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MAC-MRD M-DRAG とWR軽量化についてのレヴュー。 [FAZE]

さて、伸ばし気味になっていた、マフラー交換&WR軽量化のレヴューでも書くとしようか。距離にして2~3,00kmほど走ってみて、ようやく変化後の特性と感触が掴めはじめたので、ね。ぶっちゃけ、安くはないコストだけれども、ソレに応じたリターンはキチンとあったと思う。

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□軽量WR

まず、軽量WR。基本的にスクーターのWRの重量変化は「軽くすると加速が良くなり、燃費が落ちる」、「重くすると最高速が伸びて、燃費が上がる」と言った影響を及ぼす。バイクで言えば、回転数を上げて変速するか否か、って例えると分り易いか。スクーターはそれを変速機構で自動で行う。

そして、今回はWRを軽くしている…従って、加速が伸びて燃費が落ちる。まぁ、燃費に関して言えば充分過ぎるほどにFAZEは燃費が良い為、多少の悪化には目を瞑れる。後は最高速だが、そもそもFAZEに最高速等求めていない…と言うか、車体剛性を考えると意味が無い。

なので、如何に加速に振れるか…と言うのが今回のポイント。この加速と言うのも、端的に言ってしまえば変速する回転数を上げているだけ。ちなみに、通常であれば5,000rpm辺りで一度、回転が伸び悩んで少し落ち込み、そこからまたゆっくりと回転が上がる。

ちなみに、現状はそれが6,000rpm辺りで行われる。それに加え、WRの軽量化によりプーリーやフェイス等の動きが軽くなり、6,000rpmでの回転の落ち込みやその戻りの速さが、全く違うものとなっている。軽い。とにかく回転が軽くタコメの動きが速いのである。

結果、加減速にムラを作る事無く、スロットルにリニアな反応が返る。純正FAZEは250ccらしい重ったるい加速をする車体だったのだが、これが125ccなみに軽い加速を見せてくれる。また、スロットルレスポンスの向上は全域で影響しており、これがまた体感的に非常に楽しい加速となる。

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□M-DRAG

しかし、軽量WRが生むものは利点だけではない。上記に上げた燃費の悪化などに加え、今までは重ったるく感じていた加速の裏側にある「トルク感」も減少してしまう。これは、WRのセッティングを自分で細かく調整した人ならば、感覚的に伝わるのではないだろうか。

また、回転数に対して速めに変速されることにより、その分だけ上…高速域が伸び悩む。当然の事ながら、E/gのキャパシティは決まっており、全域でのパワーアップは難しい…となれば、特性を強化すれば、上か下かで伸び悩みが出るのは当たり前のコト。そのバランス取りがセッティング。

…だが、僅かなりとは言えベースをアップできるのなら、伸び悩む幅は少なくて済む。そう、そこをフォローしてくれるのがMAC-MRDのM-DRAG。全域で10%Upを詠っているのは伊達ではなく、軽量WRとの組み合わせにて生じたマイナスを殆ど消し去ってくれている。

また、この軽量化=加速重視のセッティングと、M-DRAGマフラーの相性も抜群に良い。これが、加速重視のセッティングに対して、抜けが良過ぎるいわゆるスポーツマフラー(高速域での伸び重視)等組み合わせては、お互いに良い部分を食い合ってしまうだろう。

テーパー構造等もそうなのだろうが、以前のログにあげたあの触媒がこう言った特性に優れているように思える。そして、あれだけ排気抵抗があるであろうマフラーなのに、高速での最高速トライに殆ど影響を与えないのだから、その構造は既に僕の頭の中では理解し切れていない。

また、最高速トライと書いたが、僕はFAZEに対して「使える領域」の認定を120km/hまでと定めている。それ以上も出るかもしれないが、車体の剛性的に厳しい上にじわじわと加速する領域は、常用領域とは異なる。そして、その常用領域までの加速に全く陰りが見えない。

☆総評

WRの軽量化は、FAZEが本来持っている「機動力」を充分に発揮させる為の下地であり、それをサポートしつつ性能の向上を図るM-DRAGマフラー。コストに余裕があり、無印のFAZEに乗っているならばぜひとも試してみる価値があると思う。そして、コスト以上の価値を体感してみて欲しい。

今までも街中での仕様には不満が無く…と言うか、同クラスのビクスクに対して頭一つ分の加速に対するリードがあったのだが、この仕様であれば同クラスのビクスクは殆ど相手にならない。ノーマルはもちろん、多少は駆動を弄っている、と言うビクスクにたいして、だ。

感覚的に125ccと前述したが、スタートからエンドまで純正の125なら押さえ込める。実は公道、しかも街中でエンド(最高速)を使い切る事が少ない以上、ビクスクはその想定領域を履き違えている、と言うのが僕の持論である。その点、125ccクラスは非常にコンセプトが優秀だったりする。

その125ccを街中で押さえ込む事が可能であれば、これはもう機動力と評して良いのでは無いだろうか。まさにメーカのコンセプトどおりであり、加速騒音などの問題が無ければHONDAはFAZEをこうしたかったのではないか、と言う完成形に至っている気がする。

問題は、0km/h~の加速が非常に良い為、信号待ちからのスタート等で非常に目立つから、取締り中の白いバイクに目をつけられ易く、また、ネズミ等を張られた場合に素敵な数字をプレゼントされかねない位か。この辺りは、乗り手の問題であり車体の問題ではないのだが…注意は必要だな。

以上、僕の私見どころか偏見と感覚のみのレヴューだが、誰かの参考になれば幸いである。
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ウィンカー考察、ポジションランプ封印。 [FAZE]

さーて、本日のお題は…っと、ウィンカーレンズの交換時から悩んでいた(と言うか面倒なので作業したくないが、放置するのも微妙に気分が悪い)、ポジションランプの封印。折角レンズがクリアでも常時点灯されたら、オレンジ以外の何物でも無いからねぇ。

FAZEではクリアレンズの人は極少数(対応のレンズが無いから)だとは思うが、それでもポジションランプを消灯させたい、と思っている人は少なからずいると思うので、たまに役立つようにログを残したいと思う。作業手順…まずは、必要工具の紹介でもするかね。

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□本日の工具

で、本日の工具。基本的にカウルは爪とタッピングで固定されてるので、必要なものは右から+ドライバー、絶縁用のビニールテープ、そしてこれが最も大事なインパネ外し等に利用されるプラスチックリムーバー。作業内容が簡単なものあり、必要なものもこの程度。

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□リムーバー

コレが無いと無理に力を掛けてカウルが割れるか、ドライバーで傷だらけになるか。安心のDaytona製で700円程度だったと思うから、カウリングマシンやスクーターを弄る人は持っていて損は無いと思う。そしてオイラはもっと早めに買っておけば良かったと思う。

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□グローブボックス内部

さて、まずは何をするかと言えば、タッピングビスを外す…と言っても、なんと一箇所だけなので、左右で2箇所しかない。逆に言えばそれだけ爪で固定されており、リムーバー無しでは恐ろしく面倒な作業。場所はグローブぼっく内部で、外すのは画像の下の方の+ネジ。

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□外したフロントカウル

傷が入ると困るので中々におき場所に困るのがカウル。駐輪所か路上での青空作業がメインの僕としては、とりあえず宅内に持ち込んでの作業がベストなのだが、どうしてバイクのパーツ(特にカウル)ってのは部屋に持ち込むとデカくなったように錯覚するんだろうか。

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□ポジションランプ点灯

一応、何が問題なのか…と言う事で、カウルを外した上体ながらキーをonにする。…ホラ、さっきまではクリアというかスモークで、奥にあるアンバーバルブが仄かに見える程度だったのに、ポジションが機能してしまうと、レンズまでオレンジ色になってしまう。

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□クリアランス

ついでに、カウルを外した上体で撮影。まぁ、リッターSS等の最新のスポーツマシンを除けば、大概のカウリングマシンてのは捲ってみれば隙間だらけなんだよなぁ。FAZEは特にその傾向が強く、フロントの中身なんてスッカスカでござい。おかげで、フロントフェンダーも…も…も…!?

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□衝撃の事実!

ナニこの傷!塗って貰ったばかりなのに…!一瞬、汚れ?かと思いきや、段付から傷と判断。いやぁ、こんなアングルか、あるいはハンドルをフルに切った状態で斜め前から見ないと分からない場所の為、気がつかなかった…や、気づかないでいたかった気すらするが。

招待は何だ…?と上部を眺めて発見。…ああ、PIAAの社外ホーンか。軽く体重を掛けてフロントをボトムさせ、ソレを徐々に強くしていき当たる前に停止。…うん、犯人はコレか!…んーむ。フェンダーを考えると外したいが、純正ホーンは危なくて使えないしなぁ…ここは要検討か。

ちなみに、純正なら問題ないのだがフロントにDaytonaのHUMMERマスクが乗っている事によりサイドのフロントカウルを外すのも苦労している(マスクがカウルにピッタリ乗っている…本来、この隙間にリムーバーを入れる)ので、この辺りにも改定の余地アリだなぁ。

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□右側ウィンカー配線

車体に跨ってから見て右側の配線。

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□左側ウィンカー配線

車体に跨ってから見て左側の配線。

加工はどちらも同じ且つ簡単で、コネクタにあるウィンカー用の+と-、そしてポジション用の配線の中から、ポジションの線だけ抜いてしまえばいい。ちなみにコネクタは「|=」の様な、縦一本横二本のコネクタなのだが、このウチの一本、縦になっている線を外せばいい。

もちろん、抜いただけの配線を放置して電源を通せば、どこかに触れてショートする可能性が高いので、まずは先端を絶縁する為にテープで巻き、また、その線が他の線に絡んだり引っかかったりしないよう、元の線と合わせてテープで固定しておく。

今回はコネクタから外したが、コツがあるというか自作の特殊な工具が要る。なので、外すのが出来ないって言う人は切断してギボシなどを付け、付け外しが出来るようにすれば、いつでも簡単にポジションの復活は可能。逆にもう要らないって人は切断して絶縁のままもあり。

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□ウィンカーリレー

ウィンカーの配線がここなら、リレーもどこかにあるよねぇ。もしかしたら、LEDウィンカーを入れる可能性も…あんましないかな。しかもリレー無しのLED球はハイフラになるだけだし、時代的に好きだからねぇオイラ。でもまぁ、場所は確認しておこうと…ちなみに場所は左側配線の上部辺りにある。

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□ポジションランプ消灯確認

うし、配線の簡易加工が終了っと…これでキーをOnにして…うん、ヘッドライトは点灯している…ウィンカーはというか、ポジションは…よし、点灯していない、と。アンバーバルブのオレンジが少しだけ見えているが、走行中には分からないレベルだな、これなら。

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□カウルを戻して完成

そして、最後にカウルを戻して作業を完了!…とこの時点でもライトは点灯しているのだが、分かり難いなぁこの画像だと。…しかし、ポジションを消したら消したで、今度はアンバーバルブが気になってきちゃったなぁ。内部のバルブのカラーが無ければ、より一層まとまりが…なんて思え始め。

最近、量販店で2極でポジションアリのクロームバルブを発見。確か2,200円位だったか…アレもありかなぁ。でも、LEDも3,600円位のがあったし…1,500円程度の差ならLEDもありか。ただ、前後だとその倍…あ、リレーもいるから…更に数千円…1諭吉行くか行かないか。

そして、以前も書いたがウィンカーだけ?と言うのが問題。逆説的に考えると、じゃあテールもLED、ヘッドライトはキセノンにすれば良いじゃん!となるのが非常に怖いのだ。ハンドル回りも終わり、次に着手するべき点も見えない今となっては、特に怖い…さてさてどうしたものか。
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BEAMS ST-OVAL 売却。 [FAZE]

BEAMS ST-OVALの引き取り手を捜して掲載…翌日の朝には連絡があり、細かな話を詰めて昼ごろには確定。んーむ、思った以上にこのblogはFAZEユーザに見ていただけている様子。ユーザ層としてニッチで、発信する人が少ないからなぁ。BWSにしろ、FAZEにしろ。

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□装着

…って事で、土曜日の早朝から作業を開始し、SさんのTypeSにST-OVALを無事に装着。kazukingさんの時もそうだったが、ノーマルマフラーからの変更となると、特にネタにする部分もないんだよなぁ。時間的にも予定通りで、一時間以内にサクッと終了したし。

しかし、リアルで知り合ったFAZE関係の人が100%TypeSってのは、TypeSの普及率の高さを示しているのかしら。それとも、偶々なのかなぁ。無印FAZEの知り合いが欲しいぜ~。装備的にはTypeSが良いのも分かるが、駆動を考えたら無印だって良いと思うんだけどなぁ。

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□BEAMS ST-OVAL

事故から回復する際にだけ使用した、試用期間の短いマフラーだった。特に思い入れは無いが、考えてみればこんな短期間で交換する事等…思い返してみるとザラだったりする。10Rの時のレオビンチSBKとかもっと短かったものなぁ。数週間持ったかどうか。

こうして振り返ると、復活時点でMAC-MRDにしておけば…と思われるかもしれないが、まぁこれもまた経験と言う事で、こんな事を繰り返してきた僕は気にしていなかったり。それに、性能と音は及第点、と言うとこだがこのルックスは結構、好きだったんだけどね。

MAC-MRDのドラッグイメージも面白いけども、僕は存外、純正のカチ上がらずに後ろに長いマフラーも好きで。そのイメージがあったから、ST-OVALもそれなりに好きだった。MDRAGも良いけども、あれは弄ってます感があり過ぎて…というのもイメージとしてあったからねぇ。

ホント、ルックス的にはノーマルが好きなんだよなぁFAZE。Fフェンダーはアウトだが。

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□お土産

一通りの作業を完了後、排気漏れ等も確認した後にエンドバッフルを装着。今回もセミレーシングを装着して、純正サイレントバッフルはお持ち帰り。さて、これで今日の作業は無事に完了!…ってところで、良かったら…とお土産をいただく。おお、これは予想外で嬉しい。

人に聞いたところ、有名なお店のお菓子らしい…や、こゆのは疎くて分からんですたい。ただ、お味の方はなんだろう、甘過ぎないラスク、と言った感じで非常に美味しい。ラスクよりもっと詰まった感じでなんだろう、パンに近いような…ああ、上手く表現できん。とにかく旨かったですよ!

