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WirusWin ファットボンバーカーボン、レヴュー。 [VOX(SA52J)]

色々諸々あって一部は諦めもあって…な、マフラーレビューでもしておこう。

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□ファットボンバーカーボン

今さらながらに紹介するのは、WirusWin製のファットボンバー。2016年以降(型式SA52J)のO2センサーに対応しない(センサーボス無)マフラーである。

お値段は30,000円(税別)とVOXのマフラーにしては中々に高価。同社の中でも20,000円が平均なのに対し頭一つ抜けたお値段でもある。

端的に言えば、お値段なり…のモノではあると思う。少なくとも純正マフラーよりは高性能である…と言えるのは、その重量だろう。たとえステンにカーボン巻きだとしても。

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□ローラー軽量化

全体的にもっさりとしていたVOXだが、ローラーの軽量化(0.5g)により加速がスムーズになっている。20km/h~40km/hでの加速感とレスポンスが向上された。

そして、10㎞/h~20km/hの加速と僅かながら全体的にレスポンスが向上している。

これはマフラー性能…と言うよりは前述の重量差に世軽量化によるものだろう。但し、4.5psしかないE/gにはその恩恵が非常に大きいモノとも言える。

端的に言って乗り易いのだ。ほぼマイナスは感じられない。

純正→社外の定番として、低速トルクが痩せて感じられるが、元々が体感出来ないレベルの細さの為、低速トルクや発進加速の低下は体感では分からない。

ちなみに、音量については下記の通りである。

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□純正マフラー音量計測

こちらは純正マフラーにて、近接排気音を測定したところ…iphoneの音量測定アプリなので、そこまで正確なものでは無いと思うが、比較対象として数値は有効だろう。

ちなみに騒音規制上は近接 84dBとされており、それを基準とするとやや大きめの数値が出ていると思われるが、測定環境も装置も専用の器具では無いのでこんなモノだろう。

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□ファットボンバーカーボン音量計測

こちらがファットボンバーでの計測結果である。

瞬間騒音が+5db、最大騒音で+3dbと言うところか。これはベースでやや音量が大きくなり、最大音量は大きな増加は無いように思える…ちなみに体感でも似た様なものか。

音質は少し籠る低い音で、カーボン程は低くないがステン剥き出し程高くは無い微妙な音質。言葉で表せば、トトトト、が、ボボボボボと言った感じに変化している。

【総評】

エキパイの径が太く変化した為に抜けが良くなりそれなりに回る。その割には低速でのトルク痩せも感じ難い…のだが、この部分も軽量化された恩恵がカバーしているのだろう。

デザインは好き嫌いがハッキリと分かれると思われるが、思い切りショート化した事による軽量化もあるのでそれも含めての評価としても良いのかもしれない。

2015年までのモデルであれば装着も簡単でO2センサーの問題も無い為、お値段相応のリターンは得られるものと思われる。…てなところだろうか。

ま、マフラーなんて基本的には好みかどうか、が全てだからなあ。
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