AVON Viper Stryke 峠走行編。 [FAZE]
さて、Viperの皮むきも十分に終わり市街地走行でのレビューも上げた。となれば、今度は峠走行編…道志を走った際のレビューでも上げてみようと思う。あ、前回も書いたので略すが、僕のレビューは色々と前提があるので、忘れた人はまず前回のログから…そして鵜呑みしないように。
□リアタイア
何をどれだけ語ろうとも、腕が如実に出るのがリアタイア。それも右側のサイドウォールが一番分かり易い。基本、右利き…と言う理屈に基づくが、一般的に左コーナーは入りやすく、右コーナーはそれよりも浅く入ってしまうのが、一定以上のライディングスキルの無い人の常。
□up
なので、今回もココで自分の腕とタイアの特性を判断。…んー。市街地の走行時よりちょっとだけ毒蛇の顔が削れてきたか。前回は上部だけだったのが、今回は半分近くまで擦れている跡がある。まぁ大差は無いのだが、それでもやはり山道、通常よりもバンクはしているようである。
ちなみに、何度か確認したのだが今回のツーの中で一番、サイドまでタイアが使えていたのはウチの子である。これが僕の腕なのか、サイズオーバーを組んだ事によるプロファイルの変化なのか…は、一概には言えないのだが、恐らくはタイアの変化によるものが大きい。
…で、この程度までタイアを使えている、と言う前提でインプレを書こう。
まず、グリップに関してはお世辞にも良いタイアとは言い辛い。以前に温度依存云々の話をしたが、ワインディングに入るまでに十分な距離を走っており、また、多少なりともワインディングを走った後の感触も同様なので、基本的にグリップが高いとは言い難いタイアだと思う。
感覚的にはSX以上…HOOPと互角かそれ以下、が僕が感じたイメージ。特に、急激なバンクや素早い切り返しに弱い。瞬間的にタイアを歪めてパワーが掛かる時が弱いのだ。この時に、ズルッとタイアが滑る感触がしてしまう。まぁセンスタ擦る?と言うバンク角でのお話なのだが。
こうなるとケースが硬いのかもしれない。今まで総合してタイアのグリップ、と話しているが、タイアは部位によって硬さや編み方が違う。例えばスポーツタイアはケース近辺を柔らかめにセンターを硬めにし、もう一段階の中間層を持つスリーコンパウンド等を採用している。
この辺り、10Rなどの大型スポーツバイクに乗っている人なら分かると思うので、…面倒臭いのでケース等の説明は省略。各自でググってみれば良いと思う。ただ、端的に言えば、バンク時にグリップするのに、直線走行ではあまり減らないタイア、等もあると言うことである。
そして、ウェットグリップ。これは雨天走行と言うよりも、山の陰になる側に残った水溜り(前日及び早朝まで雨)で体感。ちょうど、前のバイクをアウトからバンクしつつ抜こうとした辺りでリアがズルーッと流れ出す。ただ、そのままスリップダウン、と言うほど低グリップではない。
ラジアルを知っている人間ならば分かると思うが、ズッズッと滑っていくラジアルと違い、バイアスはズルッと行く…その為にスリップダウンを起こし易い。逆にラジアルはそのグリップ力故にハイサイドを食らったりもするのだが(転倒時の痛みはスリップダウンの比でない)。
そして、バイアスはズルッと滑っていくにしろ、ズルッで済むものかズルゥーッと行くものかで転倒の危険性は大きく変わる。このViperではそれなりに攻めたのだが、ズルッ程度の動きで止まっているので、今のところバンクに対する不安は無い。無い、が、グリップはそう高くない。
…と言うのが、僕の結論である。まぁ、怖くない範囲で峠を楽しめるが、本気で攻めるとグリップに不安が残る(転倒までは行かない、あるいはHOOP等、上位グリップの車体に放される)と言うのが総評か。峠では悪くは無いが、よくも無い、至って普通のタイアではある。
…が、これ、皮むき終わったばかりの一番グリップする時のレビューなので注意。…なんて偉そうに書いたものの、このインプレに意味があるのかどうかなぁ、とも思う。まぁネタになるのでやっている…というのと、僕のメモ代わりってのがあるので、残してはいるのだが。
そも、BS乗りは峠に行くタイプは稀だろうし(MFだけは数台見かけたが)、まして、そこでスポーツ走行を行うBSは殆ど居ないと思う。まして、急なフルバンクや素早い切り替えしとかしないよなぁ…と思うと、「やんねーよそんなん」で片付いてしまうような内容ではある…がな。
