライベートにと中々にトラブルの多い昨今。
スケジュールの調整もままならず、週末のZX-10R全国mtgも危うい昨今…。

て事で、ストレス発散にお買い物してまいりました!

DSC02818.JPG

□Daytona製 リアドラムブレーキシュー。

タイア専門店「SPEED STAR」に発注を掛け、木曜日には到着とのことなのでタイア交換と併せて、ブレーキシューを交換すべく、入手してまいりました。…まぁ、ゲージで見るとまだ半分くらい残ってるんだけども、恐らくは硬化してると思われるし、良い機会だから変えてしまえば精神的にも良いし。

…って、別にコレはストレス発散でもなんでもないな。

じゃあこっちは、ってのも変だけども、PIAA製のスポーツランプを購入!

DSC02820.JPG

□PIAA製 002S スポーツランプ

先日のハンドル交換より、みょ~に出っ張りが気になっていたKIJIMAのWAVEライト。どうすっかなー。やっぱカウルに埋め込みかな。でもなー…と悩んでいたところに天啓!そして検索!なので量販店で購入!ッて事で、衝動買いしてみたヘッド?ライト。12V35Wだから、それなりに明るいとは思うんだけどなぁ…どうだろう。

これをマウンテンバイクのようにハンドルにマウントして、WAVEライトは一時お休みとする予定。問題はこのライトの光量がどの程度あるんだろう、って事なんだけども。都内を走る分には街頭があるし、対向車に視認されればそれで充分かなぁ…と思って購入したのだが。こればっかりは試してみないと分からない。

ちなみにこのライト、完全にスポット様な為、ヘッドライトのようにLOW/HIGHの切り替えも無い。視認効果を上げたければ、光軸を上げておけ、と言う事か。そして気になる固定方法は…ステーがU字方で下方向にM8っぽい…いやこれは、M10かなと言うボルト。車体ではなくハンドルに…ミラーステー等を流用して固定する事になりそうだ。


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タイア交換…選択肢の少なさに驚愕。 [G-AXIS]

友人より車体を引き取った頃より、ツルッツルのボーズタイアを吐き続けてはや1か月…いや2か月は経過したか。リアタイアがちょっと滑るな…程度で、実走行時に問題を感じなかった為、気になっていた外装を先に変えて行ったのだが、それも一段落した。

じゃあそろそろ、タイアも変えておこう。外装のヤレと同じくらい恥ずかしいレベルに達しているし。…と思って幾つかのタイアメーカーを検索したところ、まぁ、のりしおの足に適応したサイズが無い事にビックリ。

DUNLOP SCOOTLINE SX01
BS HOOP(BSB03/B02)
METZELER …X
PILLERI …X
IRC …X

リアの120/70サイズはあるのだが、フロントとなる110/70ってサイズを作っているのはBSかDUNLOPの2択のみ。つまり前後同サイズに対応しているのは国内2メーカーのみと。許容リム幅って意味では、履けない事は無いんだけども…。

フロントはそこまでする理由が無いし、リアは見た目に太くなる代わりにプロファイルが尖がってしまうから、より偏った摩耗+ローライフと言う意味の無い状況を生んでしまう、と。見た目重視も良いのだけども、どちらかと言うと趣味のバイクではなく、実用性を重視する通勤仕様なワケで。

無難に、SCOOTLINE SX01に落ち着きそうな予感。
以前から気になっていた、SPEED STARでも行ってみようかな。

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こんなにも晴れた空の下で。 [G-AXIS]

先日のズーマーの件があったから…という訳でもなく、単純に安かったのでハンドルを交換してみる。

DSC02783.JPG

□PLOT製 FanaticLOWハンドル¥4,200

前回のバーハンドル化した時には、付属のハンドルがとても使えたものではなく、とりあえず手近にあった汎用ハンドルをと装着していたのだが、これはハンドルポストより高さがある為に直進時には良いのだが、やっぱり曲がる時には乗り辛かったのだ。

また、外装(カウル)をパールホワイトに変更した事により、指し色としてメタリック感のある青か赤を入れようと考えていた為、そのテストも含めてブルーのハンドルを装着してみた。…が思った以上に低い。デザイン的には低い方が映えるのだが、これはちょっとやり過ぎだったか…?と思わないでもない。