…と言う事で、ST-OVALお買い上げ&手土産ありがとうございました!
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真夜中、工業地帯の密会。 [FAZE]

M-DRAGの装着により、またFAZEの完成度が一段、上がる…と言う事で、今夜はいつもの工業地帯にて撮影…と思っていたところ、BOSS-POTATOさんより連絡。うん、撮影に行こうとしていたのがバレていたモヨウ。うん、すっかり思考が読まれている…てコトで合流。

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□4D9(F)

そういえば、このマスクにしてから撮影するのは初めてだろうか。シャチみたい、仮面ライダーみたい、と評判らしく、ご本人は思うところがあるらしいが、僕は素直に格好良いと思う。純正だとちっと…いやそこそこ…かなり…アレだと思うフェイスが一点、!と思えるレベルになっている。

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□4D9(R)

BOSS-POTATOさんの車両で知った、4D9のテールの格好良さ。ナニコレ格好良いじゃないですか!このクラスのテールなら、ジェンマ<4D9<FAZEの格好良さ。他のモデル?ああどれも同じにしか見えんカラ。しかし、面白い形してるなぁこの子のお尻は。なんかグッと来る。

そして最近、気が付いたのだが。BOSS-POTATOさんの4D9を見て格好良い!と気が付き、それ以来は4D9が目に付くようになったのだが…いややっぱり格好良くないわあの車体。BOSS-POTATOさんのセンスがあり、あそこまで手を入れてるからこそ、格好良いのだと気が付いた。

逆に言えば、BOSS-POTATOさんのセンスとチョイス、そしてパフォーマンスを超えた散在振りがあってこその車体だと思える。だからこそ、この4D9が格好良く尊いのだろう。オイラのお財布事情とセンスを鑑みると、ベースの車体で4D9は選べないな…FAZEがあって良かった。

そも、FAZEが存在しなければ、250ccスクータという選択肢すら存在しなかったが。多分、W650辺りを買ってツー仕様にでも弄るか、逆にライトウェイトスポーツ…RZ辺りのボロいのを安く仕入れてレストア兼、カスタムマシンとして遊んでいた事だろうと思う。

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□VS?

折角、2台あるのだから…と並べて何枚か撮影。普通に横並びもつまらないよねぇ、とお互いに背を向けるように、でも角度によっては重なって見えるように配置。とりあえず、このアングルで…まずは、ウチの子を主役で撮影をしておく。…うん、マフラーとか全く見えてない。

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□VS2?

そこで、もうちょっと引きで…と考えたら、工業地帯の背景も入れてみたくなり、思ったより引きで撮影…んー子の手のアングルは、短焦点のレンズは弱いなぁ。…等といいつつ、blogのトップ画像に差し替えてみたりする。うふふ。工業地帯って、モノクロにしても映えるなぁ。

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□アングルと選択肢

気が付けば、なんだか4D9ばかりを撮っている自分がいる。そして、なぜか今夜は上手く自分の子が撮れない…と悩みながら撮影。M-DRAGが見えるアングルで…と斜め後ろ下から撮影し、背景のビルを飛ばし気味にしたのだが、これもなんだかイマイチ。

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□ハンドル周り

なんだか上手く撮れないので、マフラーと全体像を諦めてハンドル回りを撮影。そうえいば、カムストックでハンドルをまとめてから、あまり撮ってない気がするなぁ。…しかし、短焦点レンズの被写界震度を考えると、ライザーでバックしたハンドルとメータには奥行きがあり過ぎるかも。

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□一人、桜の下で

BOSS-POTATOさんと別れ、海底トンネルを渡って浮島へ。震災の影響による節電の為、いつもであれば綺麗にライトアップされている夜桜が、今回は殆ど見えず…撮れた画像もイマイチ。車体と桜が撮れるのは、今週一杯と考えるとちょっと寂しいが…まぁ、時期が時期だし、仕方が無いか。
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機動力を、装備せよ。 [FAZE]

色々とニュースがあり、話が前後してしまったが、埼玉県は戸田市にあるMAC-MRDを訪問。幾度か、メールにて問い合わせ及び細かな打ち合わせを行い、今日はMAC-MRD製MDRAGの装着と、軽量WRへの交換作業を予定…遂に、FAZEも性能向上の方向を向くか。

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□in埼玉

…等と格好つけてはみたものの、やはり、神奈川よりの東京23区に住む身としては埼玉県はかなり遠い。しかも、ヤフ地図でも印刷して来ようかと思えばプリンタ壊れるし…そんな中、何とか埼玉へin。でも、ここから254号を越えて17号へ、再度の68号へ…と道のりは遠い。

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□MAC-MRD

と、思いきや、意外とサクッと到着。時間にして一時間チョイ…渋滞が無かったせいか、予定していた開店時間の30分前には到着…したは良いのだが、指定された住所にお店らしきものが無く…また、会社らしきものも無く…FAZEを止めてグルグルと20分ほど歩いて諦める。

素直に開店時間を待ち、お店に連絡を入れ「近くまで来ているが、場所が分からない」との相談をし、何とか到着。…んんん。どっこにも「MAC-MRD」の文字は無いなぁ。住所に3Fってあったからこの建物かなぁとは思ったのだが…見ての通り、出ている看板はまるで別の会社だし。

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□作業場

実はこの建物、倉庫を幾つモノ会社が借りていると言う特殊な倉庫方式。お店…というか、会社も広い走行内をパーテーションとビニールで区切った事務所と、ダンボールで囲んだ作業場。直ぐ横には別の会社が、梱包機を置いて作業をしているような特殊な環境。

…慣れない人は、そこにいるだけで居心地が悪いかもしれない。が、元運送関係で工業地帯の大型倉庫ビル勤務の経験がある僕には、妙に懐かしい気持ちになる。東扇島の宝組倉庫も、こんな感じだったなぁ…そして、そんな一角にある作業場で今日のイベントは行われる。

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□HONDA純正軽量WR

これが、今回の作業のメインたる軽量WRの交換テスト。ちなみに、WR自体は純正流用の為、1,103円(税込)と言うリーズナブルさなのだが、ビクスクはその形状から交換工賃が高い。サイドカバーを外し、クランクケースカバーを外し…ようやくクランクケースが割れると言う面倒さ。

工賃にすれば、時間工賃8,000円として一時間以上…10,000円近くは行くのでは無いだろうか。だが、今回はマフラー購入のオマケとして5,000円と言う破格の金額にて作業を行っていただける事に。ちなみに、マフラー取付工賃もタダ。ま、ここは自分でも可能だがプロの腕が見れる良い機会。

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□エキパイ

取付前に、商品のクオリティを確認させていただく。素材は?曲げは?と聞きながら、クオリティを確認すると言うのは、ハッキリ言って嫌な客だと思う。しかも、本来は作業中は他で待つものらしい…が、全部、作業も見せて、と言う我侭ぶり。快く了承して下さったメカさんに感謝。

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□触媒

徐々に広げていくエキパイの形状や長さにも目を奪われるが、何よりも目立つのはこの触媒だろう。入っている長さも含めればD型の10Rクラス。しかし、それ以上にリプレイスマフラーに触媒がある事に驚いた。普通、スポーツを詠うリプレイスは、直管が多いのだが…。

もちろん、触媒があることによりトルク等の性能は向上するし、排気音は抑えられてo2的にもかなりクリーンとはなるのだが、当然、コストは跳ね上がる。分かり易いリプレイスマフラーとしては、音と抜けだけ押さえておけば、それなりに評価されるのだが…これは、真面目な造りをしている。

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□サイレンサー

MAC-HPの画像で見たよりも、遥かに質感の高いサイレンサー。この黒い部分はおそらく酸化によるコーティングだろうと思われるが、Wj等を除くとまだ中々見ない表面処理である。これがまた、単純な黒でもなくアルミ等にある黒のアルマイト的な色でなく…何とも良い色合い。

また、エンド部にあるシルバーも…これは、チタンではないようなのでステンだろう、ただし、量販店等で売っているボルト等に使われる安いステンではない。独特のしっとりとした、落ち着きのある艶…これはジュウハチハチ辺りか。いいなぁコレ。かなり質感、そして満足感が高い。

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□JMCA

そしてMDRAGの裏側にあるJMCAの承認プレート。正直、あまりこの辺りを気にした事は無く、規制におもねって性能を落とすようなマフラーは嫌いなので意味が無いと思っている。…が、性能と両立させた上で、この認証を取っているならば、それは作り手の情熱と拘りの証だろう。

…そう言えば、それなりに長いバイク暦。生まれたばかりの子供が成人する位の年月を乗り続けている訳だが、JMCA認定のマフラーなんて、最初のバイクの最初のマフラーだけ…だったような気がするなぁ。大体がスポーツ系のバイクで、高回転型E/gに抜け重視…となれば、音はもう、ね。

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□エンド

この辺り、好みが分かれるだろうと思われるエンド。今までつけていたBEAMS等は、かなり大きなエンドとなっており、世の中の多くはそれを好むと思われる。このMDRAGは、120φと大型のサイレンサーながらも、出口は小径…と見る人によっては、つまらなく思えるかもしれない。

…だが、ちょっと待って欲しい。120φのサイレンサーに適したオープンエンド、それは車体に見合っているのか?否。250cc単気筒E/gがそんな大口径なエンドをしていたら、抜け過ぎて走るどころかまともに前に出るのかも危うい。つまり、見えない小細工で絞っているだけだろう。

僕の経験上、ZX-10RにZX-12R用のサイレンサー(エキパイは10R用)を組んだ時でさえ、100~110φ程度で十分であり、触媒為しの抜け重視(実はサーキット用)でそれに見合ったエンドである。つまるところ、本当に性能を考えるならば、MDRAGのこの形状は間違いなく正しいと思う。

…という推測/仮説の元にサイレンサーをin側とout側から確認。

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□in

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□out

んー。真っ直ぐ抜ける形状はエンドと同じ太さで、途中にパンチングがあるのは、サイレンサーと排気の通り道にあるクリアランスの部分に、グラスウールを詰めて消音しているのだろう、と推測。なるほど、触媒に加えてここまで…ね。ただ、こうなると抜けはどうなるのだろう?

…と、思わないでもない。正直、FAZEが最高速で何km/h出るのかは知らないし、興味も無い。この車体において重要なのは加速性とその到達速度だと思っているから。なので、気にしてはいなかったのだが、こうも「詰まった」形状だと、それは流石に…と思ったりもした。

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□MDRAG装着

まぁ、抜け及び最高速については、実際に組み付けて走ってみれば分かる問題…等と考えている内に、MDRAGマフラーの装着が完了。…んんー。良いねぇDRAGを関するだけの短さが、全体的にショートなFAZEに似合う…というのもあるが、マフラー自体のデザイン的に良い。

極太且つショート、というのはドラッグイメージもあるけれども、今ではmotoGPですらショートサイレンサー…いや、消音はしないからサイレンサーではないにしろ、それに告ぐイメージ。車体的にもテールランプより後ろにエンドが下がり、FAZEを良い意味で縮めてくれている。

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□WR交換

さて今日の本題…だが、面倒な手順が多い上になぜかクランクケースを割るのに非常に苦労していた…なんだろう、固定用のピンに歪みでも出ていたのか?プラハンでコマめに叩いてズラしていたのが、妙に記憶に残っている。…いやぁ、自分でやらなくて正解だなぁこの作業は…面倒臭すぎる。

…と思いながら、作業を見つめる。…いや、素直に自分だったらと言う話もしてしまったが。そこから諸々と話が広がり、BWSについても話したのだが今回は無駄にテキストが広がるので割愛。一応、次回からは自分で組める程度には、観察できたと思う。…でも。やりたくはないなぁ。

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□完成

これにて、WRの軽量化及びMDRAGマフラーの装着が完了!まだ、エキパイに焼けすら出来ていないつけたてホヤホヤ~♪な状態。思ったよりカチ上がったサイレンサーだが、ショートぶりはマッシブかつショートなFAZEのデザインに非常にマッチしている…面白いな、コレ。

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□荻窪辺りにて

帰る道すがら、WR軽量化による恩恵と、そのカバーに入っているMDRAGの組み合わせに舌を巻く。なるほど、FAZEとは本来、こう言った特性を持つ車体だったのか…!と悟るに充分なスムーズな加速性能と、それにより犠牲になったであろう領域をカバーするMDRAG。

未だ、最高速等を見た訳ではなく、その性能の全貌を知る訳ではないのだが、FAZEが想定されたと思われる街での走行に必要充分…いや、必要以上な加速と乗り易さに体感的な快感を覚えた…なるほど、確かにコレは「機動力」だ。そう呼ぶに相応しい動きをFAZEは持っている。

MF10との決別として、MF11が持ったコンセプト「機動力を、装備せよ」。従来のFAZEでもそれなりに感じ取れていたソレが、今回の状態にまで昇華され、初めてその根幹に触れた気がする。いや、感じ取れていたと考えるのすら、違うのではないかと言うこの感覚。

詳しくはまた、自分なりの解釈や理屈を加えてレビューを整えるつもりだが、街と言うステージにおいてビクスクというコミューターが持つ、機動力と言うモノを形にしたのが、今のFAZEである…と言うのが、今回の僕の感想。端的且つ正直に言えば、かなり楽しいかもしれない。
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【半額以下】 BEAMS ST-OVAL 【取付無料】 [FAZE]

以下の商品は、無事に引き取り手が決まりました。

下記のパーツ、BEAMSのオーバル型マフラーの引き取り手を捜しております!