まぁ、このblogの数少ない読者の中、さらに少ないこの手の走りをする人の目に止まれば幸いである…なんて綺麗にまとめてみたり。…恐らくだが、このタイア自体がスポーツ走行をさほど強く意識していないんだろうなぁ。そして、それはBSと言う括りの中では正解だと思われる。
ラジアルのスリーコンパウンドは非常に優秀だけれども、それでもバイアスのこの手のタイアとは、硬い部分…センター等の減りが比較にならないほど早いしね。なので、他にこのタイアの評価としてはまだ未知数な部分…ライフとその劣化の方向性が確認したいところである。
□リアタイア
何をどれだけ語ろうとも、腕が如実に出るのがリアタイア。それも右側のサイドウォールが一番分かり易い。基本、右利き…と言う理屈に基づくが、一般的に左コーナーは入りやすく、右コーナーはそれよりも浅く入ってしまうのが、一定以上のライディングスキルの無い人の常。
□up
なので、今回もココで自分の腕とタイアの特性を判断。…んー。市街地の走行時よりちょっとだけ毒蛇の顔が削れてきたか。前回は上部だけだったのが、今回は半分近くまで擦れている跡がある。まぁ大差は無いのだが、それでもやはり山道、通常よりもバンクはしているようである。
ちなみに、何度か確認したのだが今回のツーの中で一番、サイドまでタイアが使えていたのはウチの子である。これが僕の腕なのか、サイズオーバーを組んだ事によるプロファイルの変化なのか…は、一概には言えないのだが、恐らくはタイアの変化によるものが大きい。
…で、この程度までタイアを使えている、と言う前提でインプレを書こう。
まず、グリップに関してはお世辞にも良いタイアとは言い辛い。以前に温度依存云々の話をしたが、ワインディングに入るまでに十分な距離を走っており、また、多少なりともワインディングを走った後の感触も同様なので、基本的にグリップが高いとは言い難いタイアだと思う。
感覚的にはSX以上…HOOPと互角かそれ以下、が僕が感じたイメージ。特に、急激なバンクや素早い切り返しに弱い。瞬間的にタイアを歪めてパワーが掛かる時が弱いのだ。この時に、ズルッとタイアが滑る感触がしてしまう。まぁセンスタ擦る?と言うバンク角でのお話なのだが。
こうなるとケースが硬いのかもしれない。今まで総合してタイアのグリップ、と話しているが、タイアは部位によって硬さや編み方が違う。例えばスポーツタイアはケース近辺を柔らかめにセンターを硬めにし、もう一段階の中間層を持つスリーコンパウンド等を採用している。
この辺り、10Rなどの大型スポーツバイクに乗っている人なら分かると思うので、…面倒臭いのでケース等の説明は省略。各自でググってみれば良いと思う。ただ、端的に言えば、バンク時にグリップするのに、直線走行ではあまり減らないタイア、等もあると言うことである。
そして、ウェットグリップ。これは雨天走行と言うよりも、山の陰になる側に残った水溜り(前日及び早朝まで雨)で体感。ちょうど、前のバイクをアウトからバンクしつつ抜こうとした辺りでリアがズルーッと流れ出す。ただ、そのままスリップダウン、と言うほど低グリップではない。
ラジアルを知っている人間ならば分かると思うが、ズッズッと滑っていくラジアルと違い、バイアスはズルッと行く…その為にスリップダウンを起こし易い。逆にラジアルはそのグリップ力故にハイサイドを食らったりもするのだが(転倒時の痛みはスリップダウンの比でない)。
そして、バイアスはズルッと滑っていくにしろ、ズルッで済むものかズルゥーッと行くものかで転倒の危険性は大きく変わる。このViperではそれなりに攻めたのだが、ズルッ程度の動きで止まっているので、今のところバンクに対する不安は無い。無い、が、グリップはそう高くない。
…と言うのが、僕の結論である。まぁ、怖くない範囲で峠を楽しめるが、本気で攻めるとグリップに不安が残る(転倒までは行かない、あるいはHOOP等、上位グリップの車体に放される)と言うのが総評か。峠では悪くは無いが、よくも無い、至って普通のタイアではある。
…が、これ、皮むき終わったばかりの一番グリップする時のレビューなので注意。…なんて偉そうに書いたものの、このインプレに意味があるのかどうかなぁ、とも思う。まぁネタになるのでやっている…というのと、僕のメモ代わりってのがあるので、残してはいるのだが。