DSC02791.JPG

□前から。

DSC02793.JPG

□後から。

う~ん、ハンドルポストからちょっとだけ上がってる程度…あまりにも、今までのハンドルと高さが違い過ぎる。これは大幅に乗り味が違ってしまうのではないか…と試しに跨ってみると、ハンドルを全開で切るとハンドルを握る手が膝にぶつかってしまう事が発覚。うーんこりゃ、低過ぎたかな。

そして意外な問題が。上記の画像から…は分かり難いかもしれないが、ノーマル時に比べてマウント位置が低くなり過ぎている為、ブレーキマスターのバンジョーボルトの位置が下を向き過ぎて、ブレーキホースが「~」の形状になってしまっている。逃げの大きいノーマルホースとは言え、これはちょっと問題かもしれない。

また、ハンドル位置が高い時には気にならなかったのだが、KIJIMAのウェーブヘッドライトがかなり高い位置にマウントされている事が分かる。これは改めて、マウント位置を考え直さなければならないかもしれない。エアダクトはありがちに過ぎるし、せっかく面白い形状をしているのに隠れちゃうんだよなぁ。

まぁ、色々と課題はあるものの、ハンドルが低くマウント出来たのは素直に格好良くなったと思う。

DSC02796.JPG

□前から

DSC02799.JPG
□後から

特に後からのビューが良い。ハンドルを低くマウントした事により、フロント全体のボリュームが減少したかのように見え、アクシス独特のデカ尻がより目立つ方向になっている。加えてフェンダーレス化によりリアのスッキリ感も増しており、なんと言うかまぁ、また惚れ直したって言う事でよろしいか。

ハンドル交換自体は簡単だし、長距離の時は上げたり、気分で低くしたりするのも悪くないし、ね。
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Singin' in the Rain [G-AXIS]

連休最終日だと言うのに、この雨はなに…?

ヤフ天では今日の午後より晴れ間が…となっていたので、昼過ぎに起きだしてみたところ、昨日と変わらずの曇天…というか、明らかにこの雲はまた降り出すとしか思えない。のりしおのカウル交換後、まともに画像も撮れてないのに…!と、起き抜けに身支度を整えて飛び出した。

…瞬間、ポツリと頬に当たる冷たい感触。

本当なら、シラタマとあわせて撮りたかったんだけどなぁ…と思うも、この雨の中にわざわざ、ソリッドホワイトの大型バイクを出してくる気が起きない。しかものりしおとの同時撮影の為だけにってのはなぁ…。仕方が無いのでのりしおだけ近所まで押して歩いて撮影。

DSC02711.JPG

□フロントビュー。

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□ややリアビュー。

うん、いい。外装を交換して以降、実はゆっくりと眺めるヒマすら無かったのだ。どこかへ向けて走っているか、或いは雨が降っているか…。まぁ、この時も雨が降っていたのだが、こうして画像にしてしまえば、部屋の中でも鑑賞できる。やっぱり、白はいい…「パール」塗装はあまり好きではないのだが、この車体であればそれもありな気がする。

そして師匠(勝手に呼んでいる)宅にて譲っていただいたDaytona製と思わしきグラブバー。

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□グラブバー。

うん、白い車体だと鍍金のシルバーが映える。これがシルバーの車体なら地味だし、ブラックやブルー等の濃い色だったら地味に見えて居たことだろう。これはパールホワイトだからこそ映える特権なのだ!…と思いながら見ていたのだが、銀→黒→白、と言う変化を経てきたのりしおのせいか、妙に車体が大きくなったようにも見える。10Rを黒→白に換えたときほどの驚きではないが、やはり白は膨張色なんだなと実感する。

…で、その時の画像を眺めていて気が付いたのだが、譲ってもらったこのグラブバーは本当にDaytona製品なのだろうか?まぁ、メーカに拘るわけでなし、キレイに鍍金がかかっていて、アクセサリー件実用品として機能してくれるのであれば、それがどこの製品でも構わないのだが…ちなみに、下の画像がその疑問となる点。

DSC02731.JPG


アクシスは、ウィングやキャリー?やグラブバーを3点で止めるのだが、8mmボルト×2本+10mmボルト×1本と言う基本構成は、車体(フレーム)側の作りの為、全て同一の規格となる。その10mmを使用している部分の構造が微妙に違うのだ。…が、グラブバー両端の留め部分に関しては同様に見える。

