SSブログ

【オイル交換】考察その3.工具購入と交換方法について【W650】 [W650('99)]

前回と変わらず選択オイルに悩む日々。

…はとりあえずさておき、サービスマニュアルの読込と必要工具は揃えて置く事にする。作業内容の確認と必要工具の洗出し、調達は作業前段として可能なので。

IMG_6940.JPG
□オイル記載要綱

推奨オイル カワサキ純正4サイクルオイル
等級
SE、SFまたはSG(EJ650-A1・C1)
API分類 SE、SFまたはSG
API分類 SHまたはSJ(JASO MA規格適合品)
粘度
SAE 10W-40
容量
2.5L(フィルタを取り外さない時)
2.8L(フィルタを取り外した時)
3.0L(完全分解乾燥時)

…上記が、サービスマニュアルにある記載事項。APIの分類とかSAEの意味とかは各自で調べる様に。市販純正オイルのグレードだとSGかSJになるのが分かる。

粘度が10W-40なのは標準的なところか。オイル量は以前に調べた通り…に加えて、完全分解乾燥時が記載。これはプロでも必要の無い事項の様な気がしないでも。

IMG_6931.JPG
□3.5Lオイルパン

上記容量を鑑みるに最低でも3Lの排出が可能なオイルパン…と調べ、余裕を見て3.5Lのオイルパンを購入。色々と代用は可能だがやはり専用品は使い易いからね。

意外と小さく、容量(サイズ)的にBでの運搬は厳しいか…と思いきや、ステップボードからはみ出す事も無く積載が可能。近所とは言えコレはありがたい。

IMG_6933.JPG
□3Lオイルジョッキ

最大使用量3Lの為、適合サイズをチョイス。容量が少ないのは数回に分ける必要があるし、容量が大きいと刻まれた目盛が大きくなるので使い難くなる。

しかし、1L用と2L用とオイルジョッキが二つ…部屋に置くには邪魔だなあコレ。ジョッキのサイズもあるが、オイルまみれになるツールだから、なあ。

IMG_6934.JPG
□65mmフィルタレンチ

量販店で売られる「各社用」からは外れるサイズらしい…最低限の機能のみの為、激安価格で330円。もしサイズに誤りがあったとしても許せる価格である。

Wを手放して場所塞ぎとなった場合、躊躇いなく捨てる事が出来る価格とも言える。まあ、工具を捨てる事は無いんだけどね。でも特殊工具箱には仕舞い込みそうだ。

IMG_6935.JPG
□オイルフィルタ

純正オイルフィルタが量販店にあれば良いのだが、見当たらないので社外品。FAZE等でも使用していたvesrahのフィルタ。純正より高いのか安いのかも謎。

ブレーキパッドは死ぬほどクソなメーカーだが、フィルタなら問題無かろう。

IMG_6936.JPG
□チェック

フィルタレンチとフィルタサイズが適合するか、室内にて噛み合わせてチェック…うし、ピッタリと嵌る。フィルタとレンチ、両方、間違えていなければ問題無し、と。

で、ここからはサービスマニュアルの読み込み…なので記載する事も無いのだが。オイル交換に関する記載がある部分を、サービスマニュアルより転載する。

IMG_6937.JPG
□サービスマニュアル

オイル交換なんて、ドレンボルトを外して、カートリッジ(あるいはフィルタ)を交換するだけ…と言えばそうなんだけどね。ARK店を除けば店の人も見てないだろうし。

webにある誰かのページを見ても、作業は可能だろう。失敗の可能性も少ない。

でも逆に、自分のページを見て作業をした人が失敗…しかも自身の意訳の部分でとなると寝覚めが悪いのもあり、自身の確認としてここに載せてみたりする。

IMG_6944.JPG
□【オイル交換の項】

●充分暖気運転した後、エンジンを止める。
●エンジンの下に受け皿を置き、ドレンボルト[A]を外し、オイルを抜き取る。
○オイル注入口キャップを取り外す。
○オイルフィルタ(カートリッジフィルタ)を取り外すと内部の残留オイルを抜き取る事が出来る(オイルフィルタ交換の項を参照)。
●取り外したオイルフィルタを交換する。
オイルを抜き取った後、ドレンボルトを締め付ける。
ドレンボルトのガスケットに損傷があれば、新品と交換する。
トルク
オイルドレンボルト:20N.m(2.0kfg.m)
オイルフィルタ:18N.m(1.8kfg.m)
オイル注入口キャップ:1.5N.m(0.15kfg.m)

●既定のエンジンオイルを注入し、オイルレベルを点検する。

オイル吸入口キャップって手締め以外の方法が無いというか、対応工具が無いと思うのだが何故に締め付けトルクが乗っているのだろうという不思議。あるのかな。

IMG_6946.JPG
□【オイルフィルタ交換の項-フィルタ取り外し】

●エンジンオイルを抜き取る
●オイルフィルタキャップボルト[A]を外し、フィルタキャップ[B]を取り外す。
○オイルフィルタダンパも一緒に取り外す。

●オイルフィルタ[A]をオイルフィルタレンチ[A]で取り外す。
特殊工具ーオイルフィルタレンチ:57001-1249

*実際には1ページなのだけども、読めるレベルでの画像となると2枚となるので分割。

オイルフィルタダンパってなんだろう。文脈と車体を見るにフィルタを抑え込んでいるカバーなのかしら…あまり、ダンパー感は無いけれども。

IMG_6949.JPG
□【オイルフィルタ交換の項-フィルタ取り付け】

●オイルフィルタのOリング[A]にオイルを塗布し、既定のトルクまたは手締めで一杯に締め付ける。
トルク-オイルフィルタ:18N.m(1.8kfg.m)
●オイルフィルタキャップボルトにねじロック剤を塗布し、締め付ける。
トルク-オイルフィルタ:11N.m(1.1kfg.m)
●既定のエンジンオイルを注入する(エンジンオイルの交換の項参照)。

…フィルタのリング?フィルタ本体に塗布では無く?設置面が噛み過ぎない様に、と言う事かな。webで見てるとフィルタに塗布…とあるがやはりアレは要らないのか。

オイル経路にエアが…と書いてあったりすが、精々、プレッシャーが反応するかどうか程度だよなあ。規定のオイルが内部にあれば、一時的にエアを噛んでも問題無いだろうし。

まあ、大体は覚えた…と言うか、想像通りだった。…がフィルタのリングへの塗布、は気付けてなかったか。細かいところだけども意外と大事だよな。

さて、オイル用の表を作成して検討、使用するオイルを確定しないとだな。

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

nice! 0

コメント 2

ぶ

こんにちは。

オイル注入口キャップのトルク。。。。なんか川崎らしいというか(^_^;) その前に1.5N.m。。。。無理っ うちの持ってるのでも、最小5N.mですから(^_^;)

あとOリングへの塗布は、定番ですね。昔々。。。。コレを忘れて、漏った経験かあります。滑りを良くして、均一に接するようにさせてるんじゃないでしょうか? ガスケット類も、グリス塗布で貼り付き防止とかもありますし。。。
by (2017-01-21 13:06) 

アキヒト

どもこんばんわ。

無駄に細かい指定がありますよねえ、カワサキ。
肝心の分解…はまだしも取付なんて、「付ける」だけで終る時もあるのに。

>1.5N.m。。。。無理っ
逆にどんな感触か、知りたくなりますよね。

>あとOリングへの塗布は、定番ですね。
あらま、そうなんですか?
なるほど接地面への潤滑としてのオイルでしたか。

…次回から、塗ります(^^;)
by アキヒト (2017-01-22 18:13) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。