そも、BS乗りは峠に行くタイプは稀だろうし(MFだけは数台見かけたが)、まして、そこでスポーツ走行を行うBSは殆ど居ないと思う。まして、急なフルバンクや素早い切り替えしとかしないよなぁ…と思うと、「やんねーよそんなん」で片付いてしまうような内容ではある…がな。
まぁ、このblogの数少ない読者の中、さらに少ないこの手の走りをする人の目に止まれば幸いである…なんて綺麗にまとめてみたり。…恐らくだが、このタイア自体がスポーツ走行をさほど強く意識していないんだろうなぁ。そして、それはBSと言う括りの中では正解だと思われる。
ラジアルのスリーコンパウンドは非常に優秀だけれども、それでもバイアスのこの手のタイアとは、硬い部分…センター等の減りが比較にならないほど早いしね。なので、他にこのタイアの評価としてはまだ未知数な部分…ライフとその劣化の方向性が確認したいところである。
どもっす~(^o^)/
この前の峠の走りを見て思ったんだけど、
アッキーはリーンアウト、アール君はリーンウィズ、
オイラはリーンインっという感じでコーナでの姿勢が
皆違うなって思いながら走ってたw
バンク角はアッキー>アール君>オイラって感じだろうね。
オイラのタイヤを見てもほとんど端っこは使ってなかったなぁ。
路面のシミを全て覚えるほど走りこんだ峠ならともかく、
あの場合はリーンアウトかリーンウィズでの走行が正解だろうなぁ
スクーターで峠走行なんて考えた事なかったから
結構いい勉強になりました(*^。^*)
by Kazuking (2011-05-12 14:54)
おお、そんなだったかぁ。
オイラはずっと先頭だったから、殆どミンナの走りを見てないんよ(T□T)
特にR君は、最後の16号でしか後姿を見てないからなぁ。
オイラは基本、アップハンはアウトだねぇ…モタ乗りだったし。
もうちょっとレンジを上げて、バンクし出すと足も出し始めるよw
R君は多分、初めての車体だから教習所で習った形なんじゃないかな。
ウィズやインは、よほど車体とタイアに信用が無いとやら無いなぁ。
車体の転倒に巻き込まれるからねぇ、アウト以外の乗り方だと。
最低ラインで、ラジアルを履いた大型スポーツ、だなぁ。
インの際、オイラは腰を落すよりも肩を入れ込んで突っ込むタイプ。
by アキヒト (2011-05-12 15:09)
こんばんは^^
なんどか足跡のこさせていただいておりますが、いぜんに宣告?してたblog先日開設してしまいました・・・三日坊主にならないようにしたいところです。
タイやレビュー私もしてみようかな、でもアキヒトさんみたいな立派な内容は書けない^^;
町中でフェイズほんとに見かけないです。さみしい。
と同時にちょっとうらやましくもおもいます。
そういえばジェンマもみかけないですが。
by XXXX (2011-05-12 20:27)
おお、ついにblogを解説されましたか!
ぜひぜひ、お名前と一緒にblogのURLをご入力くださいませ♪
僕のレビューも大した事は書けてませんよ(^^;)
大した裏付けもなく、僕の主観のみで書いてますから。
FAZEはそうですね、未だにあんまり見ませんねぇ。
まぁ仰るとおり、ジェンマに比べれば普及してるかとは思いますが。
ジェンマは、アレはアレで面白い形をしてますよねぇ。
マグザムみたいな方向なら、あのデザインが一番、面白いかなぁ。
by アキヒト (2011-05-12 21:26)
どうもですー。
ハンドルを換えてからまだ自分の走りを探究中なのと、一度か二度純正のSXでヒヤッとしてから「今日は走るぜ!」と決意しても臆病風に吹かれてチキンな走りになってしまうようです。まあツーリングでコケたら迷惑ですし!(言い訳
HOOP PROに換えたら腕を磨いておきますので、その時は先頭が務まるくらい張り切らせていただきますε=(°∀°;)
by アール (2011-05-12 22:25)
え。次回は無条件で先頭だよ~?道志なら、ね。
KAZ君はまだ、道を覚えてないだろうし。
折角、FAZEが3台もいたのに走ってんの見てないでオラァ(T□T)
最後の16号で、あ、赤サスもありか!と思ったぐらいだす。
ハンドルやディメンションが変わると、探り探りになるよねぇ。
オイラも明日は、ちょっと探りながらの走りになりそうだ。
by アキヒト (2011-05-12 22:56)