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□装着画像

BEAMS St-OVAL
品番 B135-20-000
価格 ¥37.800
音量 86db / スタンダードバッフル(装着済)
93db / バッフル非装着時

<状態>
装着一ヶ月以内及び、500km走行以内で、違うマフラーに交換した為、非常に綺麗な品。傷・凹み等無く、画像に在る通り、装着に必要なステー/ボルト類も完備。

<性能>
走行した感触は、ノーマルマフラーに近い感覚(バッフル装着時)。大きな性能向上を望めるマフラーではないが、ウィルズウィンの様に割れ/性能低下を呼ぶようなマフラーでは無い。備考として、純正と同様に楕円形のサイレンサーの為、車体へのフィッティングが非常に良い。

<総評>
比較的、安価でデザイン・音質に優れたマフラー。販売希望価格は、半額以下の18,000円で。

なお、マフラー売却の理由としては、駆動系の変更に伴いデータのあるマフラー(MAC-MRD製MDRAG)へと変えた為、同マフラーが保存状態になった事による。

当方宅まで引き取りに来られる方は、マフラー交換作業無料のサービスあり。

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□商品全画像

サイレンサー、エギゾーストパイプ、ステー、ボルト、スプリングにノーマルバッフル、レーシングバッフル。商品購入時に付いていたパーツは全て完備。

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□サイレンサー

目立つ傷・汚れ等無し。僅かにサイレンサーバンドの跡が残るが、装着すれば見えない部位。

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□マフラー全景

ST-OVALの全景。純正に近いオーバル形状は、マフラー単品で見ても面白いマフラー。

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□梱包済み

上記を全て梱包の上、入荷時の箱へと梱包済みの為、取引確定後にすぐに発送の準備あり。また、取付を希望する場合は、希望日と当方の予定をすり合わせの上、1時間~2時間程度の作業時間を必要とする(実際は、30分程度で終わるけれども、念の為)旨をご理解のほど。

このマフラーをご希望される方は、この記事にコメントをしていただくか、メール(merry-grave@gc4.so-net.ne.jp)にてご連絡をいただけますよう、お願いいたします。
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カムストック ライザー 地味にバージョンアップ。 [FAZE]

さて、待望のカムストックのロー&タイトバー、ハンドルライザーの装着が無事に終わった訳だが。本来であれば軽く試乗したなりのレビュー等を上げてみる訳だが。それはまぁ…このハンドル周りのカスタムが完了、といった時点で良いかなぁ、と。…つまるところ、現時点ではまだ未完成。

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□コレは無い

だって、見て欲しい。この画像では分かり難いかもしれないが、それでもハンドルポスト上部、ボルトのヘッドが銀色に輝いているのが見えるだろう。そして、跨った状態から見てその奥、ライザー下部を車体に固定した才のボルトも非常に良く見えるのだ…特に、跨った状態からは。

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□POSH M8ボルトキャップカバー ¥1,029

兼ねてより、想定はしていた…しかし、こんなものにこんな値段が!?と納得出来ずに購入に踏み切れ無かったボルトキャップカバーを購入。だってコレ、プラスチックっぽいよ…ただのカバーだよ…?余りにも腹立たしいので、南海のポイント¥600を消費して購入…定価とか無理無理。

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□お試し装着

…で、ご無体な金額を払わされた結果として、こんなん…的な。分かり易く左下と右上のキャップだけ装着。これでキャップが無い状態だと如何に安っぽく見えるかがお分かり頂けたと思う。…のだが、また落とし穴!実はボルトがライザーに全て入らないので、少しだけ銀が見えて…!

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□キャップボルトセット8×25ステンレスブラック仕様(酸化着色)¥682

もう、いい加減、イライラが限度に達したので8×25のブラックボルト購入!…と思ったら、南海部品は置いてないでやんの。また川崎ラフロ…というのもつまらない上、ちょっとBWSのフェンダーが見たかったので世田谷NAPSへGo!…あああ、面倒臭いわぁ…!

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□一部装着

30分ほど掛けて到着し、直ぐに購入して駐輪場でハンドル周りをサクッとバラす。んでボルトの交換…なのだが、4本しかないので見える場所のみを交換。つまり、ライザー上部と、ハンドルホルダー上部。各部の下部はライザーの下だったり、或いは乗り手から見えないので。

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□ボルトキャップ装着

そして、付属のボルトの頭をボトルキャップで隠し(車体下部からしゃがんで見上げでもしない限り、ここのボルトの頭の端は見えない)、ようやく人心地。やー、ハンドルとライザーがブラックアルマイトなのに、ボルトの銀とか無いわ、ホント。贅沢を言えばキャップもアルマイトが良いなぁ。

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□装着完了

んで、ボルトの交換&キャップを被せてようやくプチ・バージョンupが完了。んー。これで写真を撮っても恥ずかしくない出来になったな。キャップはまだしも、最初からボルトは黒いのを使おうよカムストック。ビクスクなんて得に見た目が大事なんじゃないの…?

それはさておき、取り付け及びプチバージョンupが完了するまでの金額をチェック。

POSH M8ボルトキャップカバー ¥1,029
キャップボルトセット8×25ステンレスブラック仕様(酸化着色)¥682
ステンキャップ M8×25 ¥350

合計、¥2,061か…メーカが予め用意すれば1/3以下のコスト、品代に載せても¥1,000程度でこの位は出来るだろうに…質感重視で作るならば、この程度は用意しておくべきだと思う。少なくとも、取り付けに必要なボルトは必須だよなぁ。…後で、メールしてみよう。

そういえば、限定版との話のライザーだが、そんなにうるさくは感じない…かな。ライザー上部の右端は、通常バージョンの様にメモリを指す矢印の方が良かったが、LimitedEditionの文字も悪くない。ライザー横のミルククラウンは、乗ってる際には全く見えないので問題なし。

ちょっと気になるのは、ハンドポストの受け側の金属部分…なんだがここは自分で黒く塗ろうかな。あるいは、半月方の隙間を何かで埋めてしまった方が良い…のだが、特に思いつかないなぁ。パテとか載せると戻せなくなっちゃう…しな。ま、今は満足のいく状態だし、おいおい考えるか。


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カスタムフェイズ、と言う方向性。 [FAZE]

昨年末の事故より、車体の修理が完了して1月…そして、バージョンアップの為のエアロパーツの塗装及び装着が終わって半月以上…と言う辺りか。そして、最近ではカムストックのハンドル&ライザーも装着、と着実に進化を遂げているFAZE。普及率の低いFAZE、その中では中々だろう。

だが、上限はある。なぜならば、僕自身がここまで…というラインを引いているから。僕は250ccのスクーターには多くを望まない。BWSの様にオモチャ感覚で弄繰り回すには、パーツ類が高い上にそのリスクも高いから。なので、今までの車体を知る人には常々言われてきた。

なぜにFAZEは、弄らないのか、…と。現時点でも、カスタムフェイスやマフラー、その他パーツを装着しており、「FAZEのカスタム車両としては」中々のモノだと言う自負もある。だが、それは今までの車体に比して、「弄っているか」と言うと否、である。

それは、この車両はカスタム、と呼べるレベルの弄り方はしない…というか、車体本来の性能には手を加えない、と言う僕の誓いがあったから。良くも悪くも250cc単気筒、しかもスクーターと言う車体の脆弱さがある為、掛けたコストに比して性能は上がらない、から。

だから、雰囲気程度のBEAMSのマフラーに、ドレスアップ程度のカスタム…だったのだが。切欠はまず、nariさんに塗装してもらったフェイスとフェンダー。そしてBOSS-POTATOさんとの邂逅。それらを経て、少しだけ考えが変化してきている自分がいる。

性能面に手を加える、と言う泥沼を知る人は少ない。例えば、BWSでボアをあげた人の中、その上げたボアに対して、全てを一段階上に引き上げる、と言う発想を持っている人は少なかった。これは、小排気量故かと言うと、そうでもないのが実情だと思う。

僕は、それをD-TRACKERとSR400と言う車体で知った。E/gを弄った車体はそれに見合ったキャブやマフラーが必要となり、増したパワーを路面に伝える前後のサス、そしてそれを減速/停止させられるブレーキが必要となる。もちろん、他にも冷却などの問題も出てくる。

そして、引き上げた1ランク上の各パーツは当然、純正とは違うレベルで消耗品を要求し、その維持コストは純正とは比べ物にならない。数倍ならまだしも数十倍のモノもでる…が、性能がそれに比して数倍、数十倍になる訳でもない。言い方は悪いが頭が悪い事、この上ない話である。

が、それを是とするか否とするかは乗り手次第…というか、乗り手の愛着次第でもある。僕は250ccスクーターと言う車体には、実用を求めていたのであり絶対的な愛着を求めている訳ではない。そして、それに応えるには250ccスクーターにはそれだけのキャパが無い。

…との理由から、一定以上に踏み込む事は避けてきたのだが。ココ最近のFAZEと言う車体への入れ込みを考えると、その垣根をもう少しだけ変えてみても良いのではないかとも思う。それだけの愛着が生まれたともいえるし、それ以外の心境の変化もあったとは思う。

なので、もう一歩だけ踏み込んでみる事にする。その結果、FAZEと言う車体がどれだけのモノを返すかによって、考えを改めても良いと思う。見返りを期待するわけではないが、低反発のクッションをひたすらに叩き続けるだけの作業は、心が萎えていくだけな訳だし。

とりあえずは、コレ。

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□MAC-MRD M-DRAG

まずは、カスタムの第一歩たるマフラー。今までは、雰囲気・ルックス・音、だけを満たせれば…とBEAMSを付けて来たが、ここらでキチンと「純正より上のマフラー」を選んでも良いだろう。…となれば、今までずっと気になっていたM-DRAG一択である。これ以外に無い。

その他、大手メーカを選ばない理由は過去の記事を参照して欲しい。

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□M-DRAG MB

定  価: \70,000.-(税別) \73,500.-(税込)
材  質: サイレンサー前部テーパーコーンTi-X+SUS304 エキゾースト:SUS304
音  量: 88db

SUS304はオーステナイト系のステンレス鋼で18%のCrと8%のNiを含む。Ti-Xは高剛性のチタン合金。インコネル…との噂もある。ただのステン管としては高価だが、インコネルを使用していると考えれば妥当な金額だと思える。…ちょっとマニアックな話題か。

まぁ、MAC-MRDが真面目なメーカであり、素材をキチンと考慮/選択した上でのマフラーだと言うのはここからも見て分かり、そしてその構造は2重かつテーパーと言う、それだけでも充分に期待出来る内容である。強いて言えば、88dbはちょっとだけ寂しいかなぁ。

そして、マフラーに合わせて他の部分も変更…となると、まずは吸気の増大であり、そして吸気+排気の増大による混合気の比率変更、Fi車のFAZEならば追加コンピュータ…となるのだが、そこまで一気に弄るのはリスクが高すぎるし、常時利用が厳しくなるので行わない。

…が、知ってのとおり、FAZEは一部規制の為にデチューンをされている。そこの是正には色々とハードルがある為に据え置き状態だったのだが、今回のマフラー交換によりそれに合わせたデータを取れるならば…と言う事で、小ネタも併せて進行中だったりする。

この辺りはまたあらためて…と言う事になるが、実はMAC-MRDには相談済みで、明日(もう今日か)には戸田を訪問予定となっている。加えて、その証明的な意味合いを含め、シャシダイでの計測も予定しており、別工場での作業も予定済み…となっている。

3代目のシラタマ、を襲名した以上、方向性は違えども、その名に恥じない車両にはする予定。
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続・ギアオイル交換! [FAZE]

前回のログで、ギアオイルの交換作業は完了。…したのは良いのだが、なんとなくモヤモヤ感が残る。微妙に種類が、内容が異なるオイルを混ぜてたかもしれない…あるいは確認したけれども、オイル注入口が違ってる可能性もあるかも(まず無いが)。

…と、モヤモヤしたので、じゃあギアオイルなんてリットルで持ってても滅多に消費しないし、いい機会だからフラッシング代わりに捨てちゃえば?と言う思考に行き着く。なので前回の作業はギアオイルのフラッシングで、今回の作業が本番のギアオイル交換!

…まぁ、E/gオイル以上にスラッジが出るから、ギアオイルのフラッシングはありだろう。昨日の夜に5分ほど暖気して、軽くリアタイアをセンスタで回してあるので、今日も同じ程度の工程を経てオイルを抜くとしよう。停車時から作業すると底の沈殿が抜けないからなぁ。

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□ドレンボルト

前回は画像を載せなかったが、これがクランクケース下部にあるドレンボルト。頭は12mmのスパナかソケットで、簡単に回る。ワッシャを潰してる分だけトルクはかかっているが、戻す時はそんなに強く掛けなくても問題なさそうだ…たまに、滲みだけ確認しておけば。

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□オイル排出

昨日の今日のなれた作業。だばーっと吐き出すオイルを見て、オイオイ、何だこのスラッジ量…とびっくりしたが、まぁ前回のオイルでは抜け切れなかったんだろうなぁ。ちなみにE/gオイルも入れただけで、直ぐに抜いたとしてもこの程度には汚れてたりする。

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□オイル注入

ここも、昨日のログでは載せなかったかなぁ…パッと見、これがオイル注入口?と思ったのが同意いただけると思う注入口である。真横って、なかなかオイルが入れ辛いんだよねぇ。溢れるまで、は良いけども、真横からの注入だと簡単に溢れてくるし…ね。

てことで、溢れてるかどうかが分かりにくかったので、前回、抜けたオイル+10ccほど多めにオイルを注入して、作業は完了。後は、やたらと面倒臭かったクランクケースカバーを戻す。何気に、オイル交換よりもこのカバーの方が時間がかかるんだよなぁ。メンテナンス性悪し。

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□オイル確認

んで、またしても抜いたオイルを確認。…んむ、抜けたオイルは前回と同程度で250cc程度。オイルの汚れは…思ったよりあるなぁ。まぁ、一回のオイル交換ではスラッジが抜け切らないから、こんなものかもしれないが。少なくとも、昨日抜いたオイルよりはマシだからいいかな。

さて、約8,000kmでの交換だから、次回は13,000km辺りかな。僕ルールでは目安は5,000kmなんで、限度は15,000kmまでに交換、で良いだろう。僕の経験から言って、ギアオイルは想定の1/2以下でやっておいた方が、精神衛生的に良いからね。
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カムストック  ロー&タイトバー、そして専用ライザー装着! [FAZE]

先日、到着したカムストック製 ロー&タイトバー、そして専用ライザー装着する事にする。ハンドル交換自体は大量にこなしてきたが、初めてのライザーである。知識としては知っているが、実際に触れるのは初めてなので、かなりドキドキしつつ、作業に望んだのは内緒。

ちなみに、ハンドルのダボ穴等は前日に室内作業にて空けてある。BWS等の横穴と違い、FAZEは真下からのダボ穴…となると、ビスの固定も横からではなく下から固定する。この形状だと、ボックスの固定がし辛く、後に幅が狭くなるから失敗だと思うんだけどなぁ。

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□養生

…っと、取り付ける前に養生。ビクスクは、ハンドルポストの直ぐ横からインナーカウルが張り出している。従って、ハンドル交換の際にスイッチボックスやブレーキマスターをフリーにすると、カウルをゴリゴリと削る事を前回のハンドル交換で学習。今回は、前もってエアキャップで覆い、傷をカバー。

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□ライザー装着?

