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プラグコード変更、その後。 [G-AXIS]

基本的に消耗品のレビューをする気は無い。何故かと言えば、レビューするべき消耗品の対象は、それまでに使用していた消耗品であり、通常であれば消耗しきったからこそ変える…何かも劣化が進んだ状態と、新品状態でのレビューとなるからだ。そんなレビューにはなんの意味も無い。

例えば、オイルなら走行200km以内、タイアなら走行1000km以内、最も良い状態から下り坂に移行するその状態。その状態で比較するならば、正確なレビューも出来るかもしれない。だが、基本的に消耗品は交換と同時に廃棄となる。レビューが必要となるような、高価な製品を直ぐに廃棄出来るのはデータが必要な時だけだろう。

ではなぜ、今回、レビューもどきの記事を書くのかと言えば…。
まぁ、それは、実際のレビューもどきを書いてから、説明する事にしよう。

1.スロットルフィーリングの悪化

フィーリングと言うか…スロットルレスポンスが妙に重ったるい。それまでに感じていたスロットルに直結した加速感はどこかに消え、コンマ数秒程度のタイムラグを置いての加速感となっている。グッとスロットルを開けた瞬間に、グッと前に出る鋭さが無い。グッと開けた際に、…グッと前に出る鈍さ。意識に上るレベルでラグがある。

また、40km/h程度の走行時、前の車を追い抜こうとスロットルをガバッと開けると、一瞬、ストール仕掛けたような失速を見せる。ただ、これも瞬間的なラグで、グッ…ググッ…ググググと加速を始める。

2.燃費&オイルの消費量増大

それまで、1L辺り20km以上は走っていたのだが、この改変…改悪後は恐ろしく燃費が低下している。燃料系からの計算で言えば、1L辺り15km以下。あわせて燃料と同時に消費するオイルも同様に今までよりも減りが早い。燃焼効率が上がったにもかかわらず、距離辺りの移動コストが増大していると言う現実。

ここで前置きしたいのは、だから、プラグコードが悪い、と言うワケではないと言う事。
本来、プラグコード等を変更したところで、大きな変化は有り得ない。

いや、正確に言うならば、コイル或いはコイルの根元からコードを交換していれば、変化は有り得るかもしれない。ただ、既存のコードを途中で切って交換するようであれば、その変化は微々たるものなハズである。精々が燃費向上…それも、今までの燃費と比べ、1L辺りの燃料が1~1.5割も増加すれば良い方なのである。

それが、スロットルフィーリングを劇的に悪化させ、燃費(オイル量も含め)が大幅に悪化する等、有り得ない。有り得るとすれば、コード変更をトリガーに燃焼の状況が変化したと言う可能性。例えば、燃焼効率が落ちた為に、吐き出しているガス&オイルを燃焼しきれず、無駄に燃料を消費している場合などが想定される。

そう考えると、燃費はまだしも、上記のフィーリングの悪さは燃料の濃さ…MJのセッティングを濃い方に降りすぎた時の状況に酷似している。それまで…コード変更前でも雨の日(空気の吸入がし辛く、混合気のガスが濃くなり易い)は上記と同様の症状が出ていた。また、直キャブにてMJを変更していたズーマーも同様の症状を経験してる。

ちなみに、初めての試走となった今日は、終日、湿度80%越えと明らかに雨寄りに近い状況。

…となれば、混合気内のガスを薄めてみるのが手っ取り早い確認手段となる。具体的には空気の吸入量の増加(透過率の高いエアフィルターの装着やエアクリーナーの加工)か、ガスの注入量の減少(MJの番手を落とす)等の手段が有効と思われる。

しかしながら、現在、手持ちで持っているのは現在の番手(82.5)以降の85番や90番等の濃い番手のみ。また、エアフィルターも通常のものしか持っておらず(しかもそれも師匠に返す品)、現在では何も出来ないのが歯痒い。だが、休出により溜め込んだ代休もある。本格的な梅雨に入る前に、なんとかして解決しておきたい。
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