こうなると気になるのは、メーカー云々よりも両端を止める部分となる。Daytonaであればメーカ純正の物を使用すれば良いのだが、これがそうでない(メーカ不明)場合、どうしたものか…と悩んでいるのだが、今回のカウル交換に際し、外装固定用のボルトも化粧ボルトに変える予定である。そのついでに探してみるのも、悪くない…というか、楽しそうなのでそれもまたありだろう。

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4VPスペシャリスト。 [G-AXIS]

本日…といっても、もう昨日だが。

一日中、雨が降ったり止んだりを繰り返す中、ミクシィにて知り合った「のりさん」のお宅を訪問させていただいた。

本日のお目当ては、Daytona製と思わしきグラブバー(外装を変えてよりウィングが付けられず、グラブバーが必須に)…と言うのもあったのだが、それ以上にアクシス…4VP系というか、2stスクーターに詳しい人に教えて頂きたい事が山盛り。何しろ、「のりしお」は初めての2stでスクーター初心者のボクである。

結果から言えば、のりさんの知識は深く説明は物凄く分かり易く、また実際のパーツを使って説明していただき、ボクはここに至ってようやくスクーターと言うものの、駆動系を理屈として理解できた。実感として「分かる」と言う「説明」はどのバイク屋でもしてくれなかったのだ。

まぁ、なまじっか15年以上のバイク暦があるせいで、却ってギアと言う概念の無い「無段変速」や、ベルトドライブによる変速時の構造等、実際のパーツをバラしてみても、どうにも理解が出来なかった…と言うか、実感し難くかったのだが、災いしていた部分もあるのかもしれないが…。

ちなみに、僕なりに理解した内容は、ギア⇔駆動部となる部分、バイクならばFスプロケとRスプロケが為す2つの円(そしてレシオを決定付ける部分)、スクーターで言えばプーリーとクラッチ部分がその2つの円となり、E/gからの出力を、特殊な構造により変動するレシオに寄って駆動へと伝わる。

のりさんは、そのシステムが遠心力を利用した特殊な構造であり、前後の円が交互に大きさを変えながら(ベルトの長さが代わらない以上、当たり前の話なのだが)、その変化によってレシオを構成し、故に変速しながらも無段になるのだ、と、ボクに教えてくれた。こんなに分かり易い話はない。

…うん?文字に直すと微妙だが、頭の中では理解出来たので良しとしよう。

その後は、現状での問題点や車体の状況を確認し、その一つ一つを教えて頂く。

例えば、のりしおを借り出した頃よりの不満点、「ブレーキレバーの握り込み量の多さ」は、ブレーキレバーの形状(同マスターながらBW'sと大きく違う)かと思っていたのだが、なんとエアを噛んでいたと言うオチだったり。(確か、僕が借り出す数日前に、バイク屋でフルードとパッドを交換しているハズなのだが)。

じゃあ、駆動系を見てみようか、とケースを割っていただき…いただこうとしたら、転倒暦の結果と思われるキックレバーの問題(スプライン無いどころじゃない)が発覚したり、バラしてみたら内部がオイル塗れで酷い事になっていたり、クラッチがスムーズに動かずにほぼ固着していた事が分かったり…。

特に駆動部は細かな問題点が多く存在し、その中でもクラッチは動きが渋過ぎるやら交換部品が外れないやら…終いにはバラしてみたら「JOG用」と言う刻印を見つけてもう笑うしかなかったり…でもそのまま使用という訳にも行かず、結局、のりさんが手持ちで保存していたクラッチを付けて頂いたり、と。

結果、「現状がアレだったから、今日のこのメンテだけでも、結構、変わってるのが体感出来ると思うよ」とのお話どおり、駆動部のロスが消えたレスポンスの良さは、まるでフルOHしたかのようなフリクションの無さ。

雨の中の帰宅だった(加えて前後がツルッツルなタイア)為、その恩恵を全て活かし切れていたとは言えないまでも、トラクションが切れない…と言うか、落ち込みが少なく直ぐにトラクションが戻る、つまり駆動系のロスが極端に軽減されている状況にビックリ。これは発進時はもちろん、スロットルレスポンスの向上、特にパーシャルからの再加速が飛び抜けて感じられる…!