さて、ライザーを装着しよう。まずは、ライザーをバラして上下に分割、と。上の部分にボルトを通して置いてシートの上に準備…次は、ライザーの下部を車体側のポスト下に当てて、純正のボルトを挿入ライザーの穴に…回し込んで車体に固定…固定…固定…出来ない!?

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□要注意

そう、純正のボルトの根元がねじを切っていない為、一定以上は奥まで入っていかない為、固定が出来ない。つまるところ、ライザーの装着にはM8×15以上のボルトが必須…はい、装着中止~!…カムストック製品、悪くないけども、説明が足りなさ過ぎるよなぁ…。

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□仮組み

…となるところだが、何となく悔しいのでハンドルの仮組みまで行ってみる。実際は、ライザーとポストがガッタガタの為に、ハンドルの取り付けどころではないのだけれども。しかし、こうしてみるとライザーがすげぇバック&アップしてやがる…え。いや、これ、ホントにつけるの…?

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□ボルト購入

もし、FAZE一台しか無かったら、そこで積んでいただろう。だがしかし、ウチにはBWSと言うもう一台の相棒がいるのだ!…と言う事で、近くのホームセンターにてボルトを購入!…3本セットと言う微妙な組み合わせだが、単純な固定だけなら純正も使えるし良いか。

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□装着完了

購入してきたボルトを使い、無事にハンドルの装着を完了!バーエンドだけはまだつけていないが、スイッチやスロットルボックス、マスターの位置やミラーの調整も一先ず完了して、ライザー、そしてロー&タイトバーの装着が完了…思ったよりも面倒な道則だったなぁ、色んな意味で。

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□サイドから

そして、真横から確認…したのは、ライザーによるハンドル位置のずれを分かり易くした為。正直、この位置は無いよなぁ、ハンドルはまだしもライザーは完全に失敗だ…僕の美意識的にアリエナイ。しょうがないから、POSHのライザーを購入して位置を調整しよう。

…と思いながら、装着作業を続け、微調整の為に車体に跨ってハンドルを握り…ビックリした。アリエナイ、と思っていたハンドル位置なのだが、これが跨ってみると非常にしっくりと来る。うあなんだこれ良いじゃん!でも、このライザーはちょっと…!と言う意識の狭間で揺れ動くジレンマ。

まだ、試走前だがこのハンドルの位置と言うか、車体全体に対する僕のポジショニング的にはかなりイイ!…ので、自分でもどう評価して良いのか、今後の方向性もまたドコへ向いているのか、分からなくなって混乱しているというのが現状。…んーぬ、物凄い評価に困るパーツだなぁコレ。

…ってコトで、試走やその他を含めてまだまだ続くよハンドル編。
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今日はFAZE日和。 [FAZE]

今日は、何度かコメントをいただいたkazukingさんの訪問予定。用事は何かといえば、以前の事故にあった時のマフラー(BEAMS SS400 TitunumⅡ)の引取り。現物確認&ウチまで来てくれれば取り付けもやったるでよ~と言う事で、午後からはFAZE弄り。

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□装着完了

…特に特筆すべき事も無いので、サクッと交換が完了。強いて言えば、純正マフラーステーが硬過ぎて大型工具が必要になった位か。ちなみにお譲り価格は取り付け工賃込みで10,000円。まぁ傷ありの商品だからねぇ。取り付けなんてすげぇ簡単だし。

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□意外と目立たない傷

とは言え、普通に見る分には実は殆ど傷も見えないんだけどね。車体右側ってか右の下の方を擦ってるだけだから、真横で見えない。斜め下から見ると分かるかな~程度。後はサイレンサーバンドなんだが、これは裏表を逆につけちゃえば、全く見えないしね。

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□No Buffle No Life

や、ちっとうるせいかも…と言うkazukingさんのお話で、急遽、バッフルを装着。やー、元々の音量が小さいマフラーなんで、付けた事無かったよバッフル…って事で、急いで部屋を引っ掻き回して見つける。うあ、スロットルを数回煽っただけで外したから、新品同様だわ。

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□試走

排気漏れ等が無いことを確認し、なおかつちゃんと走る旨を確認して貰うため、試走に行って貰う。んむ、納得いただけたようで何より。青の車体に意外とこのカラーも合うし、良いんじゃないかな。カラーの違和で言えば、マフラーよりもサスの赤が目立ってる気も。

その後、近場のファミレスにてダラダラとFAZEを語る。まぁ、同い年と言うことでお互いにそれなりなバイク暦があり、盛り上がるバイク話…90年代峠ブームの世代だよねぇ俺ら。そんな中、ハンドルの話が出てそういえば前のは浸かってないしR君も要らないッポイなぁ。

…と話したた為に、それも見たい!と言うことになり一度帰宅。ハンドルを確認し、つけてみたい!と言う事になり、じゃあバーエンドとグリップは買わないとだね…って、こないだBWSで似たような事したばっかりな記憶がある…デジャヴュ?

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□純正ハンドル

ナビをつけたい、との話でその為に、純正ハンドルにブレースバーをつけていた模様…だが、妙にバーが高い位置にあったなぁ。後はミラーがDaytonaのホリゾンタル…かな、ソレぐらいで、バーエンドやグリップ等、その他はまんま純正…じゃ、ハンドルを変えちゃおうか。

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□Hardy ロードバー(MID)

元々、FAZEに使用していたハンドルの為、スロットルボックス類の穴は既に開通済み。純正のバーエンドやグリップなどを除去したら、後は普通にハンドル交換。グリップは近所の南海部品で、バーエンドはウチで余ってたヤツを1,000円でお引きとり…と、完成!

あまり時間が無いとの話だったんで、二人で急ピッチな作業。一応、必要な場所はキチンと作業したつもりだけれども、どこかで慌てて失敗したり無いだろうなぁ。それだけが心配。あ、ハンドル料金は過去の使い回しだったんで、メントスコーラ味一本分と引き換え。

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□作業完了

来た時とはマフラーが違うわ、ハンドルが違うわ、と色々と見た目も変わったご様子。乗り味も多少は変わったんじゃないかな?まぁその辺りの反応はコメントにでも残してくれるだろうと期待。マフラーは純正と大差ないかもだが、ハンドルは乗り易くなってると思うんだよね~。

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□FAZE2台

中々に珍しいFAZEのツーショット。こうしてみると確かに、ウチの子はFAZEとしてはカスタムスクーターな部類に入るのかも…と思ったり思わなかったり。…んーむ、色々と気になる部分も出だしたし、ここらでFAZE自体の方向性も考え直そうかなぁ、とぼんやりと思った午後。
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4D9。 [FAZE]

深夜…日付が変わる少し前。blogの書き貯めに精を出していると、キーボード直ぐ横にある電話が震える。…ん。こんな時間に誰だ…?090…携帯…って事は、番号を登録してないツレの誰かか。あ、アイツかな。今日、家の前を通った時か、と通話ボタンを押す。

「おう、どしたー?」「あ、アキヒトさんですか?」…ん何で敬語なんだコイツ。でも、ちょっと聞き取り辛いけども、多分、アイツだよなぁ…と思いつつも「…誰?」と聞き返したところ「BOSS-POTATOです」…おおう。ああん。「うあ!すんません!」ツレと間違えた!

お電話の主は、このblogのリンクにもある「俺的~威厳~」の4D9(マジェ)乗り、BOSS-POTATOさんだった。そういえばブログのコメントで、スパレの話になり、連絡先を交換してたんだった…!対応の非礼を詫び、話をしたところ直ぐ近くの方だったのでお会いする事に。

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□ジョナる

産業道路沿いのジョナサン。blogでは何度も見かけた4D9と、BOSS-POTATOさんを発見。暖かな夜では合ったが、やはりまだ深夜は気温が低い。車体の確認は後に回して挨拶もソコソコに入店。まぁその後はアレ。バイク好き同志の色んな話があったと言う事で省略。

ただ、僕が思った以上にビクスクの世界ってのは珍妙で歪んでいると教わる。

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□4D9

そしてまぁ、blogでは散々見ていたのだが、実際に車体を見て感じたのは「バブル」。ブレーキはBERINGER、サスはOHLINSと非常に僕好みでハイセンスな仕上がりなんだが、この車体を見て感じたのは不景気ってのはどこに行ったんだろうと言う疑問。

端的に言えばアレ。PS2の「首都高バトル」とかでPAR「CP999999」のコードを使い、もう湯水の如くコストを注ぎ込んで組み上げた車体的な何か。そんな車体の試乗を進められるも、怖くて無理。かろうじて跨らせていただくがシート柔らけぇぇぇぇ!え。低反発。え。そんなお値段。

しかし、残念だったのが折角の機会なのに、周囲が暗過ぎて黒い車体のモールドが見え難かったこと。また、折角の塗装も分かり難い…ついでにと思い、デジイチを抱えて行ったのだが光量が足りない上に三脚が無く、今回のこの画像達もブレブレな事。

次回はぜひ、晴れた明るい日に干渉&撮影をさせていただきたく…試乗は怖いから良いです。

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□マイフェイズ

でもやっぱり、ウチの子が一番だよなぁと親バカ振りを発揮。そういえば、FAZE以外のビクスク同士で並べたのは4D9が初めてだ。リッターSSやBWSの知り合いは少なくないが、ビクスクの友人っていない事に気が付いたり…まぁFAZEにハマっただけで他は興味無かったからなぁ。

でも、4D9のリア回りはかなり格好良かった。つか、モノサスすげぇ。マルチリンクイカす。また、そこにキラリと光る黄色バネですよ。OHLINSですヨ。あの仕上がりはBOSS-POTATOさんのセンスだろうけども、悪くないなぁこの車体も…や、やっぱ顔は苦手だな。

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□メータパネル

うを、こうしてみると乱反射もアリだなぁ。これはインナーパネルの塗装によるものらしいが、跨って覗き込んでいる時はそうでもないのだが、こうして撮影してみると面白い具合に乱反射する。んーむ、しかしショップデモ車のような仕上がりだなぁ。跨ってみたいけど乗るのは怖いのも似た感じ。

次回はスパレか、工業地帯で撮影か…。
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カムストック ロー&タイトバー遂に購入! [FAZE]

さて、先日のログではライザーのポジション変更幅を問い合わせていたのだが回答があり。

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セットバックにつきましては添付画像をご確認下さい。
取扱い店舗様はどちらの量販店様及びショップ様でもご注文できます。

また、当社に直接の場合はこちらのアドレスでご注文できますが、
送料¥1,050 代引きの場合手数料¥650かかります。

宜しくお願い致します。

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□パッケージ裏?
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恐らく、パッケージの裏だろう(ステルスミラーの箱の裏にそっくり)、添付画像で説明が来る。スキャニングした画像を送ってくれたのだろう。画像の使い回しが可能とは言え、こう言ったお店なりの手間を掛けて対応してくれるのは、やはり好感が持てる。

ちなみに、他の項目は「送料無駄になるから、量販店とかに卸してない?あるいはどこなら直接取れる?」と効いた時の返答。実はカムストック直で取引のある店は少なかったり。量販店等は取れなくなは無いのだろうも手間が掛かったり送料がかかったりしがち。

ステルスミラーやKicksのフロントフェンダーは、サインハウスが取引先となっており、この辺りは取りやすかったのだが、ハンドル周りはサインハウスでも扱っていない。…との事で、そろそろ面倒になってきたので、直接、代引きで送ってもらう事にする。

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ご注文有り難うございます。

ライザーですが、STDタイプが欠品中で次回入荷が5中頃の予定となっております。
また、添付画像の限定タイプ(同価格)であれば本日(4/2)発送可能です。
 ※限定タイプはプリントが有るか無いかの違いです。

ロー&タイトバー  ¥4,725
ライザー       ¥9,975

送料          ¥1,050
代引き手数料    ¥650

合計          ¥16,400   です

ご連絡お待ちしております。

CIMG4722.JPG
□限定版
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ウェイウェイウェーイ。ちょい待てちょい待て。ライザーの品切れって、また、次のロットの完了って、今になって分かったこっちゃ無いだろ。問い合わせた時には分かってたよな。じゃあ、その時に話があっても良くね?色々話し合って、さぁ発注って時jに言うのかソレ。

…ってまぁ、同質のモノが同価格であるならまぁ良いか。限定版を頼んで通常版になるってならまだしも、逆パターンだしな。パッと見た感じ、ライザー上部にLimitedの文字、サイドにLimitedEditionとミルククラウン。…ん。ライザー左の矢印は欲しかったかも。

…と、決心が付いたので商品を発注!

