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UPSプーリー&クラッチ、純正駆動パーツ重量比較。 [VOX(SA52J)]

昨日は雨で、今日は午後から曇り。

…との予報を信じて、午後にバラし始めたら、速攻で雨ですよ。仕方が無いので、バラした駆動パーツを部屋に持ち込んで…重量計測&比較でもしてみようかな。

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□純正プーリー計測

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□UPSハイスピードプーリ計測

純正プーリーが185gなのに対し、ハイスピードプーリー:213g。…で、28gの増加。

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□純正ランププレート計測

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□UPSランプレ計測

純正ランプレートが94gなのに対し、ハイスピード用ランプレが92g。…で、2gの減少。

トータルで26gの増加、か。ローラーが-5g(純正比だと-10g)としても、押し出す対象の重量増加…はどう効くのだろう。 動き出す対象は軽く動かす対象自体は重く。

脳内イメージは、トルクカムの直溝とへの字…緩やかな動きはトルク感を生むのかな。

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□純正フェイス計測

ついでに純正フェイスも計測…比較対象が無いので、こちらもデータ程度だけどね。シグ系だと倍(鍛造フェイスなら115g)…でこの小さなフェイスが85gでこんなものか。

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□クラッチロックナット計測

そして本日のメインイベント!

クラッチロックナットのサイズ計測でございます…クラッチシューを交換する以上、このナットを外さないといかん…のだが、そんなサイズの工具は無いんだよなあ。

計測結果は39mm…webで調べてみた通りか。シグは46mm…で46mm⇔32mmのロックナットレンチを使用しているから、やっぱりこの為だけに工具が必要かあ…。

前にラフロで見たら、Daytona製が2,500円(税抜)だったなあ…。

正直、クラッチシューなんて滅多に交換しないし、シグ系の様に選択肢が無いから、一度、交換したらもう使用する予定が経たない工具…と考えると、高いよなあ。

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□プーリーボスワッシャ計測

ホントについで過ぎるボスワッシャの計測…うん、1mmだね。ついでにボスワッシャを追加してみても良いかな…0.5㎜程度でも落とし込めば、多少の変化はありそうだ。

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□39⇔32ロックナットレンチ購入

色々と悩んだが、結局は39mm⇔32mmのロックナットレンチを購入。

Daytona製は無駄に高い…と言うかコーケンに自社の名前を載せてお金をハネるので気に入らん。アストロで1,980円…溜めていたポイントで消費税分をカット。

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□ピッタリ

キチンとハマる事を確認する為、ナットに載せてみたら超ピッタリ。

カチッと音がしそうなハマり具合にビックリする。この画像、ナットに嵌めてるだけで、手でもっていないんだぜ…こんな鉄の塊なのに持つ必要が無い程のハマりぶりである。

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□純正クラッチ計測

早速、バラして重量を計測してみる…あれUPS公称?の608gより軽いな。

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□UPS軽量クラッチ計測

こちらはUPS公称の5g増し…結果的には、UPSの公称は誤差-3gと+5gで2gか。

純正クラッチが605gなのに対し、軽量クラッチが371g。…で、234gの減少か。これは非力な50㏄に対してはそれなりに効きそうな予感。クラスプ強化は嫌いだが軽量化はいい。

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□内容確認

で、バラしついでに純正のクラッチをじっくりと見るに…UPS製は純正の軽量加工版とはちと違う模様。スプリングが違い、シューの部分の材質と大きさが違う。

コレは単純な軽量クラッチ以上の性能を期待出来そう…組付け&試走が楽しみだ。

でも、クラッチの性能&性質を見るには、プーリーだけ変えて見て、変化の幅と質を見た後…にクラッチ交換が適正なのだが、それは面倒だしなあ…特にシューの交換は。

うん、面倒なのでまとめて交換してしまおう。
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スピード・ツールとしてのバイク、二夜目。 [おっさんバイク談義]

ちなみにおっさんが子供の頃、三ナイ運動が実施されていた。

確か、「免許を取らせない」「買わせない」「運転させない」だったか。学校(高校)に免許取得がバレ様ものなら停学&卒業まで免許預かりとか酷い時代だった。

学校はまだしも、生活圏内で保持すれば当然ながらバレる。親に。おっさんは高校からは小遣い等も貰わず、自分で稼いでいた為、バイクを購入・維持するのは厳しい。

労働は厳しいが自分が楽しみたいが為…なので頑張れる。が、流石に親にはバレる…大反対された母には内緒で、親父了承の元に購入したり。未だに親父には感謝だ。

ちなみに購入がバレぬ様、家の裏手に路駐…当時は都内でも駐禁なんて無かったのだ。

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□SUZUKI Bandit400V

当時、夏休みが明けると学年で2~3人は死んでいたのが当然だった。バイク事故で。

まあ、お頭のヨロシクナイ高校故でもあるのだろうが、年代的にも良くある話。『あいつがバイクで死んだのさ』なんて歌が流行る位には、珍しい話では無かったのだろう。

そして、自分の経験からも、バイクに乗る事自体は反対しない親父様がいたが。

流石に『街中を走る形状ではない』レプリカは認められず、それでいて走行性能を求めるコゾーの出した結論が、SUZUKIのBandit400Vというバイクだった。

…ま。見た目はネイキッドだが、E/gはGSX-R400で足回りも当時としてはレプリカクラス。なにしろ、マルチリンクのモノサスなのだ…SRやZephyer等とはコンセプトが違う。

加えて、高回転でカムのリフト量を変化させるという、ヴァリアブル(可変)・バルブ・システム搭載、12,500rpmで59psと言う中々に過激な仕様だったりする。

最初からセパハンの低い姿勢…後にブリッジ下に変えて、BEETのハイパーバンクでさらにレーシーに…まだ良かった頃の忠男を入れて3か月で盗まれたり…等と色々とあるが。

こうして、初めて所有したバイクも『スピード・ツール』だったりする。

免許取得後1か月で180km/hOverを幾度か試した中、パンダから逃げきれずに減点12点、罰金80,000円、180日免停となったのも今となっては良い思い出…でも無いなあ。

スーパーライセンスの時は、一度も踏ませなかったのに、なあ。

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