…のだが。

良く考えたら、最初にグラブバー(定価¥8,000程度)を\3,000で譲っていただいてより、作業工賃はおろかパーツ代(クラッチ部分)すらお支払いしていない(しかも細かな消耗品まで貰ってる)と言う状況に気が付いた…のは、のりしおのレスポンス向上に浮かれたのが終わった頃…落ち着いた頃だった。

考えてみれば今日が初対面で、作業中にバイク談義はしていたものの、のりさんは殆ど、ボクのバイクを治していただけだったんだよなぁ…無償でパーツを提供して…消耗品の交換なんかもしつつ。この借りは何かで返さねば…!とりあえずは、夏までに幾つかのツーの予定があるので、おみやげでもお送りせねば。



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絶賛、ホワイトニング。 [G-AXIS]

のりしおに、UVカットを施す。

…と言うのは、冗談として。先日、注文しておいた社外製カウルが到着。早速、組みつけてみよう…と考えるも、カウルを剥いでは弄繰り回していた記憶の中、妙にカウルの中が汚れていた事を思い出す。黄砂?と思ってしまうような、まっ黄色なカウル内部。

DSC02643.JPG

こんなんとか…。

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…こんなんとか。

きーちゃーなーいー!
…という事で、外装を引っぺがして洗車!

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よっし、キレイに…と言うことで、しばらくの乾燥時間を置いた後、カウルを嵌め込んでゆく…う~ん、流石は海外製…つうか分かり易く中国製。塗装はまぁ目を瞑るとして、全体的なクオリティが低いなぁ…つうか、力技で曲げないとネジ穴が合わないカウルってどうなのよ…!

…と憤っていたら、それどころではない部分を発見。

DSC02651.JPG

なんつうかね、ネジ穴を止める部分が無い。無くなっている部分を確認すると…うん、折れた跡があるなぁ。そしてサイドカバーが入っていた袋を振ってみると、出てくるのは折れたパーツ…と。梱包を開け、取り付けようとした時点で、これなのか。まぁ、これはクレームを付けて交換して貰えば良いか。

…ってことで、無事にホワイトニング化が完成!

DSC02658.JPG

アングルがちょっと微妙かなぁ。

まぁ、そんな事よりも問題なのがここ↓

DSC02693.JPG

なぜか社外カウルにはこのパーツが含まれず、また、作成されている様子も無い…為、ここだけは純正のパーツがそのままに…黒いまま。幸運にも純正でパールホワイトがあるので注文…こんなに小さなパーツで¥2,000チョイ。たっけぇ。詐欺臭ぇ。社外のこのサイドカバー、この面積(大きさ)で¥2,800しかしないってのに。

とりあえず、馴染みのお店から発注を掛けた物の、世の中はGW真っ最中。発注から到着まで…と考えると、来週の火曜日位が到着予定になるのか。それまではこの、お尻の下だけ真っ黒と言う微妙な仕様。早く届くといいなぁ…というか、純正のパールホワイトと社外のパールホワイトが少しでも近いことを祈る。まぁ、ここだけなら黒ってのもありなんだけどね。

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ひさびさの更新。 [G-AXIS]

数日前より風邪を引いてしまい、殆ど寝ていただけの週末。

おかげで溜め込んでいたパーツ(社外フロントカウル/フロントフェンダー、クリアテールランプカバー)もそのままだった為、なんとか調子の良い時間を見計らって取り付けを実行。

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□フロントビュー

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□リアビュー

うん、思い切ってリアのウィングを取り払ってみたのだが、これはこれで悪くない。流線型なフォルムでウィング無しでもまとまって見えるのがグランドアクシスの良いところ。これがアドVやシグナスではこうは行かないだろう。…まぁ、このお尻周りの軽快さはテールランプがクリアになったおかげもあるのかもしれないが。

そして、懸念していた社外カウル(MADMAX製)も思ったより悪くない。まぁパールにも関わらずハッキリと分かる塗り斑(ソリッドよりも誤魔化しが効きやすい)、ビスの位置が微妙に合わない某○オシマのプラモデルの様なクオリティだが、購入時の値段を考えれば相応以上…とは言えないまでも及第点。

