W650、セカンドインプレッション! [W650全般]
Wがウチに来て2か月が経過…そろそろ馴染んだし、セカンドインプレッションと行こう。
…等と言いつつも、平日は乗れず、間に手術&入院があり乗れ無い期間もそれなり…加えて、週末の雨と回数は少ないのだが、それなりに乗れるようにはなったと思うので。
□シャレオツな街並みにも
週末は可能な限りWに乗る時間を作り、「走る」事だけでは無く、今まではBを出していた場面でも極力、Wに乗ってみる事にする。きっとその中で見えてくるモノがある。
10Rの様に高速主体のマシンでは無く、CB550の様に走る事自体が特別な旧車でも無く…ホワイトデーのプレゼントを買いに行く、街中へもふらりと足を向ける日常の走り。
そして、シャレオツな街中にも溶け込み、それでいて映えるWを再発見する。
□神社仏閣にも
距離を走る必要は無く、低速でも良いからひたすらに時間を掛ける。乗り続ける、跨り続ける事で見えてくる車体がある。少なくとも、Wはそれが苦になる車体じゃない。
今までBで走った場所をゆっくりと回る。いつもの様に自分の流れを作るのではなく、車の流れに身を置いてみる。それを繰り返し、少しずつ身体にWを慣らしていく為の走り。
まさに日常、そう思えるWの走り。それでいて特別。神社仏閣などにも映えるW。
【セカンド・インプレッション】
【車体】
とにかく重い、と感じたW650。これは単純な重量では無く、E/gマウントの低さによる重心の低さから来る取り回しの重さが、そう感じさせていた可能性が高いと思われる。
また、650言う排気量の割には低い45馬力かつその出力特性。これは40年も前のCB550の50馬力を排気量で上回るのに出力が低過ぎる。これも全体的な鈍さに繋がる気がする。
【ハンドリング】
おそらく基本ディメンションがアップハンドル。ローハンドルとした場合、身長177cmである自分でもハンドルが遠く感じ、ハンドルによる操作が重く感じれる要因の一つ。
そして乗り慣れると意外に軽快なハンドリング…これが30年前の車体ならそう評価出来るのだが、やはり現代のバイクとしては遠く重く感じてしまうのは否めない。
【E/g特性】
正確なデータを基の理屈では無い…が、恐らくはフライホイールが重くて大き過ぎる可能性が高い。フラホは大きく重ければ加速時に重く、減速時に抵抗が大きくなるから。
フラホの重量化はトルク感の増大にも繋がるが、重くて鈍重なE/gの性格となり易く、また減速時の抵抗…エンブレが強めに出る為に乗り易いE/gとは言えない難点がある。
【総評】
重く鈍重なE/g特性に、それを低くマウントしたが故に運動性をスポイルしたフレーム。前回と同様に性能底上げの出来ない部分での評価として、この結果となる。
良く言えば大型免許を取得したばかりの、ビッグバイクビギナーにはおススメ。
パワーが低くトルク特性もさほど極端では無く動きの鈍い車体…全てが鈍重であるがゆえに、突発的な動きを、この車体は、全くしないという利点があるから。
但し、現代のハイパフォーマンスな車体に慣れていて、なおかつ大型バイクでその先を見たいというユーザにはおススメできる車体では無い事も確かだと思う。
【個人的インプレ】
色々と上記に述べたけれども、W650自体が持っている基本性質としての欠点には、ほぼ慣れたように思う。そして慣れてしまえば、まぁこんなものかと思える程度でもある。
出力特性に難があるE/gではあるものの、これはこれでありだと思えるし、何といえば良いのか…車体に急かされない、そう感じられる今までで初めてのバイクかもしれない。
そして、全体的に重く感じさせる癖に、日常使いでも大きな不満を感じさせないのは大きな利点ではあると思う。イメージとしては重くどっしりと構えたSR400が近いか。
年齢を重ねてそこそこに車歴があり、Wの持つ特異性が自分のフィールに合うようになれば…良い車体なんじゃないかな、この子は、と思えるようにはなってきている。
でも10年前の自分なら否定しただろうし、20年前なら欠陥車に見えたと思う。
そんな訳でここは前回と同様、万人受けは厳しく好みにはハマれば良い車体…てところかなあ。ただ、最初からここに来るよりは色々と経験してからの方が良いかもしれないね。
□比較対象
蛇足ではあるが、Wを評価する軸の一つにあるBについても、ちと語っておこう。
Bは4st125ccスクーターの中で、ほぼ最高クラスにホイールベースが短く、車重が軽く…その上で、軽量化と操作部も含めたミニマム化を推し進めた車体なのがうちの子。
小さく軽く高回転型E/g…と言う事で、ほぼWと真逆の性格となる訳だが、この子を月~金で乗っており、Wは土日のどちらか…となる為、感覚が都度都度リセットされがち。
それを踏まえた上…その影響もある中でのインプレである、と補足しておく事にする。