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□到着

…オレが注文しようと思った時ッ!ソレは既に到着しているッ!…なぜならば…!と某J○Jo風に繋いでみたところで、意味は無く。まぁ、ハンドルだけの購入は当初から決めていたのだが、ライザーについては悩んでいたのだが、初めてのパーツだし試してみても良いだろ、と。

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そして、すぺさるに過剰な梱包。エラクでっかい箱で来たなぁと受け取ってみたら、スカッと腕が空ぶるくらいに軽くてビックリ。まぁ、空けてみずともアルミの短めのハンドル一本と、アルミ削り出しのライザーだけだからなぁ。それがこんなデカイ箱に入ってれば、そりゃ軽いか。

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□ロー&タイトバー。

パッと見にはちょっと短いかなぁと言った感じ。ただし、その長さでクランプがかなり短い為、手元は普通に広い。そして、引き(絞り)は余り無く、高さは低くて垂れ角もさほど無し…なるほど、これ、ポストから殆ど浮かないかなり低めのハンドルだわ。

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LimitedEdition

うーん、黒一色にまとめたくてこのライザーにしたんだが、カムストックのエンブレムが思いっきり見えてるなぁコイツ。ただ、何となくだが「LimitedEdition」の文字は気分が良いかも。…限定版、と言う単語にすこぶる弱い日本人らしいオイラである。どうだろうミルククラウン。

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□NOT ミルクラ

まぁ、ペイントは落とせる可能性が高いし、そこまでしなくても気になったのなら、ペイント部分を内側にしてしまえば問題無いだろう。多分、ライザーに左右の指定なんて無いだろうし…と言うのが、本音ではあるが。ホラ、こうしてしまえば、更に上にハンドルが付けば見えない部分になる。

…てコトで、無事にライザー&ハンドルが到着。後は取り付け作業だけ…近い内に、友人のBWSの駆動周りを弄る事になりそうなんで、その時に併せてやってしまおうかな。このハンドルの装着画像に一目惚れ
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納車後初の、ギアオイル交換。 [FAZE]

E/gオイルの交換を終えて、ふと思う。そういえば、ギアオイルって変えてないよね。BWSの時は2回に1回位…確か、5,000km~6,000kmで変えてたような。…あれ、FAZEってもう8,000km位、行ってなかったっけ。もし、10,000kmだとしても、そろそろ交換時期だよなぁ。

…って事で、ギアオイルの交換をしよう。と、思い立ったのは良いのだが、クランクケースを外から眺め回しても、ドレンボルト…らしきものはあるが、注入口らしきものが無い。ドレンボルトも単純に増したにあるからこれか?と言うレベルの分かり難さ…BWSを見習えFAZE。

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□クランクケースカバー除去

この状態じゃあ、何も分からんよなぁ…とクランクケースカバーを除去。これも、2分割方式になっていて車体前方の方のボルトを全部抜いた後、隙間から後方部のカバーを抜かないと行けないと言う面倒な作りになっている。メンテナンスとか、考えられてない作り。

…しかし、下部過ぎて気付かなかったが、結構、傷だらけだったんだなぁ。

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□クランクケース

ようやく、クランクケースとご対面!…は良いのだが、シグやBWS等のようにオイル注入口、と分かる部分が無い。多分、このボルト類の中のどれかだろう…と見回すも、オイルが注入できそうな、ボルトの口が上を向いている部分が見つけられず悲嘆にくれる。

…じゃあ、注入口ならば厚めのワッシャとか入れてるんじゃないか?と発想を転換…おお、見つかった!は、良いけども、これまるっきり真横を向いてるんだけども。ホントに注入口なのかコレ。でもまぁ、ただのボルトならこんな厚みのあるアルミワッシャは無いだろうし。

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□ギアオイル排出

悩んでいても仕方が無いので、唯一真下を向いているボルトをチェック。…ん。これも厚めのワッシャが入ってる。じゃあ、これがドレンボルトで間違いないだろう…とボルトを外すとギアオイルがだばーっと吐き出された。…まぁこのわかり難さはBWSも一緒か。

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□ギアオイルジョッキ

BWSでも使用しているギアオイル用のジョッキ。とりあえず、何CCか分からないが、残っているギアオイルを全て注ぎ込む。…んー160cc位かなぁ。まぁ、ギアオイルはそんなに入るもので無し、この程度あれば十分だろう、という事でオイルを注入してみる。

…と、その前に、ホントにあの注入口であっているのか?と不安になった為、まずは一度、ボルトを締めこんでケースを密封。その上で少しだけオイルを注入し、しばらくした後にドレンボルトを外す。…うん、空になってるはずのケースから、新しいオイルが出たので正解。

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□排出したオイル

ちなみにこのギアオイル、お店で聞いてもネットで調べても正確な容量が分からない。誰もが口をそろえて「入り口から溢れるまで」…ってなんだそら。規定値とかあるだろフツー。とは言え、誰にも分からないのであれば、図るしかあるまい…って事で計測。

一度、オイルパンに古いオイルを全て吐き出させた後、軽量カップに注ぎ込んでその容量を確認。少なくとも、同じ容量を入れておけば、車体的には問題ないはず…てことで、計測した結果、ほぼ250cc。んー。BWSが130ccだし、ギアオイルは排気量と同等なのかな。

…って、それどころじゃねぇ!ギアオイルの在庫が160ccしか無い!

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□YAMAHAギアオイル

てことで、近所の量販店でギアオイルを購入。…なんだか、パッケージが変わってるんですけども。そして、E/gオイルと違ってギアオイルは粘度や成分表記が無いから、同じものかどうか分からないのが怖い…つか、ジョッキに出した色がもう、ちょっと違うんですけども。

これ、同じメーカのオイルだけども混ぜちゃって良いのかなぁ…と悩みつつ、もう100ccほど新しい方のオイルを注入し、5分ほど暖機運転を行う。まぁ、多少は違ってても直ぐにギアが焼き付く事はないだろう。また、気になるなら今回はフラッシングで捨てても良いし。

…とこの辺りまで作業し、確認的にあちこち調べてみたら、この車種のギアオイル交換は10,000km以上で、下手をすれば20,000kmとか珍しくないらしい…まぁ、オイルは早めに変えるに越したことは無いので、問題は無いのだが、今回はちょっとだけ早かったか…な。
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カムストックロー&タイトバー装着?続報 [FAZE]

先日のロー&タイトバーが非常に気になり、販売元?製造元?たるカムストックに問い合わせを行う。正直、今までバイクパーツ系でのメール問い合わせでは、あまり良い対応は無かったので最悪、返事すら無しと言う想定もしていたのだが…意外と良い対応をしていただけた事にビックリ。

電話では良くてもメールだと、ってお店は多いんだよなぁ。なので、僕は基本、お店があるようなら直接話をしにいくっていうスタンスなのだが(BWSのジャマー管の時はファクトリーまで行った)、このお店はどうも店舗がないっぽいので、メールでいいやと投げてみた。

やー、バイクと違ってスクーターのカスタム屋なんてロクなもんじゃないだろ、という偏見があったのだが、カムストックでちょっと見直した。Daytonaすらスクーターでは…と思っていたのだが。…で、肝心の内容はといえば、大体こんな感じ(カムストックの内容はそのまま)。

Q 御社HPにあるこのハンドルは、FAZEがモデルとなっているが装着が可能なのか?
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お問い合わせ有難うございます。
フェイズに取り付けることは可能ですが、
ホンダ車の場合はベース取り付け部が一本タイプのため
ノーマルのハンドルマウント部を残して取り付けになります。

手書きで済みませんが画像を添付しましたのでご確認下さい。

宜しくご検討下さい

com-01.jpg
□手書き

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おお、手書きの画像まで…こりゃ、丁寧な対応だなぁ。ただ、ハンドルが取り付け可能か、って聞いてるんであって、ライザーとの構造の説明が欲しい訳じゃないんだよなぁ。仕方が無いから、「ライザー無しで」ってちゃんと書いて、「取り付けが可能か」と再度の問い合わせをする。

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ご連絡ありがとうございます。
大変申し訳ございません・・説明不足でした。
フェイズに、ロー&タイトバーのみの取り付けは、当たってしまう為、不可となっております。
前回、ご説明したように、ライザーを付けていただいたの取り付けは可能です。
宜しくお願い致します。
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んーぬ。やっぱりそんな気はしたんだよなぁ。でも、それなら、ハンドルのコンテンツにちゃんと書こうね?「ライザー必須」って。HPだとまるっきり、ライザーはオプションで、ハンドル単品でも付くようにしか見えないからね?これ、問い合わせずに買ったらクレームもんだなぁ。

なんて話はさておき、クリアランスについてもうちょっと突っ込んだ話をする。

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弊社のハンドルバーは名前のとうり低く・他の物よりタイトに作られていますので、
ライザー等で少し上げて手前に引かないと
インナー(メーター下横・小物入れ上部)部分に擦れてしまい
ハンドルを左右に全開にきった時にメーターバイザーに当たってしまいます。

ライザーを取り付けた画像を添付いたします。
この状態でかなりクリアランスはタイトです。

宜しくお願い致します。

com-03.jpg
□クリアランス

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んー。クリアランスがタイトって言うのは、真横から見ないとさっぱり分からないんだよねぇ。斜め上からだと想像が出来るかどうかってレベル。しかもこれ、HPにあるのと同じアングル…ベース画像じゃないなぁ。まぁ、画像を送ってくれて、その上での説明があるのは親切なんだけども。

仕方が無いので、この状態だとクリアランスが分かり難いので、真横から見た画像が欲しい、例としてはこのような画像(過去の画像)…と画像を送り、後は、前回のログにあるような実際の数値の話をして、その比較としてどうか、と言う内容の質問に切り替えてみる。

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お問合せ有り難うございます。

ロー&タイトバーの高さは40mmになります。

取付け画像添付いたします。
※すみません横からの画像がこれしかありません

宜しくお願い致します。

com-02.jpg
□横向き画像

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んー。ライザーつきの画像しかないかぁ。でも、送ってくれるだけ親切かなぁ…って、「高さは40mm」ってなに。HP上では、ハンドルの高さは「高さ120mm」ってあるんだけども。コレは何?いったいどこの高さを示してるの?HP上の記述が間違ってるの?

…対応自体は親切なんだけども、どうにも毎回、ちょっとズレた回答が来るなぁ。

仕方が無いので上の数値の謎と、「では、ライザーも合せて購入する方向で検討」と伝え、じゃあ、ライザーはどの程度アップでバックなの、HP上に数値の記載が全く無いんだけども?と言う問い合わせをして、現在、回答待ちでございます。

前回のログのコメントで、BOSS-POTATOさんがライザーについて、「POSH製のも…」とのお話を教えていただいたので、数値次第ではPOSH製品も併せて検討する予定。でも、ライザー必須かぁ。上の取り付け画像を見ると、ちょっとポストから離れちゃってるんだよなぁ。

FAZE…というかビクスクは、元々のハンドルの取り付け位置が低い上にインナーが張り出していて、社外の低いハンドルを入れるには数cmのバック&アップが必要なのは仕方が無いのだが…どうにも、ダイレクト感というか、剛性が落ちる事による感覚のブレが出そうでイヤなんだよなぁ。

単純に高さだけなら、カムのハンドル&ライザーと同程度には、今のハンドル(Hardy)も高いとは思う。ただ、それがポストから直接で離れてるのと、ライザーを噛ました結果だとどうにも違うしなぁ。そして、手前に引くってのもイマイチ好きになれない…特に見た目に。

これが、実際に跨ってみれば意外としっくり着たり、あるいは旋回中にロスが出たりするような感覚は無いのかもしれないが…こればかりは実際に乗ってみないとワカラナイ。でも、ちょっとお試しで…と言うには、ハンドル+ライザーで15,000円+各費用はお高過ぎる気がする。

これがせめて、見た目にバッチリ!…ならともかく、手前に引いてるのがなぁ…。真上に数cmだけ上げるライザーもありなのかな。それならクリアランスも稼げるし、見た目もそんなに気にならない…が、さもなくてもFAZEはハンドルが前なのに、上に上げるとちょっと載り辛そうなんだよなぁ。
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COMSTOCK ロー&タイトバー/アルミハンドルバーライザー [FAZE]

ヒサビサに物欲が爆発!…はしていないのだが、修理ベースとなる塗装や、塗装によるウィンカーのクリア化とは違い、久しぶりにバイクパーツで欲しいモノを見つけた。まぁ、塗装した事により完成度が高まり、それによって触発されたと言えなくも無いのだが。

IMG_5108.JPG
□Hardyロードバー(MEDIUM)

ちなみに今、FAZEに使用しているのがこのハンドルである。BWSで使用していたハンドルで、もう一段低いLOWに切り替えた為に予備となっていたハンドル…なのだが、実はコレ、元はZOOMERで使用しており、かなりの中古品だったりする。

本来、FAZEが納車された時はLOWを入れていたのが、これでは余りにセット位置が低くスロットルボックスから延びるケーブルが、メータ周りのボックスと干渉してしまうのでMEDIUMに変えていたのだ。なので、そろそろ新品のハンドルに換えても良い頃かなぁ、と。

ただ、今のハンドルはかなり乗り易いのだが、同じハンドルで新品と言うのもお金を掛ける気にならず、また、ブレースバーのシルバーも気になっていたりした…やはり、ハンドル全体を黒くしておきたいし、今のハンドルでは少し高く感じるし…ブレースバーがやや邪魔。

tightbar_img01[1].jpg
□ロー&タイトバー ¥4,725

…という中、見つけてしまったのがCOMSTOCKのハンドルである。

以下、メーカHPより抜粋

アルミブラックアルマイト仕上げ。スクーター専用に開発したロー&タイトバーは、スクーターでは定番の絞ったハンドルから乗りやすくスポーティなポジションを得るために新規開発。クランプ幅のストレート部分を可能な限り短くすることにより、間延び感のないタイトなハンドル周りを実現!アルミハンドルバーライザーと併用することにより各種スクーターをカバー。(一部取り付けの出来ない車種もございます。お問合せください。)