それなりのクオリティを求めるのであれば、それなりのコストを払うのは当然の事。下に乗せた10RのソリッドホワイトはFactoryKondoと言うお店に依頼したのだが、そのコストはグランドアクシスの新車1台分を越える。その分、素人目にもその美しさとレベルの違いが感じ取れる。

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□納車時、お店の前で撮影。

しかし、現時点での「のりしお」に求めるのはこのレベルではない。レストアベースとは言わないまでも、相応にボロボロな状況からの折り返し、まずはこの社外カウルのレベルからやり直してみる。と言う事で、サイドバー&リアボディ部分を発注。とりあえず、外装に関しては全体にそのレベルにまで戻してから、改めて考え直す予定。
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バーハンドル化 [G-AXIS]

先日の日記より数日。

KIJIMAの「グランドアクシス バーハンドル化キット」を購入。楽天のポイント等を利用した結果、¥30,000を切る価格となったので購入してみた。商品内容としては、KIJIMA社が汎用/専用に発売されている幾つかの商品を組み合わせ、さも専用に見える様に販売している商品。

面倒なので実際の詳細は省き、パーツ(担当)毎にまとめて掲載する。

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まず、バーハンドルの要となるハンドルクランプ&ハンドルポスト。これはYAMAHA22.5Φの汎用品となるハンドルポストに、JADEやBALIUS等の250cc用のハンドルクランプをセットしたもので、アルミ削り出しの質感は値段相応か、思った以上に高い。少なくともビーノ辺りの流用とは、チタンボルトと鉄ネジ位の差がある。

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今回の汎用ハンドル用に、G-GRIPのグリップを用意。耐震ジェル等を装備…というか、今までのハンドル変更時に最も実績(ボクの中でだが)のあるグリップを選択。ハンドル自体はキットの物はそのまま廃棄し、D-TRACKEREに使用していたHardyの汎用バーを使用。

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汎用のスピードメーターが付属する。これは燃料系が無くなる事から、ODOとは別にカウント用のネジとメータが付属する。白基盤に黒文字は好みではない上、メータ用の照明が酷く暗い物を使用しているので、一時的なパーツになると思われる。ぶっちゃければ変えたいパーツ。

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SR時には良く見かけていたが、実際に自分が使用することになるとは…というベーツライト。ボクの中ではアメリカンやべスパ等に見られる汎用パーツだったのだが、KIJMA社ではこれを汎用とするらしい。センス的には非常に微妙であり、これもまた「新しいライト」が見付かるまでの一時的な仮ライトになりそうである。

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そして、これが「バーハン化」後のアクシスの画像。デザイン的にも「スクーターらしさ」が減少し…ただし、一部でジョーカーだのTodayだの言われたが…、乗り心地も思った以上に良くなっている。しばらくこの状況で走りこんでみて、どうなるのか…楽しみである。
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声が、聴こえる。 [G-AXIS]

友人から預かった「それ」に乗り始めて数日。

それまで乗っていたZOOMERの代わりに、と通勤に乗り出してみたのだが、これが思いの他、乗り易く…当初、懸念していた2stへの嫌悪感(4stのみ乗り続けたボクの違和感もあったと思う)が少なく、僅か数日の間に気に入り始めていたのには、自分でもビックリした。

まず、思った以上に乗り味がボクの感覚にしっくりと来る。4stと違い、回せねば進まない上にパワーバンドに入った途端に加速すると言う2st独特のピーキーさ。これが高回転E/gが大好きで、発進加速等スポーツタイプなら捨てて当たり前と断言するボクの感性にとっては、デメリットに写らない。

なにしろ、メインマシンのZX-10Rですら、同様の性格を持っており、それを選ぶボクなのだ。
(更に付け加えるのなら、それを助長する方向にカスタムもしている)

―バイクはな、スロットルを閉じたら、曲がる事すら出来ないんだよ―

かつて、ボクにバイクを教えてくれた―今はいない先輩の言葉を思い出す。

―常にスロットルを開けろ。コーナーに入る時でさえ、パワーバンドの入り口にいられるように。なぁに、速度を維持しつつパワーを出し続ける為に、リアブレーキなんてものがついてるのさ―

コーナーにイン、フルバンク中、センタースタンドを擦りながらもスロットルはパーシャルまで落とさない。「ここ」から加速する!と言うギリギリのラインまでスロットルを開け、リアブレーキで速度を落としつつクリッピングを見つけた瞬間にフルスロットル!既にスリップサインを出していたタイアは簡単に流れ出す…!

