YAMAHA MT09 VS kawasaki W800 ランニングコスト(燃費)編 [次期相棒選定]
さて、本日はMT09とW800のランニングコストについて考える。
購入は出来ても維持が出来ない…では意味が無いし、2年後に車検を通して継続出来るのか、それとも乗り換えを考えねばならないのかは、ひとえにランニングコスト次第。
ここで述べるランニングコストとは、ガソリンの燃費、消耗品の高低などを算出して比較してみる事である…てことで、まずは基本となるE/gスペックのご紹介。
□E/gスペック MT09
水冷DOHC直列3気筒4バルブ
最高出力 81kW(110PS)/9,000r/min
最大トルク 88N・m(9.0kgf・m)/8,500r/min
□E/gスペック W800
空冷並列2気筒SOHC4バルブ
最高出力 35kW(48PS)/6,500rpm
最大トルク 62N・m(6.3kgf・m)/2,500rpm
Wの総排気量が773cm³、MT09が846cm³だから、その差、73cm³。加えて空冷並列2気筒SOHCと水冷DOHC直列3気筒とはいえ、すげぇ差だなあ。
で、何が言いたいのかと言えば、09が凄いとかWがショボいとかそう言った話では無く(設計理念が違うから当然)E/g性能が高い程、概ね維持コストは跳ね上がるという話。
で、分かり易い例で言えばやはり燃費と消品だろう。
-燃料の種別及び走行燃費-
・MT09
燃料タンク容量 14L(「無鉛プレミアムガソリン」指定)
国土交通省届出値定地燃費値 27.3km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 19.4km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時
・W800
燃料タンク容量 14 L (無鉛レギュラーガソリン)
定地燃費(2名乗車時)33km/L(60km/h・国土交通省届出値)
ちなみに、「国土交通省届出値」は平坦な直線を60km/h巡航と言う、オーバルコースでも回って無ければ意味の無い測定値であり、実走行とはほぼ結びつかない。
これに対し「WMTCモード値」はシャシダイ上で発進・加速・停止等を行い排ガスより測定する為に、より実際の走行に近い数値が得られるというのが触れ込み。
…なのだが、Wは公称してないんだよなぁWMTC。09は欧州や世界的な販売戦略を前提としているが、Wは国内需要のみとメーカが想定しているんだろうね。
てなわけで定地測定で見るとL辺りで5~6㎞の差が出る。09なら14L×27.3㎞で382.2㎞走破可能。Wなら14L×33㎞で462㎞走破可能。その差80㎞、か。
タンク容量が同じだけに比較し易いなあ…但し上記は数値のみだが、使用するガソリンのオクタン値が違うのでそもそものL辺り計算をした時に必要なコストが違うのだが。
現在、最寄りのスタンドでレギュラー116円、ハイオク127円。レギュラー満タンで1,617円。ハイオク満タンで1,773円。その差、156円。単純な満タン計算だが。
年間走行距離を10,000kmと仮定した場合はどうだろうか。
今までの大型及び中型バイクで考えれば、年間で10,000km以下と言う事は無く一般的な走行距離として、10,000kmと仮定する。車検までと考えれば、倍の20,000㎞か。
09の定地燃費はL辺27.3km…なので、367Lのハイオクガソリンが必要となる。それに現在の価格を掛けると46,609円。雑な計算ではあるが、比較するならば公称値でもいい。
Wの定地燃費はL辺33km…なので、303Lのレギュラーガソリンが必要となる。それに現在の価格を掛けると35,148円。…年間ガソリン費用で10,000円以上の差額となる。
車検時までの2年スパンで考えるならば、ざっくり23,000円…大きな差異ではないのだが、燃費の悪さってのは地味に出掛ける気持ちを削ぐことを考えると大きいかもしらん。
定地燃費でのL辺りの燃費が09はWの8割程度、しかもハイオクというのが地味に効く。
購入は出来ても維持が出来ない…では意味が無いし、2年後に車検を通して継続出来るのか、それとも乗り換えを考えねばならないのかは、ひとえにランニングコスト次第。
ここで述べるランニングコストとは、ガソリンの燃費、消耗品の高低などを算出して比較してみる事である…てことで、まずは基本となるE/gスペックのご紹介。