おぉう、正にイメージ通り!こゆのが欲しかったんだよ!と一目惚れするも、ちょっと気になる表記が…(一部取り付けの出来ない…)だと?取り付けモデルになっているのがFAZEだから、問題ないだろう…とHPを下までスクロールして見ていて気が付いた。

handelbar_img02[1].jpg
□アルミハンドルバーライザー  ¥9,975

これ、ライザーを噛ました状態の画像だ。つまるところ、ライザー無しでは装着できないのか。HardyのLOWの様にスロットルボックスが干渉してしまうのか…と悩んで、「お問い合わせ下さい」とあるので、HP問い合わせフォームから質問を送ってみる…現在、回答待ちである。

ただ、この形状から察するにライザー無しでも行けるような気がするんだよなぁ。そして、このルックスを手に入れる為ならば、ライザーの装着もアリかもしれん。…が、9,975円はちょっと高いし、ポストからハンドルが離れるのは嫌なので避けたい所ではある。でも欲しい。

基本的に、アップハンは全てトップブリッジに近い方が乗り易くて好みである。D-TRACKERはもちろんとしても、TW225に乗っていた時に流行りに逆らって、純正よりかなり低いスポーツハンドルにしていたし…その方がハンドリングがクイックになるからね。

とは言え、untlion等のアルミ削り出しメーカを見てるとそれなりにライザーは発売されている。特に売り上げが良いのは大型ネイキッド等の車種だとか…それは流石に性能低下な気もするが、乗り手の身長やポジションを考えると調整パーツとしてはありかもしらん。

そして、車種がビックスクーターともなればハンドリングの僅かな低下よりも、ポジションやハンドル形状を重視するのもありかもしらん…出来れば避けたい所ではあるのだけれども。…と悩んでいるのだが、どの道、ハンドルは購入してしまうだろう。問題はその先、か。

…とは言え、ハンドル単品のデータから装着が可能か否かの推理は可能だろう。まずは現状のハンドルと、CUMSTOCK製ハンドルの数値を比べてみよう。ちなみに「引き」と言うのは乗り手側へハンドルを引いている数値で、感覚としては絞りと同義。

Hardyロードバー(MEDIUM)
幅700、高さ145、引き220、クランプ150

ロー&タイトバー
幅670、高さ120、引き110、クランプ100

現在のハンドルに比べて、幅は30mmほど短く、高さは25mmほど低い。クランプはかなり短く出来ている。ネックとなるのは高さで、25mmほど低い訳か…この高さがスロットルケーブルの干渉を呼ぶか否かがネックとなるだろう。では、今度はLOWと比べてみよう。

Hardyロードバー(LOW)
幅700、高さ90、引き220、クランプ160

ロー&タイトバー
幅670、高さ120、引き110、クランプ100

Hardyロードバー(LOW)に比べ、幅は同様に30mmほど短く、高さは30mmほど高くなっている。…3cmも上に上がるならば、数値的には問題ないように思えるが…あとは「垂れ角」の問題で如何に手元へ向けてこのハンドルが垂れ下がっているか次第、か。

ちなみにこの垂れ角はかなり重要で、オフ車やモタ等のタンクが短く、ハンドルまでがかなり身体から近い車体は殆ど垂れ角が無い。逆にハンドルポストから身体が離れ易いオンロードマシンは、垂れ角が付いていないと腕が大幅に前に引き出される為、かなり乗り辛い使用となる。

*過去にBWSでZETAのハンドルを装着して失敗したログあり。
http://merry-grave.blog.so-net.ne.jp/2009-09-20
http://merry-grave.blog.so-net.ne.jp/2009-09-23

だが、これ以上のデータはHP上には無く検討のしようも無い。また、単純に高さが3cmも上がるのであればケーブルを引き摺るという状況も回避できる可能性が高い為、概ねこのハンドルの購入は決定事項と言えよう。いつになく、物欲が刺激されていると言う状況もあるし。

ただ、ステルスミラーは有名なものの、大手とは呼び辛いCUMSTOCK製品の為に量販店等で確認する事は出来ず。また、無収入と言う現状にも拘らず、今月は塗装にウィンカーにと中々に出費が激しい状況である…悲しい結論ではあるが、暫くはガマンする他無いか。
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ウィンカーバルブ&レンズ変更。 [FAZE]

さて、なんだかんだとやることがあり、のびのびとなってしまった先日のログ…FAZEのクリアウィンカー化の続きを。自分でも時間が経ちすぎて、感覚が薄れて来ちゃってるのがネタを溜め込んだ際の弊害かなぁ。とは言え、まとめて更新するとネタが枯渇するし。

なんて話はさておき。

IMG_5166.JPG
□BWSから拝借

まず、前回のログで悩んだとおり、バルブは何を選択するのか?と言うケースの中、唯一確認が出来るのがアンバーバルブを装着した場合。これは、BWSで使用しているバルブを車体から外し、FAZEに装着してみる事でイメージが確認できる。

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□BWS用でテスト

んー。BWSに比べてバルブのマウント位置が奥まっている。まぁ、BWSは真っ直ぐ挿入、FAZEは横向きに挿入と言う違いはあるのだが、それよりもウィンカー自体の大きさが違うので、ウィンカーの大きさ…反射板の大きさに対してバルブが小さく目立ち難い。

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□レンズカバー装着

クリアレンズのカバーを装着してみる。んー、思ったよりアンバーが目立たなくて良い感じかも。画像で見るとちょっと目立つのだが、これは画像を撮る際のアングルによってかなり変わる。普通に立って車体を見る分には、アンバーはあまり見えない。

testtest.jpg
□左右比較

それも含め、普通の視点から左右のウィンカーレンズを確認してみる。まず、この立ち位置からだとアンバーが目立たない事が分かり、それと比較してクリアレンズとノーマルレンズの比較も出来る。…うん、思ったより車体のイメージが変わるかも、このレンズ。

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□ウィンカー&ポジション、各バルブ

さて、それではまず現バルブの確認…と言う事で、前後のウィンカーから片方ずつバルブを外してみる。後ろは極めて普通のウィンカーバルブで12V23W。…なのだが前は口金の端子が2極のポジション兼ウィンカーとなる12V4W(ウィンカーは23W)のバルブ、か。

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□アンバーバルブ購入

上記の使用を確認した上でアンバーバルブを購入…つか、LEDはまだしも、クロムバルブってもう量販店で見かけないんだなぁ。世の中はもうLEDウィンカーが全盛と言うことか。…ウチの子もいずれはLEDウィンカーにするしかないのかもしらん。ま、アンバーが見えなくなるから良いか。

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□バルブサイズ変更

ちなみに、純正のウィンカーバルブよりかなり小型のバルブに変更している。基本的に12V23Wは変わらず、またバルブの口金は基本的に共通なので、こう言った変更は可能。また玉の小径化により発光する輝度が大きく変化する事も無い。

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□テスト

…とは分かっておりつつも、輝度や動作の確認の為に点灯作動確認。んむ、ちゃんと純正と同じタイミングで点滅を繰り返しているな。これがW数が高かったりすると妙に早い点滅をされたりするしね。逆に低いと点滅の速度が遅くなったりする…さて、組み付けてしまおう。

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□変更後(前面)

んむ、やっぱりクリアレンズの方が格段に良いねぇ。車体が白と黒のツートン(まぁ実際はガンメタもあるのだが)で、車体からアンバーが激しく浮いていた…特にフロント周りからは浮いていたからなぁ。アンバーバルブもさほど目立たないし、どうしても気になるならLED化してしまえば良いし。

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□変更後(全体)

先ほど角度について触れたけども、こうして真横からレンズ交換後の車体を眺めると殆どアンバーが見えない事にも気が付く。パッと見には、あれウィンカーどこ?と感じるほど目立たず、車体全体の一体感が大幅に増している。でも、純正と同程度にはウィンカーの輝度もある。

うんうん、今回のカスタムはそれなりに成功したんじゃないかな。掛かったコストも大した事は無いし(自分でチマチマと調べる手間こそあったが)、その割には見た目も変化…塗装後の一体感も出て、満足感もかなり高い。BWSのウィンカーとの時と同じ感じ。ちなみに掛かったコストは以下の通り。

ウィンカーバルブ(前)703円 ×2 1,406円
ウィンカーバルブ(後)475円 ×2 950円
ウィンカーレンズ420円 ×4 1,680円
合計: 4,036円

うん、総合計で4,000円程度でこの満足感ならかなりお得だろう。

まぁ、一部調整とか取り付けとかお店に任せるとなんだかんだで6,000円くらいになるかもなので、自分で作業を行えばと言う前提もあるが。あ、お店に行くガス代高速代(送ってもらえば送料か)もあるから、実際にはもうちょっとコストがかかってるのかも…ま、良いか。
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バーエンドetc…。 [FAZE]

FAZEはもちろんBWSも含め、幾度と無くハンドル交換を繰り返している。アップハンドルの交換に必要なものは、ハンドルにグリップに…そしてバーエンド。基本的にハンドルはHardyロードバーで、グリップはProGrip、バーエンドはPLOTのfanaticを使用し続けている。

そして、Hardyのロードバーは内径が約14mmで、fanaticのバーエンドは14mm~あるいは19mmまでの対応となる。但し、fanaticの対応の幅は内部のゴム(細と太の2種類)を切り替えることで対応しており、使わないゴムの方は捨ててしまっていたのだが。

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□ハリケーン製コンドルハンドル

今まで、使用した事が無かったハリケーン製のハンドルを装着したところ、ハンドルの内径が異様に太く今までのバーエンドが流用出来ない(太い方のゴムを捨てていた為)事が発覚、これにより、新たなバーエンドを購入、装着することが必要となった訳だが…。

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□Newバージョン発売

上記の理由により、量販店等でバーエンドを求めてうろついた結果、面白いものを見つける。それは、fanaticとしては初めての、大型且つ重量級のバーエンド…今までにないデザインを見つけて購入する事にする。これは、FAZEにもBWSに使える新しい形状だ。

IMG_5143.JPG
□2種類+新Version

奥にある2種類が今までのバージョンで、手間にある大型且つ重量級のエンドが今回の新Version。なぜにこれかと言うと、太め用のゴムをBWSのバーエンドに流用し、新Versionの方をFAZEの方につけて見たいと思ったので。…でも重量級とは言えアルミだと軽いなぁ。

IMG_5144.JPG
□ゴム形状

ちなみに、文字だけで説明してきたゴムの種類だが、上記の画像の右端にある2種類のゴムがそれである。一番右にあるのが細い方で、その左側にある方が太い方。このゴムだけ調達できれば、バーエンドを購入しなくても済んだかなぁなんて思わないでもない。

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□手持ちのfanatic

…気が付けば、随分と増えたなぁ、fanaticのバーエンドも。今、FAZEに付いているのも含めれば5種類か。アルミにカラーアルマイト、と言う組み合わせだから、車体にカラーを馴染ませる為に何度も交換した結果…と言う事かな。ま、あって困るもんじゃなし、取って置くことにしよう。

さて、それではまずBWSの装着から始めるとしよう。

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□バーエンド装着

ん。んんんー。やっぱり、浮いてるなぁ…ハンドル自体が鍍金でキラキラしてるのに、バーエンドが梨地の艶消しだからなぁ…とは言え、バーエンドまであわせて鍍金にする気が起きないのでこれは保留。コンドルハンが心底気に入ったら、あらためて考えるとしよう。

次いで、FAZEのバーエンドを交換…と。

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□現在

現在のバーエンドはfanatic…ハンドルバーと同じ太さでグリップから見ると少々細いイメージ。でも、これはこれで、ハンドルを貫通している!ってイメージがあるので好み。なんでだろう、貫通タイプが好きなんだよなぁ…あ、マグラ等の社外セパハンに慣れてるせいか。

IMG_5183.JPG
□交換

これを購入しておいた大型のバーエンドに変更する予定。…大きさが偉く違うのに価格は据え置き。単純に重量だと倍以上違う…同じ材質である以上、基本コストは倍近く掛かると思うのだが。…しかし、同じガンメタなのに微妙に色が違う…のは、気のせい…じゃ、ない…よなぁ。

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□交換完了

んー。ゴツイなぁ。純正のバーエンドのようなゴツさがある。社外ハンドルなのに純正のようなゴツさ。んむ、それはそれで面白い…ね。但し、黒いハンドルに対してこのカラーは…ど、どうなんだろう。ハンドル自体をアルミ地そのままのカラーに変えてしまうのもアリかなぁ。

さて、FAZEは大した変更ではないのだけども、BWSの方はこれでようやくハンドル交換が完了。これまでとこれからの走り込みを見て、そろそろレビューを書いても良い頃かもしれないな…。FAZEのウィンカーの話が終わった辺りで、機会を見て書くことにしようか。
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2度目の、オイル交換…? [FAZE]

本来であれば、ウィンカーレンズ交換かあるいはバーエンドの装着について、取り上げようと思っていたのだが。先日の日記にてきのさんにコメントをいただいたこと、あわせて2度目のオイル交換を実施した際の疑問が発生したので、今回はネタを繰り上げて展開。

さて、オイル交換となればまずは、旧いオイルの除去から…

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□ドレンボルト脱

12mmのボルトを、メガネで逆回しで回すだけ…BWSの17mmと違ってトルクの掛かる工具も要らないし、至って楽な作業…あ、ボルトのワッシャーと磁石を忘れたなぁ…まぁ良いか、次回のオイル交換の時にでも交換しよう。と、思いつつ、今回も忘れたのだが。

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□エアも一緒に

オイルが抜けやすいよう、上からエアが入るようにフィルタキャップ…じゃなかった、純正のオイルレベルゲージを外しておく。あんまり意味は無いんだろうケドも、旧いオイルは交換前に少しでも抜いておきたいしね。…しかし、このゲージの径なら他車種から流用出来るな。

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□パタタターっと

余り粘度を感じさせずに抜けてくるオイル。まぁ粘度は標準的な範囲だしこんなものかなぁ。サボり過ぎると逆にドロッとするし問題ないだろう。そして今回も原付二種用の小さなオイルドレンを使用。今回はフィルタ交換も無いから、これで充分足りるだろう…うん、正解!

