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【イナドメ】ネオクラシックを求めて?【ウィンカー移設ステー】 [整備・作業]

イナドメのウィンカー移設ステー(半艶黒)6,440円…の中古を3,000円で落札。

旧車デザイン的にウィンカー位置が前方に寄り過ぎている…と感じたから落札したのだが、中々作業をするタイミングが無く、はや数か月の放置ぶり(多分9月購入)。

1月下旬としては妙に暖かい日、今日を逃してはまた数か月…と思い、作業を開始する。

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□純正ウィンカーポジション

純正の設置位置を確認。旧車…70年代国産車と比べ、ウィンカーの設置がかなり前である。これはグラブバーへ付ける事が前提の旧車とフレーム固定の現代車の違いだろう。

Wは純正でグラブバーが存在せず、フレーム後端への設置の為にこの位置と思われる。

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□リアフェンダーダウン&グラブバー固定解除

ステーを確認するに、取付用と思わしき穴が三つ…フレームの形状と合わせて考えると、グラブバーと共締め、フレーム固定、ウィンカー取付の三つと思われる。

その為、まずはシートを外してリアフェンダーの固定も外し、フレーム内側からグラブバーを固定するボルトを引き抜いておく。これが取付の事前準備。

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□ウィンカー取外し

車体側の準備が済んだら、移設ステーへと取付ける為にフレームからウィンカーを取り外す。左右及びアースが分かる様、カラーのゴムテを巻いて気別する。

しかし、耐震ゴムを挟んでの固定となるのだが、ゴムの劣化が酷いなあ。

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□イナドメ ウィンカー移設ステー

半艶と言うより艶消し、細かな傷と端には少しだけ錆が浮いているが中古故なので致し方無し…それでもこのアルミ板に7,000円払うよりは、中古でも半額の方が良いしな。

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□プレート取付(グラブバー共締め)

フレームの形状とステーの形状を考えるに、取付方法はこれ以外に無いだろう…穴位置で微調整は可能な様だが。まずは、フレーム裏側からグラブバーと共締めする。

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□ボルト変更

付属のボルトは建材ですか、と聞きたくなるほど無骨な六角頭のボルト…黒いフレームにこれは無いと思われる為、他の場所と同様にステンのデザインボルトへ変更する。

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□プレート取付(フレーム固定)

上記のボルトを使用し、元はウィンカーの位置にてフレームとプレートを固定する。これでグラブバー共締め、フレームへの固定と2か所の固定が完了する。

ちなみに後に位置調整と反対側の取付がある為、本締めはせずに軽い仮止めに留める。

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□ウィンカー取付

先程取付けたウィンカー移設のステー、その先にウィンカーを取り付けてみる。取付穴が円形の為、左右及び背後から視認し、向きを確定…ここは本締めして完成。

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□変更後位置確認

変更前/変更後が分かり易い画像を…と、既に取り外したウィンカーを戻してみる。移動距離は数㎝と小さいものの、比べてみるとかなりイメージが異なるのが分かる。

実質的には数cmの差なのだが、視覚的には意外と大きいよな。

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□配線作成

放置し続けた理由の一つが、ウィンカー配線の延長が必用なのでは…との思いから伸び伸びとなっていたのだが、無事に取り付け作業完了。…と思いきや。

微妙に左ウィンカーのアース線だけが足りず…結局、延長配線の作成作業となる。

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□完成

全ての配線の接続、イグニッションをONにしてウィンカーの動作確認も問題無し…と言う事で、取り付け作業が完了。意外に手間と言うか面倒ではあった、な。

グラブバーと共締めになる為にフレームからバーを浮かす必要があり、実はサスの固定ナットまで緩めての作業になっていたりする。

しかもグラブバーはこのステーを挟み込む様には設計されていない為、かなり無理矢理スペースを開ける必要があり、これが意外と力作業で大変だったり。

その成果は上から見ると分かり易い…デザインボルトが元のウィンカー位置である。

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□車輌全景

これでようやく適正位置への設置が完了…と言えば良いのかな。

正直なところ、車両全体でみると数cmの移動はイマイチ分かり難い上、ウィンカーを移設せねば…と考えてから半年近く経過した為に、あまり達成感も無かったりする。

思いの外、面倒な作業を繰り返したのでその達成感はあるのだが。

ただ、ウィンカーが後方にズレた分だけ、タナックスのサイドバッグも後方にズラせる訳で。今までウィンカーへ接触していた部分が無くなるのは、気分的にも良いかな。

原付熱再燃!『YAMAHA VOX』 アソビバコ? [VOX(SA52J)]

さて、ちと重いネタを更新したので今日からは方向転換をして、ライトなネタを。

原付熱、再燃する。以前より現在の居住環境では…と考えてはいた(ネタにもした)のだが、電車通勤となってよりさらに必要性の高まりを感じる。

部屋まで帰宅せず、マンション駐輪場より、スーツのまま、その場でE/gを掛けて、買い物に出掛けられる…それがどんなに行動範囲を広げてくれるのか。

最寄駅からの帰り道、スーパーも本屋も無い今の家では非常に頼りになる存在になる。

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□HONDA BITE(メーカHPより)

