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あの事故から、2年。 [Diary ‐雑感‐]

2015年6月4日…2年前の、今日。あの、大きな事故から2年が経過した。

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□事故当時

気が付けば、病院に居た。

今までの経験から、ああ事故に合ったか…とは感じたが、今までにない痛みと不自由さに重傷である事をボンヤリと知る。咄嗟に考えたのは、被害者が居なければ良いな、と。

事故時の状況が分からないまでも、普段の走行から加害者になる可能性は少ない…後に加害者の不注意による左折巻き込みと知る…そして冷静になると同時に気づく症状の重さ。

「外傷性硬膜下血腫」「外傷性脳挫傷」、頭蓋骨の骨折が「右前頭骨骨折」「上顎骨骨折」、右腕の骨折となる「右橈骨遠位端骨折」…後に左手首の骨折も明らかになる。

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□後遺障害

事故後から一年が経過、右橈骨遠位端骨折に関するリハビリが完了し、再度、脳の高次機能障害を鑑定、手首と脳の等級を併合し、後遺障害6級と言う重い認定となる。

端的に言えば右手首は角度不全…一般的な健常者に比較して稼働域が狭く、脳の障害に関して言えば、労働能力の67%減と言う重大な障害が残る結果となる。

脳の障害は普段の生活に影響を及ぼす部分もあり、右手首は生活に大きな支障はない…が、一定の角度で軽度の痺れがあるし、角度的にもうスポーツ・レーサー系は乗れない。

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□2017年6月

今日で事故から2年が経過し、現在の状況を確認する為、事故現場を訪れてみる。

加害者車輌の接触により、自車輌を叩き付けるような結果となった街路樹は、未だ大きな回復を見せておらず、自身の戻らぬ機能を目にする様で見ているのが辛い。

昨年の11月、簡易裁判の上で加害者への沙汰が下り、交通事故としてはほぼ最大の罰金(反則金では無い)の支払い命令が下された事も知っている。

もう、2年も経過している為、加害者への感情はかなり風化している。

症状が重く経過観察(及び症状の固定)に時間が必要とされた為、事故後の動きに時間が掛かったからだろう…ようやく労災での障害等級認定が終わりそうな気配の昨今である。

…ここからようやく裁判が開始する。加害者及び契約保険会社を対象として。

事故の発生より3年目となる今、未だ終わらぬ状況に精神的な疲労は濃い…が、時間を掛けても裁判を行うとしても、キチンと終わらせる予定である。

2018年の今頃には、全てが片付いている…であろう事を祈りたい。
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