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□オイルジョッキ装填

抜けてくるオイルにエアが混じり始め、ジョボジョボと音を立て始めたので注入するオイルの用意。まずはオイルジョッキに一本目のオイルを全て入れる。1Lボトルだが実際には1.1L位の容量なのかな…ジョッキのメモリで見ても、大体そんなところだろう。

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□オイル抜き完了

数滴程度しか抜けなくなったので、ドレンボルトを戻して軽く締める。もう、回らないかな…という辺りまで〆て、もう一回だけ力を掛けてキュッと〆る。これで充分。12mmは細いので過剰なトルクは要らない。…それにしても、ちょっとオイルが少ない気もするなぁ。

…ま、いいや。オイルを入れてみれば分かるだろう。とジョッキから注入。実のトコ、オイル交換で一番時間が掛かるのってここなんだよねぇ。粘度があるとは言え、抜けるのはそんなに時間が掛からないし、後始末も面倒ではアレ、時間はさほどかからない。

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□レベルゲージ確認

さて、まずは一本目を注入完了!これでレベルゲージを確認し、次からは100cc単位でジョッキに移して足して行こう…と思ったのだが、この時点で既にレベルゲージの2/3を越えており、E/g的に必要充分な量を示している。あれ。あれれれれ。これでいいのか。

確か、「フィルタ交換時は1.7L、未交換時は1.4L(1.3L)」だった気がする。前回の作業時、規定どおりに試そうとしたら溢れそうになり、後で抜いた覚えがあるが…それにしても、1Lジョッキで過不足無く入っちゃうのは、ちょっと規定値と違い過ぎないかなぁ…。

あ、ひょっとしたらこのE/gは、E/gをかけて各部にオイルを回して多少なりとも減った状態で確認(いや理屈的にソレはおかしいのだが)するべきなのか!…と確認するも、少なくともゲージの1/2以上は入っており、規定値として充分なオイル量だと思えるのだが。

…うーん?このFAZEのE/g、メーカ指定の何がおかしくて何が正しいんだろう?

まず、250ccE/gに1Lのオイルという僕が実体験から学んだ過程を正解とする。…であれば、常用で5~6,000rpmの上記仕様のE/gならば2,500~3,000kmでオイルの交換、フィルタは6,000km以下、つまりオイル交換2回でフィルタ1回の交換が適正距離。

…にも関わらず、メーカ指定はオイル交換は5,000kmと倍近く、フィルタ交換もその倍となり10,000kmとなっている…が、本当なのか。いつの間にバイクのE/gはそんなに耐久性が高くなった?…ん?そうか、バイクと違ってスクーターはミッションオイルが別だからか。

今回のオイル交換後、交換前とE/gのフィールに変化が感じられる程には無い。これがバイクなら吹け上がりでも感じられるし、シフトフィーリングはもっと大きく変化する。つまるところ、そう言うことなのか?ギアによる劣化が無いので、オイルが長く持つという事なのだろうか。

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□8,155km

約8,000kmでの交換だから、次回は10,000km辺りかな。僕ルールでは目安は2,000km、限度は3,000kmで良いだろう。次回はフィルタ交換かぁ…純正は高いみたいだし、今度は違う社外のフィルタを探しておかないと…多分、べスラ辺りから出てると思うんだよなぁ。
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クリア?スモーク?ウィンカーレンズとバルブ。 [FAZE]

リプレイスパーツの少なさにおいては、BSの中で群を抜くのがFAZEである。以前のログにも少し上げたのだが、車体がモノトーンで統一され始めた今、ウィンカーをクリアーかあるいはスモークにしたい…のだが、当然、FAZE用のウィンカーレンズなど販売されていない。

また、FAZEのウィンカーとしてはPOSHからLEDキットが出ていたり、あるいはPLOTやDCRの貼り付けタイプが多く流用され、純正形状のレンズ交換が望まれていない節もある…が、僕はこの純正ウィンカーの形状が好きなのだ。問題はカラーのみ、最悪、シリコンで型を抜いて作成か…。

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□ウィンカーレンズ

…と、思っていたのだが、ウィンカーレンズを何とか入手。但し、FAZEに流用は可能なのだけれど、専用ではないとの事、本来の車種が不明(担当者が休みなのもあり)との事、一部、加工が必要との事。上記を踏まえた上での入手ではあるのだが。

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□表

…んー。見たところ、全く同じ造りに見えるなぁ…って表面が同じでないと流用出来ないか。しかしコレ、クリアレンズとの触れ込みだったが、完全なクリアって訳でも無いようだな。メットのシールドで言えば、ライトスモークが近い…そんな薄暗さというか濃さがある。

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□裏

…おお、なるほど。螺子を切る部分の切り欠きの形状が違う。FAZE純正はレンズに対して上に切り欠きがあるのに対し、このレンズは左側…レンズ外側に切り欠きがある。このまま取り付けるとすると、切り欠きの逆側が干渉して、ちゃんとレンズが本体に収まらない、と。

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□切り欠き切除

じゃあ、その部分を削っちゃえばいいじゃん…てコトで、アートナイフとニッパーで切り欠き部分を除去。これで、より奥側まで締込み過ぎてしまうが、それはウィンカー本体へのフィッティングと感触で調整できるから、これで装着は問題なし…だな。ん。ついでにアレもやるか。

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□タッピング

BWSのスモークレンズで異様に苦労したタッピング。今回は純正流用じゃなく、フィッティングも見ながらの作業の為、必要なトルクだけを手で確かめて作業となる。螺子を切っていく感触は最小限に抑える必要がある為、予め、タッピングスクリューでねじ山を作成。

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□準備完了

全てのウィンカーレンズに切り欠きの調整&ねじ山を切ってウィンカーレンズの下準備が完了。後は交換だけ…なのだが、問題はレンズの中に収容するウィンカーバルブ。通常はレンズがオレンジの為、中には単純に白色球のバルブがあるだけなのだが…。

BWSの時と同様に、ウィンカーレンズがカラーを為さない以上、バルブ自体が発光しないとウィンカーとして機能しない。それならば単純に色付き電球…アンバーバルブの装着で済むのだが、BWSほど濃いレンズでない為に、アンバーバルブは透けてしまう可能性がある。

…となれば、少しお高い(+1,000円程度か)クロームバルブ(見た目は鈍い銀色で、発光するとオレンジ)か、或いは、かなりお高い(+2,000円~3,000円程度)LEDバルブ(加えてハイフラ防止の為にリレーが必要)にするか、の選択肢が存在する訳だが…。

①アンバーバルブ:安価、但しウィンカーよりオレンジが透けて見える可能性大。
②クロームバルブ:やや高価、但しウィンカー点滅時以外はオレンジが見える可能性は低い。
③LEDバルブ:非常に高価、但しウィンカー点滅時以外は完全に無色。

んー。お値段ならば①、お財布が許すなら②かなぁ。ヘッドライトがキセノンではないハロゲンで、テールランプがLEDでも無いのにウィンカーだけLEDにする気は起きない。加えてハイフラ防止にリレーも必要…お値段よりもこれが面倒臭い…となれば、①か②…だな。

また、気になるのがFAZE独特…というかHONDA独特のポジションランプ。イグニッション・キーを捻ると共にフロントウィンカーが点灯する仕組みとなっているのだが…これを完全に切ってしまうか、それとも残すのか。夜間の車幅を他者に知らせるには便利な機能なのだが。

だが、ポジションがオレンジ色に点灯するとバルブの種別がどうあれ、走行中は常にフロントウィンカーがオレンジに点灯してしまう。対処としては、コネクタから一極抜けば良いだけなので簡単な作業ではあるのだが、この機能を残して起きたい気もする。

正直、HONDAのバイクと言うのはFAZEを除いて何一つ食指が動かない。その為、初めて購入したHONDA車であり、初めてのポジションランプ兼ウィンカーという機能に感動しているのも事実。んー。ぬー。バルブもさる事ながら、この辺りにも迷うなぁ…!
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メンテナンスフリー? [FAZE]

メンテナンスフリーとは、メンテナンスをしなくて良いものなのか、メンテナンスが出来ないものなのか。この辺り、意外と人によって受け止め方が違っていて面白い。まぁ、どう受け止めようとも「メンテナンスが出来ず、壊れたら即交換」と言うのは変わらない訳だが。

…って事で、メンテナンスフリーと言えばバッテリ。先日の震災から体調不良で寝込んでおり、加えてこのガス不足の為にずっと不動だったBWS君は当然のようにバッテリ上がり。普段のキシュシュどころか、キの音すらせずに、燃料ポンプのウィーンという作動音だけが駐輪場に響く。

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□絶賛☆充電中

そして、ココしばらく乗ってなかったBWSとは逆に、事故による回復を待っていたFAZEの方はメンテナンスをしていなかったなぁ、と思い出す。や、結構前に、オイル交換をしなければと考えていたような気が…あれから事故があったとは言え、かなり放置してないか?

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□FUCHS Scoot4

12月の半ばに、そろそろオイル交換…と思い、購入しておいたオイル。その1週間後位に件の事故があった為、部屋に飾りっ放しになっていたのだが…そろそろ交換時期だよなぁ。少なくとも、今のオイルにしたのが秋口だった気がするから、1シーズンは越えてるし。

こんな時、ログが残してあるのって便利でよいよね…と自分のblogを検索したところ、出てきた記録が4300km。確か、FAZEを中古で購入した時が1,600kmで、そのまま東北ツーリングに旅立ち、3,000km行くか行かないかで交換したんだっけ…とログを見て確認。

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□FactoryKONDO帰還後

…んー。7957km…とか表示されてんなぁ。約8,000kmとして3,700kmほど走行した、と。むー。一部では5,000とも6,000とも言われるFAZEのオイル交換時期だが、やはり目安は3,000kmだろう。今回は事故で間を空けた為に忘れていたが、これはそろそろ交換時期だな。

チマチマと小ネタも揃ってきた事だし、暇を見つけて弄れると良いなぁ。

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□こんなのとか

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□こんなのとか

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□こんなのとか

さて、明日…もう今夜、か。久しぶりに芝浦はスーパーレーサの予定。明日には充電も終わるだろうし、BWSで行こうかなぁ…それとも小ネタの仕込が終わっていれば…FAZEで行くのもいいな。…ここ数日、どうにも天気が不安定で出掛ける度に雨に降られがち。夜は晴れると良いなぁ。
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川崎は京浜工業地帯、プチ撮影mtg。 [FAZE]

カスタムが一段落し、幸運にも燃料が満タンに出来た…となれば、家でじっとしてられる訳も無く、ガスが残り少ねぇと嘆く友人を連れ出していつもの「なわて」へ。美味しいラーメンを頂きフレッシュネスで軽くお茶をして…とここまではいつものBWSmtgと同じ流れなのだが。

この日、一緒だった友人は、バイクの写真を撮るのが好きな人(僕はバイクオンリーだが)だったので工業地帯に撮影に。…は良いのだが、久しぶり過ぎてカメラの扱いを忘れかけてるわ、イマイチ上手く撮れないわ…だが、折角なのでここに残そう。

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□全体像

まずは分かり易く、右側全体像…マフラー&ブレーキが左側の為、意外と撮られ難いアングル。

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□フロント中心

今回、塗装したパーツが中心となるフロント。街頭に奥行きが感じられる用に意識。

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□左アングル

カスタムバイクの最も標準的なアングルで撮影。…かろうじて、ラインが見えるかどうか。

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□工業地帯

僕が良く撮影に使う、京浜工業地帯の背景。背景を飛ばしても綺麗だが車体をボカしても際立つ。

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□点灯

暗めのフィルターをつけ、点灯状態で撮影。…んーウィンカーがちょっと気になるかなぁ。

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□メーターとバイザー

お気に入りのアングル。僅かに見えるマスクが、今までとは違った表情に変えてくれる。

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□決めポーズ

アップハン車両に似合う決めポーズ。ポイントは見えなくてもカラーはこれでも分かるかな。

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□オイラ

友人に撮影して貰う。自分が乗ってる姿ってイメージし辛いのでこれもまた新鮮。胸ポケ〆忘れ。

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□W650&FAZE

友人のW650と…近未来的なデザインとクラシカルデザインの対比が面白い。

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□W650&FAZE

逆アングルから…工業地帯、と限定すれば、FAZEの方が背景に馴染んでいるかもしれない。

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□W650&FAZE

しかし、どう言い繕っても撮影に映えるのは、金属感に溢れるW650。撮っていて楽しい。

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□W650&FAZE

じゃあ逆に、W650の金属感(E/g等)を背景に、FAZEのマスクはどうだろと撮影。ん。イイね。

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□オマケ

ついでに、なわての塩ラーメンを撮影。被写界深度が浅いのでこんな仕上がりになるなぁ、食べ物は。ポスターや看板には良いんだけども、食べたと言うログにするならば普通のスナップの方が使い勝手は良いかもね。まぁ、バイク撮影と同じレンズに同じ手法だからだけども。

…んー。折角、凝った画像もblogだとイマイチ雰囲気が出ないなぁ。画像が小さいからか…でも、これ以上大きくすると作業ログとして残す時に見難くなっちゃうんだよなぁ。そろそろ、デザインを見直す時期かもしらん。まぁ、撮影の腕が未熟なのを誤魔化すには良いんだけどね。

>私信 BOSS-POTATOさま

コメントいただいたにも拘らず、気づくのが遅くなってしまいすみませぬm(__)mまた、今回は友人と出掛けていた為、その流れのままに…。ただ、ウチからも20分圏内と近い距離の為、また機会がございましたら、ゼヒゼヒご一緒出来ればと思っております。
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新生FAZE!pdoduced by FactoryKONDO [FAZE]

さて、先日の病気といい、相変わらずろくなニュースの無い僕の近辺…と思いきや、FactoryKONDOから連絡が!そう、塗装に出していたフロントマスクとフロントフェンダーの塗装完了の連絡である♪ これは早速、取付&引取り伺わなくては…!