…が、サイドに残っていた溝がグリップを回復させ、ハイサイドを誘うように車体がブレる…押え込む!瞬間、背筋を駆け上る快感と背中をじっとりと濡らす汗。震える手。硬く張り詰めた肩…ははっ…ははははっ…面白い!面白いよコレ!!…メットの下、我知らず、下唇を嘗め回す舌の感触にほくそ笑む。


「彼」が呟いた。ボクにだけ聞こえる声で。

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出会い。 [G-AXIS]

旧友との再会を喜び、現状について語り合うのはバイク乗りだけではない。

―が、真っ先にバイクの話が出るからこそのバイク乗りなのかも知れない。

知り合ってから軽く5年以上が経過し、結婚に第一子誕生にと話が及ぶも、再びバイク話に行き着くのは根底となるのはやはり同好の氏たる互いの根幹。彼は今でもSRに乗っており(弄り過ぎてもう、SRと呼べるバイクには見えないが)、通勤用にスクーターを購入…いや、買い換えたばかりだと言う。

かく言うボクは、大型免許を取得、幾多のバイクを乗り換え乗り潰し、リッターSSと呼ばれるジャンルでも最も特異な―ZX-10Rの初期型に乗っていた。そして彼と同様に通勤用にスクーターを持っており、このZOOMERと言うスクーターについて、そのセッティングと汎用性について話をした事が始まりだったと思う。

通勤用のスクーターについて話し合い、彼が新しい相棒を購入した事、それがYAMAHAのシグナスと呼ばれる4st125ccであり、その前に乗っていた相棒がYAMAHAのグランドアクシスと言う2st100ccで、今はもうその役目を終えて、ガレージに眠っている事…程度の筈だった。

…が、気が付けば、ボクの元には新しい…そして、3台目の相棒がやって来ることになる。
彼の「まぁ、乗ってみてよ」と言う一言で。

そして、「それ」が…「彼」が我が家にやってきた。

28710252_3254732565[1].jpg


最初期型と思われる、YAMAHAグランドアクシス100のシルバー。見るからに鈍重でいかにもなスクーターな形状。スタイルとしてはボクが嫌う要素を満載し、加えて「乗り換え」を考慮されるまで疲れ果てた車体…消耗品は言うに及ばず、外装のヤレに汚れに傷に…とてもではないが、「お試し」以上の感覚を持てなかったのが正直な所である。



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プロローグ [G-AXIS]

「それ」と出会ったのは、偶然だったのか運命だったのか―

2002年頃、ボクはSR400と言うバイクに乗っていた。

1978年に生まれ、小さな改良を繰り返しながら生産され続けて来た、単気筒400ccE/gのオンロードマシン。当時の価格とは言え、込み込みの乗り出し価格で40万と言う400ccのバイクとしては、かなりの安価。加えて、素材がシンプルな故に様々なカスタムが花開いていた。

少し旧いバイク乗りの方ならば、「カフェレーサー」と言う単語をご存知だろう。いわゆるロッカーズとも似て非なるレーシーなカスタム。端的に言ってしまえば、低いセパレートハンドルに、高く後に設置されたバックステップ。昔のレーサーを模したスタイル。ボクが乗っていたSRもそうだった。

そんなSRに乗り続けて数年。SRのおかげで、色々な人々に出会い、色々な人と別れた。そんな中にA君と言う友人が居る。彼とはそれなりに親しい付き合いがあったにも関わらず、僕がSRを降りた事により徐々に疎遠となり、気が付けば連絡先も無くしてしまった…そんな友人だった。

そして、2009年初頭。A君が結婚し、ボクの地元に居を構えているとの話を聞いた。それまでも、数回程度は顔を合わせていたものの、昔ほどの親密さは無くそれもまた仕方が無い事。跨るバイクが違えば、それは生き様…主張が違う、と言う事なのだから。…が、数年来の懐かしさから旧交を深めた事から物語は紡がれる。

そう、旧来の友人A君、彼を介してボクは「それ」と出会ったのだ―
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