ちなみに、以前より考えていた『バイト』は無し。最終型でも2006年と10年以上前のモデル且つ微妙に不人気な車種で生産数が少ない為、程度の良い中古が非常に少ない。

原付は走行が9,999㎞を越えるとメータが一回りしてしまい、ODOが0㎞に戻るのでメータも宛てにならんしなあ…と考えると中古で買う気は起きないしな。

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□VOX 2010 ダークグリーニッシュグレーソリッド1

そして白羽の矢が立ったのが、ヤマハのVOX。

独特なカウル形状やファットタイア等の独特なスタイリング(お○るぽいが)。50ccスクーターには珍しいバーハンドル、そしてミリタリーなこのカラー。

大きく弄る予定は無いのだが、ハンドルの変更が可能=ポジション変更が可能なのはありがたい。ポジションは大事である。ご近所専用のアシだったとしても、だ。

そして、大好きなこのミリタリーなモスグリーンなカラーである。

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□現行

が、メーカHPを確認したところ、現行はこのカラーのみ。

黒単色に白&青のライン入り、10円玉カラーの4種類。えええ。モスグリーンは無いのかよ、と調べたところ『2010 ダークグリーニッシュグレーソリッド1』と知る。

考えて見れば、モスグリーンのズーマーだって通年モデルでは無かった気がする。

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□ベース(ブラックメタリックX)

ややVOXから心が離れる…が、所詮はスクーターのカウルなんて安価なABS樹脂である。MT-07の時に考えたのと同様、カラーパーツのみを入れ替えてしまえば良いのだ。

しかも、ヤマハは部品検索から事前に価格帯等の調査も可能なのである。

てな訳でベースはこのブラックメタリックXに決定。2010モデルとは微妙にカウル外のカラーが異なる為、モスグリーンのカウルながらに2010とは微妙に違うのも面白い。

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□フロント

まずは車体のフェイスとも言える、フロントカウルを確認してみる。VOXは裏側も同色となるので、この表側と裏側のカウルを選択して確認。

3B3-F3391-00-P パネルフロント 5,648
3B3-F3397-00-P パネルフロント2 3,586

うわ表ッ側高いなコレ。6,000円近いパーツだとは思わんかったな…併せて9,234円…うわ諭吉さんが出てゆく。車輛代+諭吉先生と考え、心が折れかける。

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□サイド&リア

フロントカウルの高さに心が折れかけるも、後はサイドとリアだけ…きっとそんなにしないだろうと言う希望的観測に従い、モスグリーン部分の部品を検索。

3B3-F1731-01-P カバーサイド3 4,190
3B3-F1721-01-P カバーサイド2 4,190
3B3-F1741-01-P カバーサイド4 2,516

合計で10,896円。おお、高…くもないか。サイドカウルは、形状は簡易ながらも大きさがある為に高価なものを想定したが、まあこの程度と言えばこの程度。

センターと言うかテール下のカウルも妥当。そういえば、Gアクシスで同じ様な部分(シートカウルセンター部分)も2,500円位だったなあ、と思い出す。

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□フェンダ

最後にフロントフェンダ…なのだが、ここは容易に想像が付くからなあ。シグやB、懐かしのアクシスも含めて大体は同じ…3,500円から高くて4,500円

3B3-F1511-01-P フェンダフロント 4,460

大体正解。ま、1000円も幅を持たしたのにギリギリの正解だが。

で、このパーツなんだが、お世辞にも格好良くないと言うか重ったるいと言うかモッサリしている為、ここだけはベースの黒のままで良いんじゃないかとも思ったりする。

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□合計

そんなワケで必要部材を洗い出したので、詳細と合計を下記に記載する。

・3B3-F3391-00-P パネルフロント 5,648
・3B3-F3397-00-P パネルフロント2 3,586
・3B3-F4711-00-9 カバーシングルシート 5,303
・3B3-F1731-01-P カバーサイド3 4,190
・3B3-F1721-01-P カバーサイド2 4,190
・3B3-F1741-01-P カバーサイド4 2,516
・3B3-F1511-01-P フェンダフロント 4,460

上記の合計で24,590円。フェンダーが無ければ20,130円。諭吉様が2人~2.5人。

ま、こんなものか。2010年モデルがあれば良いが、もう7年も前のモデルで新車は無いだろうし、それを敢てこのカラーでと無理を言えば仕方のない値段だろう。

確か、店頭価格で180,000円だったかな。フェンダー無しと考えて200,130円。それに整備手数料(16,200円)と販売証明書代(10,800円)を加えて、227,130円、か。

諭吉さん二人はカスタム費の様な物だが、それでも20諭吉さんである。

若い頃は原付なんて数万だったのにな…、なんて事を思いもしたのだが、親父様用にとズーマーを購入した時も似た様な金額(20人越え)だった事も思い出す。

ま、こんなもんかな。ビーノなら3万、ジョグなら6万はVOXより安いんだしね。

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