…は良いのだが、ガスが無い。近隣のスタンドを回ってみるも、どこも軒並み閉店状態。 ちなみに、現時点での残量は燃料計でジャスト半分。 FAZEは満タンで12Lのタンクだから…ちょうど6Lと言う事か。 FAZE君の燃費がどう低く見積もっても1L辺り20kmは走る。

夏場だと30km後半の時もある…が今は真冬だしな。 となると、1L辺り20km×6Lで120kmは走れる…な。 でも、往復で120kmだと片道で60km程度しか走れん…な。 ウチ(大田区)から、FACTORYKONDO(埼玉野火止)ってどの位だろう。 片道で60km以上あるのかなぁ…帰りのどこかで給油出来れば良いのだが。

週末から少しは緩和される…との話もあるが、果たしてどうやら。今回も無茶を聞いていただいたお礼に手土産にと、安倍川餅を購入しちゃったし、今さら延期も難しい…となると明日はドキドキしつつ、ひたすらエコランと行くしかないか。5,000rpm(約70km)縛りの巡航で行くか。

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□フロントフェンダー着脱

…と、その前にフロントフェンダーを外していこう。前回はお店の前でKicks→純正に付け替えたのだが、やはり手間な上に、なによりも外したフェンダーが邪魔臭い。晴れていれば殆ど出番は無いんだし、今回はフロントフェンダーレス仕様でGo!

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□出発時

自宅から環八に合流する寸前に撮影。何とかゲージ的には半分…を切り始めた辺り。出来れば、赤いラインに入る前に帰宅したいモノである。ルートは環状八号をぐるっと回って国道254号線を下るだけ…概算だと50km以下だとは思うのだが…。

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□到着時

早朝に出た為に都内はそれなりに空いていた…のだが、このガスの枯渇状態でどこのスタンドも開店前から行列待ちの大渋滞。左一車線が殆ど潰れていた為、思わぬ渋滞に巻き込まれる…が、何とか到着。うん、思っていたよりかなり減りが遅い。これなら、余裕で帰れる。

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□FactoryKONDO

FactoryKONDO到着。8時前と言う凡そお店…個人宅とは言え、訪れて良い時間ではないが、今日も先述の手術跡の消毒がある。しかも土曜日とあって午前中(13時まで)と縛りがある為、致し方無し。注文・料金に加えて、引取り時間まで無茶を聞いてくれるnariさんに感謝。

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完成品

本邦初公開!…まぁnariさんのblog(ウチのblogにもリンクあり)を見ていれば丸分かりなのだが、恐らく殆どの方は見てないと思うので初公開だろう。Daytona HAMMER フロントフェイスとKicks X-RATEDのフロントフェンダーの塗装完了バージョンである。

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□Daytona HAMMER フロントフェイス

ただ、真っ白ってのもつまんないかなぁ…とか、マスクを持ち込んだ時点でいきなり言い出したオイラ。完全にNoプランで持ち込んで出来上がったのがコレ。nariさんのアイデアと僕のイメージの完成品である!うふふふ、思ったとおりに、このラインは映えるなぁ。

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□Kicks X-RATEDのフロントフェンダー

こちらは、表面を慣らして下地処理をし、左側のインテーク内側にFACTORY KONDOのロゴをワンポイントで…と大人し目な仕様。マスクのラインを下まで落とそうかとも思ったのだが、それにはフェンダーが短過ぎるのと形状的に難しいのでこちらはこの程度に収める。

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□Kicks X-RATEDのフロントフェンダー装着

こちらは純正を外しておいたので、代わりに新しいフェンダーをあてて嵌めるだけ。5mmヘキサ一本でフォークの前と後ろで一箇所ずつ×左右で4箇所止め。前はフォークに受けが後ろはフェンダー側に受けがある。作業工程は簡単で所要時間も数分で完了。

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□Daytona HAMMER フロントフェイス裏側

さて、マスクの装着…なのだが、基本的に裏側にある両面テープと、グローブボックス側にタッピングビスで止める方法なので、今回は裏側は塗装せず。まぁ一度車体に固定してしまえば、二度と見る部分でもないしこれで充分だろう、と言う事で。

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□Daytona HAMMER フロントフェイス装着

うし、ビス止めも完了して装着!むふー。思ったより良いイメージじゃないですかむふ。マスク単体だとちょっとラインが細いかな、車体から浮くかなとの懸案も吹き飛ぶ。ライト周りに黒い部分が残るから、単純に真っ白よりもこの方がライト周りに馴染んで良いね。

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□完成!

さて、それでは組み付けたフロント周りを公開!ちなみに、このラインが何をイメージして引かれたものか分かったらスゴイ。昨夜、友人に魅せたところ一発でばれたのだが、あれはきっと僕と同じ特殊な趣味を持っていたからに違いない。

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□LeftView

…と、車体全体で公開!まずは車体左側…大概、バイクはこのアングルで撮影される。特にカスタム車両は…何故かと言えば答は簡単で、マフラーにブレーキ周りにと弄るべきポイントがこちら側に集中しているから。自己主張をしたければ基本、左側の撮影となる。

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□RightView

…が、毎度毎度それではつまらないだろう!と言う事で、今回は右側にポイントを置いてみる。逆に右側からは白くなった…以上の変化は見えないはず。…まぁ、それでも充分にカスタム車両の良さは出ているが、あくまでポイントはこちら側からの視点である。

んーむ。イイね。フロント周りを白にまとめたので、FAZEのデザインが持っているマッシブ感がいい感じに増幅される。また、ラインを入れてポイントを作った事により、デザインに変化を生みつつ良くあるビクスクのオリジナルペイントとは一線を画す仕上がりに。

期待以上の出来と、更なるネタ(この辺りはまた後日…)を仕込み、手土産の安倍川餅を渡してFactoryKONDOを後に…ホントはもう少しお邪魔したかったんだが、今回は病院の制限時間があったので泣く泣くお暇させていただく。

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信号待ちにて

そして帰り道の途中、信号待ちで一人むひひひとほくそ笑む。今までは黒かったフロントが白くなった事もあり、視覚的な変化が大きい。それが、常に視界にある場所だと中々に満足度が高い。無駄に姿勢をよくして、フロントマスクを上から眺めたりしつつ帰途に着く。

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帰着時

思ったよりも大幅に燃料が残った…流石に丸々1/2は残らなかったが、それに近い残量…これで夕方から安心してなわてに行ける。んで、実際はどの程度の距離だったのだろう…とメータを確認。走行前が7886kmで走行後が7957kmだから71km…片道35.5kmか。

下道オンリーで行く為か、時間によっては酷い渋滞に巻き込まれる為か、イメージ的にはかなり遠かったのだが、実際には大した距離は無いんだなぁと気が付いた。そして、8時前に到着して、10時過ぎに向こうを出れば渋滞に巻き込まれずに帰れると言う事も。

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□遭遇

その後、燃料が思ったより残っていた為に、傷の薬(抗生剤・痛止)やアレルギー用の目薬を買いにFAZEでフラフラ…としていたら!ちょうど目の前で開店!と言うタイミングのスタンドを見つけたので、すぐさまUターンして入店…初めて来たなココ。

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満タン

やー、満タンってイイね!燃料に不安が無いのってイイね!今回の工程は、5000rpm縛りのエコランでのんびりと走っていたのが、燃料が入った途端にガバ開け。元々、1秒でも早くスロットルを開け、1秒でもブレーキを我慢、と言う走り方をする僕にはストレスだったエコラン。

…とは言え、BWSみたいにズバッと加速はしないんだけどね、FAZE。その代わりに今日みたいな走りでも、多少のストレスで済むのはアリガタイかなぁ。ん。やっぱりこの子はのんびり系の燃費重視の性格だしWRの軽量化も当分は見送りだな。

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□新生FAZE君

外装も大きく変えて、これで今回のカスタムも一段落だし…ね。実際は今回の変更に合せての小ネタもあるのだが、流石に今月はこれ以上の出費はキツイ。何気にFAZEの修理代金は、未だに加害者から払い込まれていないし、ね。ま、のんびりとやっていくか。

しかし、渇望していた燃料が手に入り、カスタムが一段落下ばかりとなると走りに行きたくなる…そして、写真でも撮りに行きたくなるのが人の常。…って事で、今日は久しぶりにデジ一を抱えて、FAZEの写真を撮りに行く事としようか。
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小さな拘りというか。 [FAZE]

先日のハイスロが少し気になって、溝口2りんかんを再訪…したのは良いのだが、なんと棚卸し当日にヒット。しかも、外にいた店員を捕まえたところSALE品ははけたとの話…くっそ、こんなトコまで来たのに!と、考えた辺りで、ここからなら府中2りんかんも遠くないなぁ…と気が付いた。

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□コレは無いだろ

BEAMSマフラーの特徴ではあるのだが、サイレンサーステーの作りが微妙なのと、サイレンサーバンドを固定する部分が酷い。通常なら見栄えが酷く悪くなるのでバンドはステーの内側に止める。また、ボルトの頭が見えないように、ステーの内部に入れる等の作りなのだが。

上記の画像から分かるとおり、かなりBEAMSのステーは酷い。上に挙げた欠点プラス、ボルトの長さが1cm以上も余っている為にかなり飛び出してしまっている。…まぁ、コレは特定の角度からしか見えないとしても、どんだけ汎用品で使いまわすんだよってレベル。

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□POSH キャップホルダーセット10mm1,260円

…とは言え、SS400でも同じ欠陥は味わっているので、今回はサクッと解決!POSH製のボルトフランジをつけることで、パッと見には「ボルト丸出し」が誤魔化せるのである。が、前回のフランジはサイレンサーのカラーに合わせてオレンジを採用…今回は使えない。

そして、ボルトフランジは大体、どこの量販店でも扱っているのだが、サイズは6~8mmでuntlion製が殆ど。特にウチの周囲(南海部品大田、ラフロ川崎、溝口2りんかん、世田谷NAPS、港北NAPS等)ではPOSH製品の扱いが無く、10mm等論外なのだ…。

その為、10mmのボルトフランジを手に入れる為には、府中2りんかん…片道35kmと言う道のりを経る必要があるのだが、この為にその距離はなぁ…と思っていたのだが、溝口まで来てしまえば、246→府中街道→鶴川街道→甲州街道、とそんなに遠く(感じ)無いので購入してきた。

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□ホルダー装着前

上の画像を、真横から見るとボルトの頭が丸見えになっている。

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□ホルダー装着後

それにボルトフランジを被せる事により、パッと見には…ボルトのむき出し感が誤魔化される。

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□全体画像

さて、装着後のイメージは…というと、この画像では分からない程度の変更でしかなく、見慣れていないと変更したのすら分からない…いや、友達のバイクと言うレベルだったら見慣れてても分からない程度の小さな変化である。でも、気になる部分が潰せたのでこれで正解。

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□アップで

…んで、早速、アップで撮ってみたりする。どうと言う訳でもないのだが…ボルトが気になっている内は自然とこういったアングルを避けるようになってしまうのだ。いわゆる、見たくない部分と言うヤツで。手間(走行距離)を考えると、大した意味はないのだが、気分的にちょっとよろしい感じ。
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スクーターデイズ。 [FAZE]

年末の事故より、FAZEが帰還してもうすぐ半月…ようやく、駐輪場に2台が並んでいるのにも慣れてきた。…そういえば、今までは2台体制になると遠からず、一台を手放してしまっていたが…。

D-TRACKERとSR400の2台体制の維持がきつくなり、手放してしまったのもちょうどこんな時期…ケツメイシのさくらが流れる頃だったなぁ、とふと思い出す。あの時もちょうど、求職中だったっけ…。

ん?そういえば、初めて自分のバイク(Bandit400V)に乗り出したのも、ちょうどサクラの季節だった気がする。季節に関係なく乗りまくる僕にとっては、ちょっとした偶然かもしれない。

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そして、現在の相方たるFAZE君とBWS君。短距離用のBWS(15km以内)と、長距離用のFAZE(20km以上)とで上手く棲み分けが出来ている。BWSはバッテリが弱いので、その分、コマめに始動出来る短距離用という用途も車体的に相性がイイ。

気分的には、「走りたい」時にはBWSで、どこかへ「行きたい」時はFAZE。車体の性格がそう出来ている為…ではないか。BWSは僕の好みに合わせて弄繰り回した挙句、やたらとスプリントな性格になっただけなのだが。 元はもっと穏やかな子だったような記憶があるし。

最近、気が付いたのだがBWSとFAZEでは巡航速度が少し違う。 FAZEは移動をメインとするので、どこでも40~70km/h程度がメインなのに対し、BWSは80~90km/h。排気量が違うのに…と思いきや、加速が全く違う事と、走る目的が違うので、自然とBWSの巡航速度が高くなる。

大体、街中での移動は40km/h程度が多いと思うが、BWSに関してははスタートから一気に60km/hまで簡単に加速してしまい、そこからなかなか落とさないままに走ってしまうからだろう。70km/h以上…6000rpm以上が気持ちよく回るせいだろうか。

加えてガソリンの種別(値段)も違う。FAZEはレギュラー、 BWSはハイオクな上に、そんな走りをする物だから、1L辺り20km平均と財布にキビシイ。しかしFAZEはレギュラーな上に、のんびり走るから1L辺り30~35km平均で非常に財布に優しかったりする。

どちらも趣味な車体とは言え、使用用途や方向性がキッチリと分かれているので、どちらも満遍なく乗れている今が一番、バランスが良いのだろう。過去に手放した時は、殆ど乗れなくて…と言う理由が多い。ZX-10RからFAZEに乗り換えたのも、それが一番の理由だったし…ね。

傍目には中型と小型のスクーターが2台体制と言う、微妙な状況に見えるかもしれないが、これはこれで楽しめているので問題無し、と。楽しきかな、スクーターデイズ。しかし、近年稀に見る不人気車種FAZEと、輸入車となる台湾YAMAHAの欠陥車BWS。

この組み合わせでスクーター2台体制てのは、ちょっと偏りが過ぎるかもしれないが…僕の他にこんな組み合わせの人はいないんだろうなぁと思うと、それが面白くもあったり。

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