…等と言いつつも、平日は乗れず、間に手術&入院があり乗れ無い期間もそれなり…加えて、週末の雨と回数は少ないのだが、それなりに乗れるようにはなったと思うので。
□シャレオツな街並みにも
週末は可能な限りWに乗る時間を作り、「走る」事だけでは無く、今まではBを出していた場面でも極力、Wに乗ってみる事にする。きっとその中で見えてくるモノがある。
10Rの様に高速主体のマシンでは無く、CB550の様に走る事自体が特別な旧車でも無く…ホワイトデーのプレゼントを買いに行く、街中へもふらりと足を向ける日常の走り。
そして、シャレオツな街中にも溶け込み、それでいて映えるWを再発見する。
□神社仏閣にも
距離を走る必要は無く、低速でも良いからひたすらに時間を掛ける。乗り続ける、跨り続ける事で見えてくる車体がある。少なくとも、Wはそれが苦になる車体じゃない。
今までBで走った場所をゆっくりと回る。いつもの様に自分の流れを作るのではなく、車の流れに身を置いてみる。それを繰り返し、少しずつ身体にWを慣らしていく為の走り。
まさに日常、そう思えるWの走り。それでいて特別。神社仏閣などにも映えるW。
【セカンド・インプレッション】
【車体】
とにかく重い、と感じたW650。これは単純な重量では無く、E/gマウントの低さによる重心の低さから来る取り回しの重さが、そう感じさせていた可能性が高いと思われる。
また、650言う排気量の割には低い45馬力かつその出力特性。これは40年も前のCB550の50馬力を排気量で上回るのに出力が低過ぎる。これも全体的な鈍さに繋がる気がする。
【ハンドリング】
おそらく基本ディメンションがアップハンドル。ローハンドルとした場合、身長177cmである自分でもハンドルが遠く感じ、ハンドルによる操作が重く感じれる要因の一つ。
そして乗り慣れると意外に軽快なハンドリング…これが30年前の車体ならそう評価出来るのだが、やはり現代のバイクとしては遠く重く感じてしまうのは否めない。
【E/g特性】
正確なデータを基の理屈では無い…が、恐らくはフライホイールが重くて大き過ぎる可能性が高い。フラホは大きく重ければ加速時に重く、減速時に抵抗が大きくなるから。
フラホの重量化はトルク感の増大にも繋がるが、重くて鈍重なE/gの性格となり易く、また減速時の抵抗…エンブレが強めに出る為に乗り易いE/gとは言えない難点がある。
【総評】
重く鈍重なE/g特性に、それを低くマウントしたが故に運動性をスポイルしたフレーム。前回と同様に性能底上げの出来ない部分での評価として、この結果となる。
良く言えば大型免許を取得したばかりの、ビッグバイクビギナーにはおススメ。
パワーが低くトルク特性もさほど極端では無く動きの鈍い車体…全てが鈍重であるがゆえに、突発的な動きを、この車体は、全くしないという利点があるから。
但し、現代のハイパフォーマンスな車体に慣れていて、なおかつ大型バイクでその先を見たいというユーザにはおススメできる車体では無い事も確かだと思う。
【個人的インプレ】
色々と上記に述べたけれども、W650自体が持っている基本性質としての欠点には、ほぼ慣れたように思う。そして慣れてしまえば、まぁこんなものかと思える程度でもある。
出力特性に難があるE/gではあるものの、これはこれでありだと思えるし、何といえば良いのか…車体に急かされない、そう感じられる今までで初めてのバイクかもしれない。
そして、全体的に重く感じさせる癖に、日常使いでも大きな不満を感じさせないのは大きな利点ではあると思う。イメージとしては重くどっしりと構えたSR400が近いか。
年齢を重ねてそこそこに車歴があり、Wの持つ特異性が自分のフィールに合うようになれば…良い車体なんじゃないかな、この子は、と思えるようにはなってきている。
でも10年前の自分なら否定しただろうし、20年前なら欠陥車に見えたと思う。
そんな訳でここは前回と同様、万人受けは厳しく好みにはハマれば良い車体…てところかなあ。ただ、最初からここに来るよりは色々と経験してからの方が良いかもしれないね。
□比較対象
蛇足ではあるが、Wを評価する軸の一つにあるBについても、ちと語っておこう。
Bは4st125ccスクーターの中で、ほぼ最高クラスにホイールベースが短く、車重が軽く…その上で、軽量化と操作部も含めたミニマム化を推し進めた車体なのがうちの子。
小さく軽く高回転型E/g…と言う事で、ほぼWと真逆の性格となる訳だが、この子を月~金で乗っており、Wは土日のどちらか…となる為、感覚が都度都度リセットされがち。
それを踏まえた上…その影響もある中でのインプレである、と補足しておく事にする。
2016-04-08 01:07
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