□E/gスペック MT09
水冷DOHC直列3気筒4バルブ
最高出力 81kW(110PS)/9,000r/min
最大トルク 88N・m(9.0kgf・m)/8,500r/min
□E/gスペック W800
空冷並列2気筒SOHC4バルブ
最高出力 35kW(48PS)/6,500rpm
最大トルク 62N・m(6.3kgf・m)/2,500rpm
Wの総排気量が773cm³、MT09が846cm³だから、その差、73cm³。加えて空冷並列2気筒SOHCと水冷DOHC直列3気筒とはいえ、すげぇ差だなあ。
で、何が言いたいのかと言えば、09が凄いとかWがショボいとかそう言った話では無く(設計理念が違うから当然)E/g性能が高い程、概ね維持コストは跳ね上がるという話。
で、分かり易い例で言えばやはり燃費と消品だろう。
-燃料の種別及び走行燃費-
・MT09
燃料タンク容量 14L(「無鉛プレミアムガソリン」指定)
国土交通省届出値定地燃費値 27.3km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 19.4km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時
・W800
燃料タンク容量 14 L (無鉛レギュラーガソリン)
定地燃費(2名乗車時)33km/L(60km/h・国土交通省届出値)
ちなみに、「国土交通省届出値」は平坦な直線を60km/h巡航と言う、オーバルコースでも回って無ければ意味の無い測定値であり、実走行とはほぼ結びつかない。
これに対し「WMTCモード値」はシャシダイ上で発進・加速・停止等を行い排ガスより測定する為に、より実際の走行に近い数値が得られるというのが触れ込み。
…なのだが、Wは公称してないんだよなぁWMTC。09は欧州や世界的な販売戦略を前提としているが、Wは国内需要のみとメーカが想定しているんだろうね。
てなわけで定地測定で見るとL辺りで5~6㎞の差が出る。09なら14L×27.3㎞で382.2㎞走破可能。Wなら14L×33㎞で462㎞走破可能。その差80㎞、か。
タンク容量が同じだけに比較し易いなあ…但し上記は数値のみだが、使用するガソリンのオクタン値が違うのでそもそものL辺り計算をした時に必要なコストが違うのだが。
現在、最寄りのスタンドでレギュラー116円、ハイオク127円。レギュラー満タンで1,617円。ハイオク満タンで1,773円。その差、156円。単純な満タン計算だが。
年間走行距離を10,000kmと仮定した場合はどうだろうか。
今までの大型及び中型バイクで考えれば、年間で10,000km以下と言う事は無く一般的な走行距離として、10,000kmと仮定する。車検までと考えれば、倍の20,000㎞か。
09の定地燃費はL辺27.3km…なので、367Lのハイオクガソリンが必要となる。それに現在の価格を掛けると46,609円。雑な計算ではあるが、比較するならば公称値でもいい。
Wの定地燃費はL辺33km…なので、303Lのレギュラーガソリンが必要となる。それに現在の価格を掛けると35,148円。…年間ガソリン費用で10,000円以上の差額となる。
車検時までの2年スパンで考えるならば、ざっくり23,000円…大きな差異ではないのだが、燃費の悪さってのは地味に出掛ける気持ちを削ぐことを考えると大きいかもしらん。
定地燃費でのL辺りの燃費が09はWの8割程度、しかもハイオクというのが地味に効く。
昔Vmaxに乗ってた時は 航続距離が最大のネックに。
都内で押してスタンド行った記憶があります。
遊ぶなら燃費は無視。出かけるなら高燃費(大型タンクも)
by 黄色いBw’s (2015-12-25 22:25)
小さいのなら良いんですが、大型は遠くへ行きたいですよねえ。
そう考えると、タンク容量と燃料は大事に思えます。
常磐道→磐越だと最後のSAから次の給油までかなりありますし。
*間のPAでJAF呼んでるバイクをよく見ます。
また、山間部に入るとハイオクの無いスタンドもあるのでそれも。
1L辺り200円を超えた時の、10Rツーリングは痛かったなぁ。
関係ないですが、Bのタンクの小ささが微妙に辛いです。
シグの時は週一だったのが、週1.5とか2週で3になってます(TT)
by アキヒト (2015-12-26 08:23)